2011年5月27日金曜日

崩れ動く巨石群


平成10年に指定された「いばらき森林浴の道100選」のひとつ「佐白山」(標高182m)の「笠間城跡」にも行くことにしました。
山頂ちかくは、ロープが張られて「危険ですので近寄らないでください」の貼り紙があったので、貼り紙のない別の道から入ってみたら、地割れがしていて石造りのベンチが傾いていました。木々が生い茂っているので、三角点のある場所も見晴らしがありませんでした。
佐志能神社への石段のところにも貼り紙がされていましたが、だいぶ昔に造られたような手堀り加工の石段はしっかりしていそうでした。登ってゆくと城壁石積みが一部崩壊してました。さらに神社拝殿に向かって左側の土台が崩れていて、ブルーシートがかけられていました。崩壊の少ない右側から本殿の裏手へ回ってゆくと、本殿を囲むように瓦と土で造られた塀が崩落していました。


「山頂に鎮座する佐志能神社の奥、巨岩が重なり合う石倉からは、霞ヶ浦や鹿島灘まで望むことができます」と案内掲示があったので「石倉」へも行ってみました。
たぶん何百年も微動すらしなかったかもしれない巨岩が、「さっき移動しました!!」みたいな感じになっていました。亀裂の入った岩を触ったら、、、ぐらぐらと動きました(^^;)
写真の黒っぽい岩は、帰宅してからネットで検索してでてきた写真と明らかに位置が違っています。
来た道と違う山道を歩いてみましたが、無事に一度通ったところへ戻れました。この冒険(?)で、100メートルくらいありそうな小さなトンネルをみつけました。内部は全て鉄板で蔽われていて、不良の落書きがいっぱいされてました。
「石倉」については、笠間市のホームページにも掲載されていますが、危険な現況はまったく情報が反映されていません。まっ、お役所仕事ですからね(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿