2011年5月31日火曜日

はいからひばち


大地震がなければ、3月12日に梅の花見に行くはずだった茨城県水戸市へと行きました。
毎日公表されている放射線量が水戸市だけ大幅に大きい数値になっているのは、測定している高さが低い(2mちょっと?)ことによるものだそうです。もともと人体に影響のでるような数値になるはずがないという前提で、とりあえず記録してきただけでしょうから測定場所の高さは決まりなどなくて、群馬県などは30m以上も上空で測定しているとのことです。セシウムなどの放射性元素は重いので地表に近いところのほうが濃くなってしまう仕組みなのでしょう。
秋葉原あたりで数万円の販売価格となっているガイガーカウンターは、中国での原価300円くらいのものもあるのだとか、、、複数購入してもそれぞれ違う値を計測しそうですね(笑)
日本三名園のひとつである「偕楽園」の梅の花はもう咲いていないので、今回は明治14(1881)年に建てられたという「旧水海道小学校本館」を見に行くことにしました。
明治10年代における茨城県下唯一の洋風建築の遺構だそうです。最初は、水海道市(現在は、常総市)横町に建てられ、1921年(大正10年)に同市栄町に移築、さらに1971年(昭和46年)、市から県立博物館へ寄贈されて、茨城県立歴史館の敷地内に移築する時に創建時の姿に復元されたとのことです。木造2階建てで「塔屋」が付いています。創建当時にこの小学校で学んで現在も生きている人はいるのでしょうか???
1階部分だけは中に入れたようですが、地震の影響で「小学校本館内の見学はできません。復旧するまでもうしばらくお待ちください。」という貼り紙がされていて、施錠されていました。玄関から中を覗いてみるとスリッパが沢山ならんで見えたので、靴を脱いで見学していたようです。
小学校の校舎として、こんなに美しい建物を造ってしまうというのも凄い時代です。

2 件のコメント:

  1. まるで、洋館ですね、小学校とは、とても。

    雰囲気の出た、いい写真ですね。

    色気がすごくあって、いいです。

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    それにしても、よく遠くに出かけますね。

    うちなんか、からだったら、特急使って、3時間。

    普通だったら、4時間かかってしまう。

    去年の、サンバ、大泉町行きを思い出します。

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  2. 昭和15年当時横浜にはコンクリ建ての小学校がありました。
    二階建てで階段はなくてスロープでした。
    ダルマストーブなんて野暮なものではなくデロンギみたいな暖房が完備してました。
    当時の浜っ子は江戸っ子を田舎もんと思ってました。

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