2010年11月30日火曜日

まもなく極月ごくごく師走のしわよせ



昨夕は、「六義園」に寄ってから帰ってきました。「紅葉と大名庭園のライトアップ」は、11月10日から始まっているので、昨日はびっくりするほどの人出にはなっていませんでした。ライトアップは、12月5日までです。

三脚の使用は全面的に禁止ということではないことが、抜け穴のようになっているのか、一眼レフで撮っている人の殆どは三脚を使っていました。掲示写真は、F値4.3というとっても暗いレンズをズームでさらに暗くしていますが、自動でデジタル処理・補正してくれるので、手持ちでもたいしてぶれることなく撮れました(^^)

たぶんここの照明もデザインは、石井幹子によるものだと思います。全体的に暗くてデートコースには良いかもしれませんけど写真向きではないようなライトアップです。ライトアップされた紅葉を撮るのが目的ならば他を探した方がよいでしょう、、。

夕方はそんなに寒くない感じでしたが、夜も9時を過ぎたくらいになると、だいぶ冷え込んで来ました。

2010年11月28日日曜日

むさし野にかたり伝えし在原の



昨日行くつもりでいた新座市野火止にある平林寺へ行きました。今日、予定していた栃木県大平山の謙信平は次のお休みの日では紅葉が手遅れ足遅れとなってしまうかもしれません(^^;)

平林寺へは、東武東上線志木駅や西武池袋線ひばりヶ丘駅などからバスに乗ってゆく人が多いようですが、JR武蔵野線新座駅から歩いてゆくことにしました。

開門ちょうどの午前九時に到着したら、、、もう既に凄い数の人が並んでいました。拝観料は、昨年300円でしたが、500円になっていました。ん~、、これは何%の値上げとなるのかは、計算方法が分かりません(^^;)

正式名称は、「金鳳山平林禅寺」という臨済宗のお寺です。14世紀に現在のさいたま市岩槻区に創建され、江戸時代に野火止へと移ったそうです。江戸時代に川越城主だった松平家の広大な霊廟があります。敷地は13万坪です。この外周は一体どのくらいの距離になるのか、これまた計算方法が分かりません(笑)

坊主丸儲けの拝観入場者数ですが、墓地の新規分譲とか葬式などの収入はほとんどなさそうに見えます。境内には、売店も自動販売機もありません。入口近くで朱印状やお守りと一緒に食べ物は「精進しぐれ」という佃煮(?)が売られているだけのようです。

昨年は、11月20日に行って、遊歩道のほうはあまり紅葉していませんでした。田山花袋は「武蔵野の昔の匂いを嗅ごうとするには野火止の平林寺付近が好いね」と言ったそうです。パンフレットに記載されている散策コースは、A・B・Cの3ルートあります。一番長いコースは、2.3Kmで所要約1時間となってました。朝の9時過ぎから午後2時半頃までずっと境内を歩き回っていたので、いったいどのくらいの距離を歩いたのか、、、けっこう疲れました。

新座市は、マンホールまで紅葉の葉デザインです。道案内看板などは、鉄腕アトム、、、これは手塚プロダクションのアニメーション製作スタジオが存在している関係のようです。

帰りは、平林寺の裏手を流れる野火止用水路沿いの道を歩きました。きのうは13:52高幡不動駅発の電車に乗り、きょうは15:01新座駅発の電車に乗って、最終的には謀らずも同時刻の電車で帰ってきました。

そろそろ燃える!!紅葉シーズンも終わりが見えてきた感じですね、、。新座市つながりってことで本日のBGM♪は、esq「週末の天使」(http://www.youtube.com/watch?v=VD2d2Qc4qP4)がよろし(^^)v

2010年11月27日土曜日

ものぐさがもぐさかぞえずのたりかな



「日本三大○○」と言うときにどことどことどことを選ぶかは、たいてい諸説があるもののようです。東京都日野市にある「関東三大不動」のひとつという「高幡不動尊金剛寺」へ行ってみました。多摩動物公園へと行く度にモノレールから見える五重塔が気になっておりました。

寺のパンフレットによれば、三万余坪の境内にもみじ樹齢100~300年が350株、樹齢20年未満1000株あるそうです。さらに桜が300株、紫陽花7500株です。

まさに見頃の素晴らしい紅葉でした\(^^)/ もみじの高木が何本かまとまっている場所の下では、鮮やかな色のもみじレースドームに包まれているかのようでした。陽が当たって、まるで山火事のように見える紅葉もありました。

高幡不動駅までは、京王線で新宿から30~40分、電車料金は310円です。近いような遠いような微妙な位置にあります。駅から歩いてすぐでした。ひとつ手前の駅が「百草園駅」なので、百草園にも寄ろうと思っていましたが、無料できれいな紅葉をたっぷり満喫きつきつできてしまったので、京王百草園には行かずに帰ってきてしまいました。

関東三大不動は、当確になっている成田山新勝寺と高幡不動尊金剛寺に埼玉県加須市にある玉嶹山總願寺か神奈川県伊勢原市にある雨降山大山寺、あるいはご近所のお不動様を加えてできあがりです。四大や五大にしないで、あくまで「三大」にこだわるところが、日本の物の数え方なのでしょうね、、。

2010年11月25日木曜日

いつもと違っタワ~!?



今夜の東京タワーは、「女性に対する暴力撤廃」ということで「パープルイメージ特別ダイヤモンドヴェール」というライトアップでした。

いつ、どんなライトアップになるのかは、こちら→ http://www.tokyotower.co.jp/333/diamond/index.html で確認できます。

2010年11月24日水曜日

赤と黒のドレスを着てヒラリヒラリと舞い遊ぶ



不思議なもので回を重ねる度に「ぐんま昆虫の森」までの距離が短く感じられます。しかしながら、、電車の遅れと高津戸峡見物で時間を取られたので到着は今までで一番遅く、正午前となってしまいました。

10月に来た時は外気よりも温室内のほうが涼しく感じられましたが、今日はムッとするような湿度で、カメラのレンズに結露して乾くまで撮影できませんでした。気温は24度C、湿度82%となっていました。

人為的に羽化の手助けをして一年中ずっと全種類を揃えることはできないのか、先月とはだいぶ違う種類のチョウがおりました。

駐車場には、10台くらい車がありましたが、園内ではスタッフの姿のほうが多そうでした。チョウのいる温室もまた独り占め貸し切りみたいなものでした(^^)

温室にいる時間を短くしましたが、広い敷地内を散策している余裕があまりなかったので、茅葺き屋根の家のあるところと「ふじ山」(標高285.6m)山頂までだけ歩きました。もう外には虫の姿はありません。再度、温室に戻ってみましたが、やはり誰もいませんでした。

午後3時に帰途につき、帰宅したのは午後6時過ぎとなりました。

川のあなたの水清く、川のあなあなあな



駅などに置いてある群馬県観光情報誌「ググっとぐんま」(2010秋冬号)の”ぐんま紅葉図鑑”のページに「高津戸峡は関東の耶馬溪ともいわれる景勝地です。はねたき橋、高津戸橋の両橋から見下ろす渡良瀬川両岸の紅葉は目を見張ります。」と載っているので、前々から紅葉時期に行ってみようかと思っていました。

今日は、群馬県桐生市にある「ぐんま昆虫の森」へ行くことにしました。これで三回目になります。前回10月7日と同じで、赤城駅に午前7時46分に到着するはずでしたが、東武伊勢崎線・太田駅で信号故障があったとかで、35分遅れとなりました。

昭和30年代の最盛期には、ながめ余興場での菊人形展を見に30万人もの人が訪れたそうです。今年の菊花展は昨日までで、今日はその後片付けが行われていました。

高津戸橋からはねたき橋まで450mほどの遊歩道になっています。約150万年前にできたという”ポットホール”(おう穴)があります。川に流されてきた硬い石が周囲の柔らかい岩盤を削って擂り鉢状になったものです。長瀞にもあったような気がします。

遊歩道を造ったついでに植えましたみたいなモミジはきれいに紅葉していましたが、どうも朝は逆光で眩しいだけで「目を見張る」なんてことにはならないような渡良瀬川両岸でした(^^;)

掲示写真は、めいっぱい「彩度」アップ加工してみました。

2010年11月23日火曜日

すたすた判押せらり~ぱっぱ



天気予報では、午前9時くらいに雨は止むと言っていましたが、さらに2時間前後降ってました。京王百草園へ行くつもりでいましたが、雨降りなので都立9庭園で開催している「紅葉めぐりスタンプラリー」で5庭園分のスタンプを集めて「都立庭園カレンダー2011」をゲットすることにしました。既に11月13日から始まっていて、12月12日までです。いつも間もなくお終いという頃になってから気付いてカレンダーを入手したことはありません。

まず一番目は、旧芝離宮恩賜庭園へ、歩いて二番目は浜離宮恩賜庭園へと行きました。いつものように船で浅草へ移動するのではなく、JR新橋駅から三ヶ所目をどうしようかと迷いました。9庭園のうち「殿ヶ谷戸庭園」だけは国分寺駅前にあるので、最初から除外しました(^^;)

結局、山の手線で駒込駅へ行き、旧古河庭園にしました。薔薇の開花時期ばかり行っていたので、紅葉については全くノーマークでしたが、なかなかきれいな紅葉でしたし薔薇もまだいっぱい咲いていました(^^)

正午頃になると青空が広がりました。空を見上げると青空で雲はないのに雨が30分くらい降り続いていました。みんな空を見上げては「不思議だね」などと呟いておりました。

駒込駅へと引き返すように歩いて、四番目は六義園です。旧古河庭園もけっこう人が来ていましたが、六義園はさらにさらに多くの人出となっていました。なんだかもう疲れてきてしまいましたが、あとひとつなので、地下鉄南北線・本駒込駅から飯田橋駅へと移動して小石川後楽園に行きました。そうそう今日は、東京ドームで読売ジャイアンツのファン感謝デーでは???

六義園よりもさらに人がいっぱいでした。スタンプを押す台紙は、どこも窓口に申し出ると一枚渡してくれるのですが、ここは勝手に取り放題でした。まぁ「お一人様一枚に限ります」と書いてありますが、何枚もの台紙に押している人もいました。

帰りに窓口でカレンダーを貰いました。紙が再生紙のせいなのか写真の色はくすんでいるカレンダーでした。

 (写真は、旧古河庭園にて)

2010年11月22日月曜日

バスを待つあいだに~♪



14時に助戸公民館の近くを通過する無料の「市内をぐるぐるぐるぐるまわるバス」(ぐるワンバス)に乗って移動しようと待っていました。30分間隔で運行しているはずなのに30分以上も道路脇に立っていましたが、それらしきバスは通りませんでした。遅れに遅れてやっと走ってきたと思ったら、満員なので次のバスを待てとのことでした。座席は爺婆で満席となっていて、通路に立ったまま乗せることは想定していないようでした。既に30分以上も待っていると言ったら、、、着席していた市職員のお偉いさんが席を立つことにしたようで、乗せてもらえました。

今年四月に市役所に新規採用となった職員がバスガイドをして、記録案内係1人と監視お偉いさん1人が同行というふうでした。足利学校の建物には15億円かかったそうですし、観光収入は大切な財源なのでしょうね、、。

ふたつ先のバス停で降りて「日光鹿島神社」の天井絵を見ることにしました。バスに乗っていた全爺婆は栗田美術館へと行くようでした。

本殿の鞘堂になっている建物の天井に48cmX45cmサイズの絵が77枚あるそうなのですが、、、本殿の屋根に隠れて見えなかったり照明もない(懐中電灯を渡されました)ので、なんだかよく見えませんでした。ほとんど鳥の絵のようです。「日光三柱神社」にも市の重要文化財になっている112枚の天井絵があるはずですが、こちらは公開されていませんでした。

そろそろ次のバスが到着してもよいはずの時刻でしたが、あしかがフラワーパークまで2キロほどなので歩いてしまうことにしました。

フラワーパークは、10月末から昼9:00~15:00、夜15:30~21:00の2部制営業になっています。「関東最大級130万球を超えるイルミネーション」とのことですが、「級」が付くということは他に最大なところがあるということでしょう。それでも暗くなったら人が溢れていて、藤の花の開花時期以外でこんなにお客が来ているのに初めて遭遇しました。

2010年11月21日日曜日

フィーリングテストごだぁん!?



鑁阿寺では、一切経堂の内部公開とのことですが、見学料400円で入口には「足利十五代将軍像展示」としか書かれていないので、パスしてしまいました。

足利学校は、「学校さままつり」開催中ということで「参観料」無料でした。いつもは建物の中で漢字テストを受けられますが、入口近くのテントで「漢字試験」をやっていました。初級、中級、上級とあって事前に問題を見て選べます。無謀にも上級に挑戦することにしました。結果は、100点満点で70点でした。「五段を認定します」という認定書を頂戴しました(^^) ところが試験用紙は回収されてしまったので、なにをどう間違えたのかは謎のままで、これでは勉強になりません(笑)

正午少し前に足利学校の「参観」を終えて、「松村記念館」へ行ったらまだ開いてないので、JR足利駅前にあるうどんのチェーン店で昼食と思っていましたが、なんだかクラブ活動を終えましたみたいな中・高校生が長い列を作っていたので、また引き返したら松村記念館が開館していました。

1925(大正14)年に4代松村半兵衛(当時は地主)が建てたという二階建ての家と地下室まである蔵のなかに調度・生活用品などが展示されていました。「不定期開館」となっていますが、いつ行っても開いてはいませんでした。なかなか入れなかったので、期待するものも大きくなってしまったせいか逆に物足りない感じがしてしまう建物と展示物でした。

昼食の後、ちょっと歩いて助戸公民館となりにある「旧木村輸出織物工場」の事務所棟の中を見ました。明治44年に建てられた木骨石造りという洋風建築物です。すぐ近くで「木村家住宅」も公開されていたことをあとから知りました(^^;)

2010年11月20日土曜日

ころんだりするほうが自然なんだな



今日11月20日と明日は、「足利の文化財一斉公開2010」ということなので、栃木県足利市へと向かいました。東武伊勢崎線・足利市駅には、午前6時38分の到着です。都内へ通勤するのと同じ服装にしたら、だいぶ寒く感じられました(^^;)

文化財とは関係ありませんが、まずは紅葉見物で織姫公園・もみじ谷へ行きました。入口では、もみじの木が運ばれてきて新たに植えられるところでした。トイレなどを新設したようでした。代わりに休憩所だった建物がなくなっていました。

「谷」の名前通りに窪んだ地形のところなので、なかなか朝日が差し込んできてくれませんでした。陽が当たってきたのは、午前9時近くになってからでした。まだあと何日か”見頃”という感じです。

織姫神社に隣接する法玄寺には、相田みつをの墓があるようなので、初めて寄ってみることにしました。墓はどこにあるのか地図を用意していると書かれていましたが、地図の置き場所が分かりませんでした。かなり広い墓地ですが、テキトーに探してみようと歩き出したところ、北条時子姫五輪塔の前で文化財一斉公開の説明ボランティアの爺さんに捕まってしまいました。そして連れて行かれたのが、、、「小林十郎左衛門尉」の墓でした。それって誰よ?!(笑) どうやら江戸時代初期に足利の代官だった人らしいです。その後で、相田みつをの墓まで案内してもらいました。

次は鑁阿寺へ、、。

都内紅葉狩漫歩万歩はじめの一歩



まずは浜離宮庭園へ寄ってみましたが、こちらは桜の葉が赤くなってどんどん落葉しているくらいでした。コサギの写真が撮れました(^^)

浜松町からJRで目黒へ移動です。なかなか目黒に着かない!!と思ったら山の手線ではなく京浜東北線に乗っていました(^^;)

東京都庭園美術館は、すでに一度見た「香水瓶の世界」展なので入らずに、日本庭園へ直行しました。茶室の前にあるモミジが一本だけだいぶ紅葉していました。この木が落葉する頃に庭全体が色付くのかもしれません。

お隣の国立科学博物館附属自然教育園にも寄りました。こちらのモミジはまだみんな葉が青々としています。それでも紅葉時期なので12月19日まで休まずに開園しているそうです。わずかですがまだトンボやチョウがいました。オオタカやカワセミもいるそうなのですが、まだお目にかかれません。

松岡美術館は、いま「陶俑の美展」がメインですが、能面展が併催されているので寄ってみることにしました。「紅葉狩」(渋谷佳代)という日本画が綺麗でした(^^)

お天気のほうは、、、午後から雲が増えてきましたが、いい感じの秋空です。最後に八芳園の庭へ行ってみました。こちらもモミジの紅葉は始まったばかりという感じでした。全体に赤くなるにはあと一週間くらいかかるかもしれません。紅葉の時が最もお勧めの庭です。結婚披露などで一時的に関係者以外の入場が制限されることがありますが、無料で入れます。

2010年11月18日木曜日

かのひとのうしろよりふくかぜとなりたや



JR鹿沼駅行きバスが来るまでに30分以上あるので、近くを散策することにしました。「私有地(射撃場)につき付近の徘徊立入を禁じます。」と江戸時代の御触書のような立看板がありましたが、銃声は聞こえないので徘徊してしまうことにしました。弓道場とかではなく射撃場を所有している神社というのも珍しいように思えます。

この近くの山中で鹿撃ちゴルゴ爺に遭遇したことがあります。じっと動かずに鹿の現れるのを待って、至近距離から狙うようでした。

今年は日本各地でクマが人里まで来ていますが、ハンターの数は不足しているらしいです。なんか金持ちの道楽みたいな気がしますけど職業として成り立つものなのでしょうか?

オバマさん似の運転するバスは、他に乗客がいなくてしばらく独占貸し切り状態でした。市街地に入るまではどこでも乗り降りできます。

これで三、四回目になりますが「川上澄生美術館」に寄ってみることにしました。「時計台のある小さな美術館」なので、5分10分くらいで展示物を見終えてしまいます(^^;)

川上澄生は、1895(明治28)年横浜市紅葉坂に生まれました。26歳、宇都宮で英語教師になり、77歳永眠(墓地も宇都宮)。1月10日までは「想像の軌跡 -スケッチが木版画になるまで-」展です。入館料は、300円。 

   (写真は、川上澄生美術館のステンドグラス)

2010年11月17日水曜日

借景百景失敬ふゆはひゃっけいな



古峯神社の藁葺き社殿のなかには、自由に入れます。何百人分もの宿泊施設もあるようです。いろいろな奉納品が飾られていますが、、、江戸時代に欅の一刀彫り制作されたという巨大な一対の天狗の面は、見ておくとよいです。

赤い「大天狗」は、顔の長さが五尺八寸、鼻の高さが三尺、総重量は三十五貫八百匁あります。黒い「烏天狗」は、顔の長さが五尺二寸、鼻の高さ三尺、総重量が四十一貫八百匁です。二つ並んで壁に掛けられています。重量を合計すると300キロ近くもあるので、一般家庭では壁が崩れ落ちるかもしれませんね(笑)

「古峯園」は、輪王寺・逍遙園と同じく入園料300円ですが、広さは25倍ほどあります。初めて来たとき一回だけ園内に放し飼いになっていた鹿と遭遇することができました(参照:2008年11月10日のブログ)。

どうも今年は、奥日光~日光の紅葉時期の遅れに惑わされてしまったような感じがしています。都内は、ここ何年かで最も早い紅葉となったのではないでしょうか???

山のほうへ行ったらさらに紅葉は終わっていそうなので、11時半のバスで30キロ先の鹿沼市街地へととりあえず戻ることにしました。バスの運転手は、オバマさんそっくりでした。

2010年11月16日火曜日

天狗の紅葉、ぐでんぐでんの効用



冷え込んだ朝となりました。昨夜の雨に濡れた踏切の枕木は凍っていて、さらに霜が降りていました。雲はほとんどなく、明けの明星がキラキラ輝くとてもビューティフルな夜明けでした。川面には、ちいさなちぎれ雲がたくさん浮かんでいました。

今日の紅葉見物は、栃木県鹿沼市にある古峯(ふるみね)神社へ行くことにしました。祭神は日本武尊です。一年ぶりかもしれません。

栃木県内に入ると田畑は霜で真っ白でした。古峯神社は、「奥日光」に対して「前日光」とも呼ばれる地域にあります。東武日光線・新鹿沼駅には午前7時過ぎに到着しました。「古峰原(こぶがはら)神社」行きのバスで一時間ほどかかりますが、バス代は400円です。

途中いくつかのバス停から通学の為に小学生が乗ってきます。小学生は合計で9人いました。反対方向から同じくらいの人数がバスでやってきて、、、徒歩での通学もバス通学と同じくらいと推定すると全校生徒は、30~40人くらいかもしれません???

古峯神社の4キロほど手前の「金剛山」という処には、今でも神仏混淆してそうな正面入口に鳥居の立っているお寺があります。ここのイチョウの葉が、どひゃ~!!っと真黄きキレイならば、古峯神社のモミジもめちゃ美しいはずなのですが、、、バスの車窓からはイチョウの木をちゃんと確認できませんでした(^^;)

終点までバスに乗っていたのは、わたしを含めて3人でした。来るのが一週間くらい遅かったようです。大量の落ち葉は、機械を使って収集作業が行われていました。

せっかく来たので、約25000坪あるという「古峯(こほう)園」を一巡りすることにしました。

蝶々発止々、偶々多摩々



昨日は、あぺく議も終わったようなので、横浜へでも行ってみようかと思いましたが、、、死ゅ途高速などを眺めると警備終わってないじゃん!!状態でした。さっさと帰らないで、てろてろしている死ゅ脳陣がいっぱいいたのかもしれません(^^;)

多摩動物公園へ行くことにしました。今までいつもJR立川駅経由でモノレールに乗ってました。都営地下鉄などから新宿乗り換えで京王線・多摩動物公園駅へとでたほうがだいぶ交通費がかからないことが判明しました(^^)

正午前に到着して、2時間ほどずっと蝶の舞う温室ドームにいました。ハチドリは、ほんの一瞬姿を見ただけで、どこにいるのかみつけられずに終わりました。

なんだか段々と空模様があやしくなってきたので、動物は一匹も見ることなく引き上げることにしました。

天気予報はチェックしていませんでしたが、雨になるなんてことは誰も教えてくれませんでした。帰る途中で雨に追い越されてしまいました(笑)

紅葉時期にまた行こうと思っていた「百草園」と多摩動物公園は近いのですが、なかなか同じ日には行けないものです、、。

2010年11月14日日曜日

あゆの歌も林檎の歌も聞こえない



袋田駅の周辺を散策してみることにしました。

「町営ふくろだ駅前住宅」というのがありました。新築したばかりにみえる2階建ての一軒家が12号棟までありました。敷地は、それぞれ70坪くらいありそうです。家賃は不明ですが、過疎化対策なのでしょうね、、。

久慈川は、新しい橋の建設工事をしていました。水郡線もなんども川を渡ります。この辺りは鮎の釣り場となっているみたいでした。大子町には、りんご園がいくつもあるようです。自家用車でないと寄れないでしょうけど。

水田には、刈り取った稲を二股の束にして吊す棚が置いてありました。米は天日で乾燥させたほうが格段に美味しいらしいですが、普通は収穫したらすぐに乾燥機で乾かしてしまいます。

以前に車で来たときには、袋田よりさらに少し北へ向かって「月待ちの滝」へと行きました。落差15メートルほどの小さな滝ですが、滝の裏側へも入れるので、あたりのマイナスイオン量は、袋田の滝の倍以上もありそうです。夏にはお勧めです。昔々、テレビドラマ「ガラスの仮面」のロケ地ともなりました。

朝は、水戸駅で1時間ほど待ちましたが、帰りは水郡線から水戸線へ数分の乗り換え時間しかないのに列車が遅れたために走って乗り換えました。水戸線のほうも2分待ってくれたようです。

水戸駅は乗降客の割にはトイレが少なすぎて、朝は長い列ができていました。一旦、改札をでてしまうと駅前バスロータリーまで歩かされて、文字通りコーモン様のクソの役にもたたないさらに狭いトイレがあるだけでした。たぶん通勤ラッシュが終わって、駅ビルのお店が開店するまでトイレ待ちは解消しないでしょう。

水戸駅のゴミ箱が閉鎖されていたかどうかは、見落としてしまいました。国際会議は、魚釣島に空港とホテルを建設してからそこでやりませう!!(笑)

てっぺんたてたかな?



袋田の滝を正面から見るには、観瀑台へと続くトンネルの入口で観瀑台利用料300円を支払うことになりますが、観光客には知らせない道がどこかに存在するのかもしれません。そうでなければ、西行だって滝を見ずして歌を詠んだことになってしまいますよね、、。

人里に近いところは、たいてい山全体に杉なんかを植林してしまって、つまらない景色になってしまっていますが、人が手を付けなければ微妙に違う色とりどりの紅葉が日本の普通の景色だったのでは?と思えました。

トンネルを引き返して帰らずに途中にある吊り橋を渡ってゆくこともできます。「袋田自然研究路」というのがあって、急な鉄階段から袋田の滝の脇を登り降りできるようになっていました。20分ほど歩くと袋田の滝のさらに上流にある小滝で「生瀬滝」が見えてきます。事前調査(?)ではこの存在を知りませんでした(^^;)

生瀬滝のすぐ近くまでゆける道もあるようですが「一部崩落し危険の為、通行禁止」と真新しい立看板がありました。日光・霧降の滝への道などは、通行止めにしてもう何年も放置されたままです。

鳥の鳴き声についての説明看板もありました。なんでも鳥の「さえずり」にしてしまいがちですが、オスがメスを呼ぶことに限定した言葉なのですね、、、仲間同士の合図は「地鳴き」と言うようです。メジロは「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」、ホトトギスは「てっぺんかけたか」、キジバトは、「人取って喰う喰う」、ホオジロは、「一筆啓上つかまつりそうろう」と鳴くそうです。

頂上らしきところで少し遅い昼食にしました。風が吹くと落ち葉が大量に舞います。月居山は、筑波山のようにツインピークス状態になっていて、本当の頂上は月居城跡のあるほう(標高404m)でした。昼食にしたところは「月居山前山」というのでした。

帰りはバスに乗らずに駅まで歩きましたが、水戸方面へ向かうのは、13:55発の次は15:42発となってしまうので、1時間以上も余ってしまいました。駅前には酒屋が一軒あるだけでした。

2010年11月13日土曜日

ばばんがばんしゅうあっぺっぷ!!



清澄庭園「晩秋のライトアップ」(今日から21日まで)に行ってみました。清澄庭園ではライトアップイベントなどやっていないのかと思っていました(^^;)

土日祝日だけ日本科学未来館前から森下駅前まで運行している都バスに乗りました。

暗いので池には近づけないコース設定になってます。六義園のライトアップと比べると人も少なくて、よい感じです。赤くなっているのは「ハゼノキ」です。櫨紅葉(はぜもみじ)は、秋の季語となっているようです。

今回は、初めて安物の三脚ならぬ「一脚」を持参しました。一本足では、やっぱりぐらぐらしてしまうので、クイの上にでもカメラを載せた方がぶれない写真が撮れそうでした(^^;)



横浜でのアッペアッペ会であっぷあっぷして、都心の駅などでは自動販売機まで使えなくしてありますね、、、横浜からは100キロ以上離れていそうな小山駅でもゴミ箱は閉鎖されていましたが、自販機は使えるので、空き缶やペットボトルが自販機を囲むように置かれていました。どうせ暇なんだから、ぽ~り~がゴミ袋を持ちながら警備すれば、なんの問題もありません。たくさん集めて、資源ゴミとして売却して、それでポリポリスお疲れ様会でもするとよろし(笑)

2010年11月12日金曜日

ブートストラップ福ローダ



茨城県久慈郡大子町にある日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」へと行きました。

西行は「花紅葉よこたてにして山姫の錦織りなす袋田の滝」、水戸黄門は「いつの世に包みおきけん袋田の布引き出す滝の白糸」と詠んだようです。4段120メートルの落差があります。それよりも70メートル以上と滝の幅が広いのが特徴かもしれません。何年か前までは、完全凍結する日を予想するイベントが行われていたはずですが、地球温暖化のとばっちりで完全凍結しなくなってしまったようです。

以前に自分で車を運転して行ったことがあるので、2回目ということになります。車ではカーナビが常磐自動車道を通れとしているのを無視して栃木県の喜連川などを通って、峠越えした記憶があります。今日は、午前6時過ぎに家をでて、JR宇都宮線→水戸線→水郡線と乗り継ぎました。滝の前に到着したのは、午前11時頃になりました(^^;)

水戸で1時間弱も乗り換え待ちがあったので、一度改札を出たら50円高くなってしまいました。水郡線は、水戸から郡山まで走っています。「みこおり」ではなく「すいぐん」と読みます。「地名連結省略音読みの原則」なぁんてのがあるのかもしれません(笑)

水郡線は、赤・青・黄色で派手にペイントした三輛だてでした。「ワンマン」と表示されているのに運転手の他に車掌が二人いました。殆どが無人駅らしくて、駅に到着する度に車掌が走り回ります。

袋田駅前から滝の方面へ向かうバスは満員でした。200円、数分で滝から1キロくらい離れたところに着きます。1日に4往復しか走っていないようです。でも旅館や土産物屋の数からすると、かなり多くの人が訪れるところなのでしょう。

以前は、滝壺に近いところにしか観瀑台がありませんでしたが、昨年だったか50メートルほど高いところに新観瀑台ができました。エレベーターで上がり下がりします。

紅葉が、まさに見頃でした(^^)v

2010年11月11日木曜日

あすはてかてかおるめいか



八景島にでも行こうと思っていましたが、なんだか昨日あたりから都内でも駅の中や通路などに挙動不審な制服警官がわさわさ湧いてでてきて、美人と見れば意味なく声をかけてみたり、やることもないので人々の通行の邪魔をしながら無能面を並べているので、横浜方面はさらにどぶねずみ的”暗渠”に思えたので他に行き先を捜すことにしました。たぶん連中に道を尋ねても自分の立っている場所すら把握してないので、役にはたちません。市民を守っているわけでもなく無事を保ったというメンツが立てばよいだけで、そのあたりはヤクザと同じ穴の”無自名”です(笑)

浜離宮庭園のカエデの巨木がだいぶ紅葉していました。都内の紅葉が今年は異様に早いような感じがします。いつものことで大半が外国人客の水上バスで浅草まで行きました。船は「龍馬」だったので、屋上デッキがありませんでした(^^;)

浅草に着いて今日は何処にも寄らずに雷門前から池袋駅東口行きのバスに乗りました。ほとんど明治通りを真っ直ぐで1時間弱での到着でした。きっと地下鉄での移動のほうが速いでしょうけど、、。

池袋サンシャインシティ文化会館にある古代オリエント博物館で開催中(12月19日まで)の「マヤへの道 古代メキシコ・オルメカ文明展」を見ました。別に常設展示物があるものと思っていましたが、狭い博物館でした。

『古代マヤの暦』という薄く小さな本を買いました。マヤの長期暦では、「1時代」が187万2000日で、今の時代は紀元前3114年8月11日に始まって、2012年12月21日に終わるのだそうです。5125太陽年が経過して「新たな世界創造が行われる」まであと2年ちょっとです!!

博物館内は撮影禁止で、入口に置いてある巨大石顔だけ撮ることができます。

サンシャイン水族館が改装中で来年の夏まで縮小ミニ営業になってました。東急ハンズの手帳売り場は、例年よりまるで品数が少なくて、わざわざ寄った甲斐がありませんでした。

JRで帰るつもりでしたが、西新井駅行きバスというのがあったので、それに乗ってしまうことにしました。

2010年11月10日水曜日

紅葉狩りがり博士はどこにいる?!



ネットであちこち「紅葉情報」なるものを検索しても役に立つところはみつかりませんでした。ほとんどは例年の紅葉時期が書いてあるだけで、今年の今のことは分かりません。データが更新されているところも4日~一週間遅れなので、紅葉の進み具合は推定するしかありません(^^;) あまりメジャーでない場所は行って見ないと分からない同然です。

昨年の紅葉見物は、、、11月5日輪王寺逍遙園、日光植物園、9日栃木県鹿沼市・古峯神社、16日国営森林公園、17日栃木県足利市・織姫公園もみじ谷、20日埼玉県新座市・平林寺、21日栃木県大平山・謙信平、24日埼玉県武蔵嵐山、25日埼玉県越谷市・花田苑、28日神奈川県鎌倉市・円覚寺、12月1日埼玉県川越市・喜多院、4日六義園(大名庭園ライトアップ)、6日庭園美術館と八芳園(どちらも手遅れ)、26日東京タワー周辺(見頃)などなどでした(^^)/

今年は、茨城県の袋田の滝へ行こうと思っていたのですが、、、電車では片道150Km4時間以上3000円ほどかかるので迷っています(^^;)

昨年行けなかった横浜・三溪園や、まるで手遅れだった足利・行道山浄因寺などを今年の予定に割り込めるかどうか???……。



写真は、日光輪王寺の杉の木。

2010年11月8日月曜日

ならんだならんだ赤帽子



日光田母沢御用邸記念公園の公式ホームページなどによれば、、、「日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇(当時の皇太子)のご静養地として造営されました。その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7年(1918)から大規模な増改築が行われ、大正10年(1921)に現在の姿となりました。」とのことです。その「三階建て部分」は、見物客が少なくなる時期になると期限付きで入ることができます。今日は公開されていませんでした。

もう何回も来ているので、建物の中は足早に一巡りしました。家具・調度は、ほとんどなにも置かれていません。庭の紅葉は、ちょうど見頃の感じでした。塀の向こう、四日前には青々としていた日光植物園のもみじの葉も赤くなっていました(^^)

大谷川を渡って、並び地蔵(化け地蔵)のほうへも行ってみることにしました。「参拝者がこの地蔵の数を数えてみると、そのつど数が違うというところから、化け地蔵とも呼ばれるようになった。」と説明看板が建っています。老人のハイキング団体が数を数えながら往復していました。昨日立ち寄った深川ゑんま堂には、「おゑんまさまのご本体はお地蔵さま」と書いてありましたし、仏界のこともちょっと勉強しないといけない気もしてきました(^^;)

東京電力が発電のために取水しているところには「水利使用標識」という表示があるのですが、許可期限が「昭和80年12月31日」となっていました。書き換えたりしないものなのですね。

帰りも四日前と同じ15:01発の浅草行きに乗りました。

再び逍遙園へ



四日前と同じ電車で東武日光駅に午前7時37分の到着です。

日光駅前から神橋、二社一寺のほうへ向かう途中、左手の高台にキレイな紅葉が見えたので、まずはそこへ行ってみました。通り過ぎてから引き返す感じで坂道を登ります。大きな石に「天台宗観音寺」と彫ってありました。以前、桜の花を見に寄ったような気がします。山門の手前の石段をあがると「空海自刻」という千手観音のお堂があります。

この寺は、裏手にも道があって、古そうな和洋折衷(?)の大きな建物がありました。いくいくさきはベルサイユの1919(大正8)年に外国人向けのホテルとして建てられた旧日光市役所でした。平成の大合併で日光市は、栃木県の約4分の1くらいの面積を占める市になりましたが、市役所は旧・今市市内に置かれることになったので、ここは「日光市役所日光総合支所」となりました。日本中どこでも市役所の建物だけは真っ先に新しく建て替えられたものかと思っていましたが、、(^^;)

輪王寺逍遙園の紅葉は、全体的には四日前よりも多くの木が色付いたという感じですが、風が吹くと落葉する木もでてきていました。今週末までが紅葉鑑賞の限度かもしれません。

前回、時間の関係で内部に入ってみなかった「日光真光教会礼拝堂」は、入口の所に鉄柵が置かれていて見学できませんでした。塔の窓からドラキュラ伯爵が顔を出しそうな教会です(笑)

裏見の滝周辺の紅葉も見てみたかったのですが、今日は田母沢御用邸へ行くことにしました。

2010年11月7日日曜日

シラサギ舞いMY躍り食い!!



ちょっと久しぶりという感じで清澄庭園へと行きました。いつもいる大きなアオサギの姿が見えませんでしたが、代わりに小柄なシラサギが一羽来ていました。どこかもう北の国から飛んできたのか、近所から引っ越してきたのかは分かりませんがカモがたくさんいました。

園内は、七五三衣装の親子連れが何組も来ていました。雲の多い空でしたが、寒くもなく暑くもなく穏やかな天候でした。

両国を通って浅草の鷲神社まで歩くつもりでいましたが、清澄庭園に長居をしてしまったので逆方向の富岡八幡宮へと向かいました。「芭蕉由緒の碑」などがある臨川寺に寄って、葉が赤くなった桜並木のある仙台堀川を渡りました。採茶庵跡にある芭蕉像の首には誰かがマフラー巻かせてしまっていました。

「小津安二郎誕生の地」という案内板のあるところの歩道橋を渡って、心行寺へ、、、ここには五世鶴屋南北の墓があるはずなのです。墓地を一巡りしましたが、それらしき墓は見つかったものの、なにも案内がでていないので確信が持てませんでした(^^;)

心行寺のイチョウの葉は半分くらい黄色くなっていました。法乗院・深川ゑんま堂にも入ってみました。閻魔大王像の前にお金を入れると録音された音声が流れるようになっていました。

富岡八幡宮のなかに大鳥神社の末社があるようで、酉の市が開かれていました。熊手飾りを売っているお店は、数軒でした。むしろ七五三の参拝のほうが多いように見えました。

2010年11月6日土曜日

仙管やまと修羅しゅしゅしゅ♪



昨年は、11月5日に輪王寺逍遙園と日光植物園へ行ってます。去年はすでに紅葉のピークは過ぎていて、落ち葉のほうが多いくらいになってました。

”あわただしい年末気分”は酉の市から始まるような感じがします。一の酉はもう明日です。いつも浅草の鷲神社ばかりなので、どこか別の神社にしようか迷うところです(^^;)

今年は三島由紀夫没後40年ということで出版物や講演などのイベントがずいぶんいろいろとあるようです。『にっぽん製』という小説は、パリ発の旅客機が羽田に到着するところから始まります。この小説の雑誌連載が始まった頃に羽田空港はアメリカ軍から一部返還されて「東京国際空港」となったばかりでした。当時、日本の航空会社のヨーロッパ便はまだありませんでした。

NHKの三年越しドラマ「坂の上の雲」の今年の放送分は、日清・日露戦争の頃でしょうか? ロケに使用されたという建物をどこかで見たのですが、それがどこにあったのかまるで思い出せないでいたのですが、ここのブログで検索したら、今年の4月30日で、つい最近でした。千葉県佐倉市にある堀田邸です。



写真は、東京時代まつりでの「樋口一葉」です。

2010年11月4日木曜日

日光植物園



逍遙園の紅葉が見事だったのでもう満足して帰ってもよいような気分でしたが、もったいないので日光植物園の紅葉も見ておくことにしました。

あちらこちら紅葉しているのですが、まだまだこれからという感じでした。憾満が淵、大谷川を挟んで対岸にはキャンバスを立て掛けて絵を描いている人がたくさんいました。

やや高い塀で仕切られていますが、田母沢御用邸の庭の一部を植物園から見ることができます。御用邸の方も紅葉はあまりしていないように見受けられました。

「前回来た時にトンボの写真がいっぱい撮れた水辺にはもうトンボの姿はありませんでした」と書くことになるだろうと思いながらコンビニで買っておいたおにぎりを食べ始めたら、、、数は少ないのですが、アカトンボやイトトンボが飛んでいました。昼食を中断して、今日もまたトンボの写真がいっぱい撮れてしまいました。

イトトンボの交尾は、ハート型になるのですね(^^)

午後三時くらいの電車に間に合うようにバスに乗るつもりでいましたが、バス停の少し手前に蝶がいたので写真を撮っていたら、、、バスは駐まらずに走っていってしまいました(^^;)

次のバスまでちょっと間があるので、たいしてバス代の節約にはなりませんが、駅の方向へと歩くことにしました。

以前から気になっていた建物、、、大正3年に建てられたという石積みのゴシック式「日光真光教会礼拝堂」(栃木県指定有形文化財)に寄りました。内部にも入れそうでしたが、またバスに乗り遅れてしまうので、次の機会にすることにしました。

道路はちょっと混んでいましたが、なんとか15:01発の浅草行きに間に合いました。平日ではめったにありえないくらいの乗客数でした。

日光山輪王寺逍遙園



昨日、いろは坂は大渋滞で日光駅あたりから中禅寺温泉まで4時間くらいかかったそうです。例年ならば半月以上前に紅葉は終わってしまっているはずですが、それほど車が混むということは、まだテレビなどで「見頃」報道がされているということでしょう。

中禅寺湖周辺の紅葉が終わると木々の彩りは一週間から十日くらいかけて、いろは坂を下って世界遺産・二社一寺のあたりが色付いてきますが、ここ何日か朝晩冷え込んできているので、もしかしたら紅葉が始まっているのではないかと行ってみることにしました。

また新しいデジカメを購入して、きのう届きました。スペックもお値段も大幅ダウン(?)で、税込み8000円ほどです。単三乾電池2本使用するタイプです。先月購入したデジカメは、電源ボタンを押してから5秒くらい待たないと撮影できないので、ど~にも歩きながら何かあったら撮るのに向いていませんでした。今日から使うカメラは、電源ボタンを押すと瞬時に撮影可能になります。

もし紅葉していなかったら輪王寺の裏手から北へと霧降の滝のあたりまで歩いてゆくつもりでいましたが、輪王寺逍遙園は入口脇の塀に「庭園の紅葉は今が見頃です。」と朱文字で書かれた紙が貼られていました。実際に予想を上回る綺麗な紅葉でした(^^)

逍遙園は、江戸初期に作庭され寛永年間に完成したそうです。約1000坪ほどで池泉回遊式のこぢんまりとした庭です。彫物は、とりあえず左甚五郎作にしてしまうように、この庭も一説には小堀遠州の作だそうです。

池の周りを一周歩いて帰ってしまう人が殆どなのですが、今日は六周くらいしました。太陽が移動するとまた木々の色も刻々と変化してゆきます。

逍遙園のなかだけで1000枚以上も写真を撮ってしまったので、1枚だけ選びようがありませんでした(^^;)

2010年11月3日水曜日

白鷺の舞



今日は「晴れの特異日」そのまんまで東京は快晴の一日でした。

前々から観てみたかった浅草寺の「白鷺の舞」を見に行くことにしました。と、言っても何時頃、どこへ行けばよいのかは調べていませんでした。4月と11月にしか舞われないようです。

まずは旧芝離宮庭園で時間調整(?)しました。かろうじて何匹かトンボがまだ飛んでいました。浅草へは、浜離宮庭園から船に乗ろうかとも思ったのですが、祝日なのでやめておきました。大門駅から都営浅草線で移動しました。

珍しく横からではなく雷門から入って、移動しない人の塊にぶちあたりました。ちょうど伝法院から「白鷺の舞」がでてきて、浅草寺本堂へと動き出したところでした。

午後からは、第22回東京時代まつりを見物することにしました。時代絵巻パレードは、午後0時半から始まるとのことでしたが、1時半を過ぎてもまだ開始されませんでした。観客も浅草サンバカーニバルと比べると密度がだいぶ緩い感じです。馬道通りの日陰側に座り込んでしまったので、ずっとそこで観ていましたが、風が吹くと寒い陽気でした。

こちらでも白鷺の舞を観ることができました。ただパレードは、「徳川家康」とか「坂本龍馬」とか名札付きでないとなんだかわからないものがほとんどで、楽曲もなく静かに歩くだけの、まるで葬儀の列のような一団も有りでした(^^;)

「白鷺の舞」の装束は、重さ6キロほどあるとアナウンスされていました。頭の上にそんなに重い物載せるのは大変だなぁ~と思いましたが、よく考えると羽根などみんな含めての重さなのでしょうね、、。

2010年11月1日月曜日

羽田は、今が旬しゅんシュン!?!



左側にある横縞オブジェは、東京湾アクアライントンネルの換気をしている「風の塔」です。この写真では一体化して見えますが高さ90mと75mの2つの塔になっているそうです。それと地続きのようにも見えますが、羽田空港の新しい滑走路は上空から見ればずいぶん離れているのかもしれません。背後の工業地帯は、木更津でしょうか???

今日は、空港のある右側からまるで海面を滑走するかのように動いてきて、、そのまま浮かび上がらなければ風の塔の丸い円盤に飛行機が突き刺さるのではないかと思えました(笑)

まだこの滑走路に着陸するところは目撃していません。



11月になってしまったので、レインボーブリッジの歩道は3月まで10:00~18:00(入場は30分前まで)となり、歩いて渡る機会がなくなりました(^^;)