2011年5月17日火曜日

みそぎぞ夏のしるしなりける


昨日も今日も「風薫る五月」というほどには爽快な青空が広がっていません。やや曇り気味のほうが日焼けを気にしないで済む利点もありますが、、。
芭蕉が曾良を伴って、深川の芭蕉庵から旅に出たのは元禄二年(1689)の「弥生も末の七日」(3月27日)でした。東北へと向かうには、まだちょっと寒い時期なのではないかと思っていましたが、、、太陽暦では、5月16日にあたります。
翌5月17日は、春日部の宿を午前7時くらいに出発して間もなく雨に降られたようです。午後1時くらいに雨は止んだと『曾良みたことか!!日記』に書いてありました。
”此日栗橋ノ関所通ル。手形モ断モ不入。”手形も行き先の申告も不要だったのは、芭蕉と曾良が「男」だったからでしょうか? それとも幕府隠密としての東北視察旅だったからでしょうか?

3 件のコメント:

  1. お、かっこいい~

    最近は、目を隠すのに、切る手法ですね

    返信削除
  2. 行く春や鳥啼くき魚の目に泪・・・じゅぴ太夫さんの住み家の近くに句碑がありますよね。
    女優の山口智子は、杉山杉風の子孫のようですね。

    返信削除
  3. 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
    夏ですかね…
    やっぱ隠密ですよね(笑)

    返信削除