2010年7月31日土曜日

大きな樹木の昆虫レストラン



また寝苦しい夜が続きそうです。

故障した外付けハードディスクのフォーマットは、すでに6日目となりましたが、はたして何パーセントくらい終わったのかも分かりません。CRCエラーになるくらいですからフォーマットもずっと同じところをどぐらまぐらしているのかもしれません。

「曇り」という予報でしたので、今日はひさしぶりに「あしかがフラワーパーク」へ行くことにしました。JR両毛線・富田駅には午前7時に着いてしまったので、すぐ隣にある迫間(はさま)自然観察公園で時間潰しすることにしました。

いきなり目の前の木に大きな茶色の鳥が3羽いました。キジのメスのようでしたが、あまりに尾が短すぎるので、まだ幼鳥なのかもしれません。公園として一度整備したきり何年も経過しているみたいな場所でした。湿地に木道を作って遊歩道にしてありますが、水は油が浮いてぎとぎとしています。アゲハチョウ、何種類かのトンボ、カエル、カミキリムシなどの写真を撮って、そろそろフラワーパークの開場時刻になるので戻ろうとしたときに蝶の来ている木をみつけました。樹液がでているところには、カナブンや名前の分からない甲虫が集まってきていました。スズメバチもいました。後からさらに巨大なオオスズメバチが現れて、カナブンなどを蹴散らして樹液を独占してました。

写真の蝶の名前が分かりませんが、羽根を広げると見る角度によって鮮やかな紫色した模様が見えるのでした。時折、ほとんど枯葉のような蝶もやってきます。そしてなんとなんと、もしかしてオオムラサキという蝶が!!

羽根を広げたオオムラサキの写真はきれいに撮れませんでした。オオムラサキは、オオスズメバチのお食事が終わるのを傍らでジッと待っていました。羽根はだいぶ傷んで端の方がぼろぼろでした。オオスズメバチが去ってから、掲示写真の蝶と向かい合って樹液を吸っていました(^^)

ふと気がつけば、2時間以上もこの木のところにいました。いつのまにか空は晴れて、とんでもなく暑くなっていました。

フラワーパークも暑さで人影まばらという感じです。ひょろりと藤が2番花を咲かせていました。6~7月に剪定をすると切られた先端が花芽になるのだそうです。ここの金のなる木である藤棚は、何台もの大型扇風機がまわっていました。ほかに咲いている花はスイレン、サルスベリ、バラくらいです。

フラワーパーク内にも虫たちが集まるような樹液を出している木がないか探してみましたが、意図的に植えていないのか、みつかりませんでした。

2006年に「特定外来生物」に指定され、学術研究などの特別な目的以外での栽培、保管、運搬、販売が禁止されているウォーターレタス(牡丹浮草)が売店でひとつ80円で堂々と売られていました。

昼食なしでアイスクリームばかり食べていたら、、、お腹を壊してしまいました(^^;)

2010年7月27日火曜日

すたーとみーあっぷっぷ



外付けしていた1Tbハードディスクが読み書きできなくなったことを23日に書きました。それを読んでフリーのデータリカバリーソフトをメールで紹介してくれた方がおりました。

そのソフトウェアを使って復旧を試みるためにまず故障していない内蔵HDDを500Gb→2Tbへと換装しました。雑誌で見たら2テラのハードディスクは、9000円前後と書いてあったので、早速某○○カメラに出向いたところ1台だけ9980円で売っていました。10%のポイント還元分だけ価格が上乗せされているようです。その隣は、同じくバルク品、同じ容量で46000円のがならんでいました。どこが違うのでしょう???

このハードディスクのフォーマットは推定で5時間ほどかかりました。データの復旧スペースが確保できたので、リカバリーソフトを起動してみましたが、データはなにひとつ拾えずに敗れ去りました。CRCエラーとのことでした。

ただあれこれと試みているうちに故障ドライブがまったく動作しないわけではないようなので、なんとか物理フォーマットするところまでに至ったのでした。物理フォーマットは、はてしなく時間がかかるものらしいです。

昨日、雷雨に遭遇して、ずぶ濡れ状態で帰宅したら、短い停電があったようで年中電源入れっぱなしのパソコンが停止していました。その為におよそ1日経過したはずの物理フォーマットも止まってしまいました。

最悪なことにモデムは、赤いランプを点滅させていて、ネットに接続できなくなっていました。そしてフォーマット中のハードディスクは、Windowsの「ディスクの管理」から見えない、存在しないものになってしまってました。

パソコン関連のトラブルは、なんだか底なし沼にはまったかのような疲労感をもたらすかのようです(^^;)

2010年7月26日月曜日

べりべりべに~レディGo!!



枯葉一枚も国有財産・武蔵丘陵森林公園へとヤマユリを見に行くことにしました。

東武東上線・森林公園駅前から森林公園南口へと直行するバスは、平日の運行が中止になっていましたが、バス停での掲示が分かりにくいので、バスのやってこないバス停に何人も列んで待っていました。南口まで3キロくらいなので、歩くことにしました。

今日も激暑です。森林公園と言うと名前は涼しそうですが、夏場の平均気温は日本一高そうな熊谷市のすぐ南側です。

ヤマユリの見頃の時期を少し過ぎてしまったようです。写真は、「紅筋(べにすじ)ヤマユリ」と名付けられているようで、説明表示では”園内に咲くヤマユリの中で、ごく稀に非常に赤色の強い花をつける個体を見つけることがあります。この個体を特に紅筋と呼び、図鑑では変種扱いとしています。園内でも過去に3個体しか確認されておらず、非常に稀少な個体です。”と書かれていました。

とにかく暑いので園内にいたのは1時間くらいで引き上げることにしました。森林公園駅を出て、また駅へ戻るまでに2リットルの水分と二つのアイスクリームを食べましたが、まだまだ乾いてしまいそうでした。帰りも今何時か訊いてきた爺さんがいたので、平日はバスが来ないみたいと言ったら、そのままぽっくり逝きそうな顔になりました(笑)

自宅の最寄り駅へと着く直前に空は真っ暗になり、大粒の氷を含んだどしゃぶり雷雨となりました。風が強く雨は横からも襲ってくるので、屋根の付いた通路で傘を差していても一瞬にして全身ずぶ濡れになってしまいました(^^;)

2010年7月23日金曜日

誘惑困惑こんにゃくこんこん根比べ♪



小石川植物園では午前中で入園券の販売を中止してしまったようです。午前11時頃の時点で、はたして何人が列んだのか分かりませんが、4時間以上も待つことになったそうな、、。

掲示写真は、見に行ったつもりの合成写真です(^^;)



ここ2週間ほど鼻風邪を引いていましたが、治った!!と思ったら、軽い咳が出るようになってしまいました。寝室にはエアコンがないので、終日ずっと扇風機が稼働しています。

それよりもはるか以前からパソコンが処理速度が落ちてきてはフリーズしてしまうという現象が頻発していました。昨夜、外付けしていた1Tb容量のハードディスクが突然死したとたんにパソコン本体は昔のようにシャキっと動作するようになりました。

壊れたハードディスクは、全容量の9割くらい使っていたので、もしかするとそこにしか保存していないデータがあったかもしれませんが、思い出さない方が倖せってこともありそうです。

2010年7月22日木曜日

燭台大赤蜻蛉開羽!!



正午過ぎに炎天下でトンボの写真など撮っていたら眩暈がして池に落ちそうになりました(^^;)

小石川植物園に隣接する東京大学総合研究博物館小石川分館の常設展示「驚異の部屋」(木・金・土・日曜開館、入場無料)は、いつも空いてますし、骨格標本から何に使うのかわからない機械の部品のようなものまで、ほとんど展示説明がないままに展示してあるところが、なかなかよろしい博物館です。建物は、旧東京医学校本館で国の重要文化財になっています。植物園のほうからこの建物をスケッチしている人達が、いつもいっぱいおります。

地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅へと戻る途中、、、江戸三名園のひとつであったという「占春園」に寄りました。現在は、筑波大学附属小学校の自然観察園となっており一般に公開されています。が、江戸三名園であった面影など消滅してしまっている感じがします。

園内に入る前は、中から蝉の声が聞こえていましたが、園内に入ると聞こえないのが不思議でした。

燭台大蒟蒻開花!!



連日NHKのニュースで報道されている「世界最大の”花”ショクダイオオコンニャク」を見に小石川植物園へと行ってきました。

写真は、午前11時頃に撮ったので、まだ開花していませんが、夕方までに七分咲きとなったそうです。明日は見物行列ができるかもしれません(^^)

ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島だけに産する植物で、小石川植物園では、1991年に初めて開花し、日本国内での開花は今回が6例目だそうです。

本当に世界で一番大きな花になるラフレシア・アーノルディという寄生植物と同様に開花すると死肉のような強烈な悪臭が放出されるとのこと、、(^^;)

花の寿命は、2日間だけらしいので、さぁ明日は鼻つまみものを見にGo!!!!!!!!

2010年7月19日月曜日

風が吹けばウサギのジャンプ!!



もうちょっと遅いかもしれないけど日光の霧降高原までニッコウキスゲでも見に行こうと思っていましたが、ふとカレンダーを見ると数字が赤くなっていて、いつのまにやら世の中は連休のご様子(^^;)

もう行列とか人混みを思い浮かべただけで、暑さ以上にうんざりとした気分になってしまいます。

昨日は、東京おもちゃショーへ行くつもりでいましたが、お台場では一昨日から某テレビ局主催の夏の混雑イベントも始まっていて、その様子を思い浮かべたら日向に放置されたアイスクリームのように気持ちが溶けてしまいました。

風がけっこうあったので、レインボーブリッジを歩くことにしました。そして浜離宮庭園から水上バスで、さきほど渡ったレインボーブリッジを眺めて、浅草へ、、。この船も日曜日なので混んでいましたが、定位置の席を確保できました。ただ「龍馬号」で名前はかっこよいのですが、屋上デッキもなく後方の視界もいまひとつの船にあたってしまいました。



靖国神社みたままつりでの見世物小屋をデジブック化しました。

http://www.digibook.net/d/bc04e193905c9a013f790fc485c08839/

2010年7月17日土曜日

みたまおんたまたまたまりんね



昨夕は、靖国神社のみたままつりへと行ってみました。おしくらまんじゅう状態の参道で、もし「人出密度」みたいなものを計測したらきっと日本一です。

まずは見世物小屋へと直行しました。呼び込みの人の口上が下手な割にはお客が入ってました。昨年は売れない劇団のやる気のない最悪の内容でしたが、今年の「空中回転少女A-GEHA」はけっこう良い見世物でした(^^)

生きた蛇を食いちぎる小雪ねぃも元気でした。残念なことに今年から「撮影禁止」の貼り紙が芳一の魔除けのお札のように何枚も貼りまくられていて、写真を撮ることができませんでした。

見世物小屋を出たらちょうど、、、ぷちねぶたが本殿のほうへと向かうところでした。今年のは何が題材なのかよくわかりませんでした。二人の武者(?)が剣を構え合っている場面です。写真は、ねぶたの太鼓です。

2010年7月15日木曜日

蝶留まって、ちょっと待ってください



先月から今月にかけて、丸々一日お仕事がお休みの日を4回続けて家から一歩も出ないで過ごしてしまいました。梅雨時期にもかかわらず、その4日とも雨は降りませんでした。外に出なければ、カップ麺など僅かの備蓄食糧を食べるので、財布の中身の延命には効果的でした(^^;)

どこかへ遊びに出かけて撮ってきた写真は、よくよく見返すこともなく溜まってゆきますが、ちょいと整理してネット上梓のごとくすれば自然と見てくれる人がでてくるようで、新たな撮影意欲みたいなものもでてきそうな感じがしてきました。

今日もあやうく引き籠もりの一日になるところでしたが、夕方になって近所の本屋さんまで行きました。空を見上げると南側半分が青空で、北側半分が曇り空でした。写真は、温暖化で関東でも珍しくもなくなった蝶ですが、見つければ撮らずに通り過ぎるなどできないものです。

きのうやっと家の内部が撮れたので、デジブック「立花大正民家園」(http://www.digibook.net/d/76c4a93b901b90092e9b1556adda8939/)もいずれ更新できるかもしれません。

ばいばい倍雨



昨日は朝から夏空が広がりそうな感じの東京でした。お台場海浜公園の砂浜には、大量のクラゲの死骸が打ち上げられていました。

まずはレインボーブリッジの歩道へ、、、ここはちょっと風が強めくらいがよい感じです。すれ違う人もいないくらいでしたが、誰も知らない要人が首都高を使うのか、車道にはパトカー、海にはパト船、最後にはよれよれの雰囲気で歩いて来る制服警官、、。

芝浦埠頭駅の近くで、港区が走らせている「ちぃばす」にでも乗ろうと思っていたら、時刻表より2、3分早く通過してしまうという、この路線のアバウト運行に遭遇したみたいなので、都バスにしました。

旧芝離宮庭園に寄りました。園内に来ている人の殆どは、どこかのカルチャーセンターかなにかの一団なのか、みんなでスケッチをしていました。写真は、通る度にちょっとだけ表情が違った顔にみえるサルノコシカケ(?)です。老衰死直前のポニョのようにも見えます。

靖国神社のみたままつりに行くつもりだったのですが、なんだか気分がそっちに向かないのでした、、。秋葉原で靖国方面とは正反対に向かう電車に乗り換えて、三度目のトライで、、、墨田区立花にある立花大正民家園・旧小山家住宅へまた行ってみることにしました。

今日は、誰も借りていないようなので、無料貸し切り同然で建物の内部を見物することができました。縁台のガラス戸などが閉めたままなのに家の中は蒸し暑くもなくて、やはり昔の日本家屋は、よくできています(^^)

2010年7月13日火曜日

ありんす花魁ふかしぎの国の蟻巣



きのこ雲とってくれろと笑う将軍\(^^)/

2010年7月12日月曜日

辺野古おきなわ屁の香みえず



新聞に「惨敗」の文字見えて、侃々諤々宇宙人はへのかっぱ\(^^)/

2010年7月11日日曜日

ぼんそなえはすはあきないむしあつし



目覚まし時計を止めて10分後に起きたつもりでいました。今日は、茨城県古河市の古河総合公園へ大賀ハスを見にでかけることにしました。駅のすぐ手前まできて、通過するはずのない特急電車が走って行くのを目にしてやっと1時間遅れだと気付きました。つまり目覚まし時計が鳴ってから1時間10分後に起きたわけなのでした(^^;)

1951年、千葉市内の2000年前の地層から発見されたハスの実3個のうち1個の発芽に成功し研究者の名にちなみ「大賀ハス」と名付けられたそうです。古河のハスは、1975年に千葉から贈られたハスの根2本から始まっています。

日曜日なので、もう爺婆カメラマンが山盛り来てました。花数は、まだ少ないような感じがしました。花の姿が最も美しいのは開花した翌日で、3日目には色あせ、4日目には散ってしまうようです。

桃まつりの時の「桃むすめ」の一人が、「古河華むすめ」のタスキを着けて来てましたが、すぐに駅前かどこかへ宣伝にいかされてしまったみたいでした。

午後から雨にならなければ選挙の投票に行くつもりでしたが、昼食を摂っている頃に降ってきてしまいました(^^;)

2010年7月10日土曜日

ろすとしまんろくせんにち



第17回東京国際ブックフェアをほんのちょっとだけ覗いてきました。

今日も傘が手放せない日なのかと思っていたら、朝から晴れて強烈な日差しでした。ゆりかもめ・青海駅のほうから東京ビッグサイトへと海沿いの道を歩きました。合歓の花が咲いていました。まるでザクロとミニトマトが合体したかのような実を付けた野生のバラ・ハマナシなんてのも植えてありました。

ブックフェアは、招待券でそのまま入場できるわけではないのが、なんだか面倒です。それでも開場10分前に到着して開場時刻直後に入れました。

「MOOK散歩の達人」の売れ残りバックナンバーなどが100円だったので買っておきました。洋書バーゲンのところも一通り見ましたが欲しい本はみつかりませんでした。

結局たったの30分くらいしか会場内にいませんでした。バス乗り場まで行ったら目前で置きざりにされたりで、森下駅行きのバスに乗って清澄庭園前で下車しました。

8日前にいたシオカラトンボは、まだ同じ竹柵のところをテリトリーにしていました。アオサギもまた8日前と同じ位置で毛繕いしています。

浅草寺ほおづき市を見に行くつもりでいましたが、移動する気力は暑さに溶けてしまいました、、。

2010年7月7日水曜日

けせらせらだの大権現



徳川家のルーツは、調べたことなどありませんでしたが、愛知県か静岡県にあるものとばかり思っていました。ところが群馬県だった!!という「嘘こくでねぇ~!!」と言われそうなお話を耳にしたので早速、群馬県太田市へと行くことにしました。

東武伊勢崎線・世良田駅には午前7時半に到着です。今日も朝から身体がべたべたするような湿度です。券売機もない無人駅で、駅前には雑貨屋もタバコ屋もありません。大きな工場が点在し、その隙間にやる気のない田畑が残っているみたいなところでした。側溝には、巨大な巻き貝がわさわさ棲息していました。

世良田東照宮は、ネットで調べたら午前9時から開くとのことなので、まずは八坂神社に寄ってみました。本殿は彩色された彫刻が施されていました。文政九(1826)年建立の芭蕉句碑がありました。仁井田碓嶺の筆で「しばらくは花の色なる月夜かな ばせを翁」と彫られています。

長楽寺の蓮池には竜宮伝説があり、寺で何か必要な物があれば品名を書いた紙を投げ込むとやがてその品が現れたのですが、千畳張りの蚊帳を借りたときに坊主が惜しんで返さなかったらもうなにもおこらなくなったそうです。そうそう、ヤブ蚊が次々と肌に付着してきました(^^;)

写真は、カナブンを押し退けて樹液を吸うスズメバチ、、、この木の縦に細く開いた空洞にはニホンミツバチが巣を作り、クワガタ夫妻も住んでいました。

9時前に東照宮に着いてしまいましたが、門は開いてました。300円也の拝観料を払って入るとこだけ9時からということのようでした。日光奥社の拝殿を移築し、家康の最初の墓標として建てられた多宝塔もここに移されたとのことです。

新田莊(にったのしょう)歴史資料館が開館するまで前の庭でトンボやアメンボの写真を撮っていたら遠足らしい小学生の一団がぞろぞろとやってきて、資料館の前で新田家と徳川家の関係などを先生が何も見ないですらすらと児童たちに説明していて、とっても勉強になりました(笑)

その先生が言っていたことではないのですが、、、『太平記』で活躍した新田家がいかに徳川に利用されていったかが、なんとなく見えてきた感じがしました、、。

2010年7月6日火曜日

朝顔に水を取られてよれガッパ



午前10時の現地到着で、今日から3日間開催される入谷朝顔まつりへと行きました。朝から雨が降ったり止んだりの蒸し暑い日となりました。

人がいっぱいでした。6寸鉢が2000円、7寸鉢が3000円と決まっています。明治時代からずっと続いているという朝顔造りの植木屋さんはもうないようですが、出店する場所など毎年同じところに同じ業者で、きっちりと利権化してそうでした。

昨年と一緒で鬼子母神の境内で12ヶ入り千円也のきびだんごを買いました。テレビ局なんかもあれこれ取材してました。朝日新聞の記者さんらしきおねぇさんは、自分で写真を撮って道端にしゃがみ込んでノートパソコンで記事を打ち込んで送信してたみたいでした。

雨は時折ぱらぱらと降ってきましたが、ひどく濡れるほどではありませんでした。言問通りをまっすぐ浅草のほうへと歩いてみました。

台東区生涯学習センター・台東区立中央図書館内にある「池波正太郎紀年文庫」の展示を見てみることにしました。平日なら午後8時まで開館しているようです。遺品などで書斎が復元展示されていました。残念ながら写真撮影不可ですが、この書斎だけでも楽しめます。

かっぱ橋道具街は、七夕飾りがしてありました。その通りをまっすぐ行くと浅草六区、旧フランス座のあった場所へでました。

スーパーで175円で販売されていた1.5リットル入りのコカコーラ・ゼロにマクドナルドのチーズバーガーが無料になる券が付いていたので、まとめ買いして昼食代減らしてます(^^)

昨夕のように局地的な豪雨になったらたまらないので、早々に東武浅草駅から帰ることにしました。

2010年7月4日日曜日

ちゃり走ることについて語るときにままの語ること



はたして1500円もの入場料を支払って入る人がいるのか謎の「東京国際ブックフェア」ですが、、、先日、わざわざ来場促進の電話までかかってきました。事前にネットで申し込んでおけば入場券が郵送されてきます。今年の一般公開は、7月10日と11日です。これをちょっとだけひやかしてから、浅草ほおずき市を見に行くつもりでいます。

それよりも前、6日から8日までは、入谷朝顔まつりがあります。昨年は、朝顔を買わずにきびだんごを買いました。文字通りに花より団子状態でした(^^;)

そろそろ古代蓮なども咲く時期です。昨年は、行田まで自転車で行ったような気もするのですが、なんだか今年はまるっきり自転車に乗ってどこかへ向かう気力が沸いてきません。旧・菖蒲町のラベンダーも見に行きませんでした。そこの近くにある深沢七郎のラブミー農場は、昨年福島のほうの不動産業者が仲介で売りにかけていましたが、売れてしまったようです。建物など残っているのか確認したい気もしますが、、、。

2010年7月2日金曜日

雑司ヶ谷繁き木立に眠る文豪



「これでどう?」と撮った写真をトンボに見せると大きな目玉をぐりぐりさせて軽く頷き、二重丸を描くようにしてどこかへ飛んでいってしまいました。

地下鉄で清澄白河駅から護国寺駅へと移動して、「雑司が谷旧宣教師館」へと行ってみることにしました。どこにあるのか地図をうろ覚えで、危うく反対方向へと行ってしまうところでした(^^;)

置いてあったパンフレットによりますと、、、明治40年にアメリカ人宣教師マッケーレブが居宅として建て、豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築だそうです。教会と一体化しているものかと勝手に想像していましたが、そうではないようでした。神社仏閣と違ってなぜかキリスト系教会などに長居をすると頭痛などしてくるヴァンパイア体質(!?)なので、要注意なのですが、、、まるで爽快な建築物でした(^^)

建物内部は、無断撮影禁止の旨掲示されていました。おっしゃれ~!!な感じのする建物です。

雑司ヶ谷霊園のすぐ近くだったので、いくつか有名人の墓を見ておくことにしました。まずは夏目漱石、巨大な墓石でした。竹久夢二は、小さなシンプルな墓です。中濱万次郎、荻野吟子、成島柳北、泉鏡花、永井荷風、小泉八雲などの墓石を見ました。

蜻蛉が庭に光を運んでくる



今日はまず清澄庭園へと行きました。

いつ行ってもたいてい来ているアオサギの姿が見えませんでした。そのうち三羽で庭園の上空を旋回していましたが、なにかを警戒しているのか舞い降りてきませんでした。二羽が木の高いところに留まりましたが、またどこかへ行ってしまいました。

しばらくして見馴れた一羽が灯籠の上にいました。ちょっとだけ獲物を狙う姿勢になっていましたが、もう他で食べてきたのか、人が入れない中の島で毛繕いをはじめてしまいました。

ちょっと遠くからになりましたがアオサギの写真も撮れたので出口の手前まで戻ったら、、、一匹のシオカラトンボが旋回して通せんぼしては足元の竹柵に留まるのでした。何枚か写真を撮ってあげると近くを一回りして、また同じ場所へ戻ってきます。帰ろうとするのを引き留めるかのように飛びます。そして定位置へ、、。

トンボって意外と毛深いのでした(笑)

2010年7月1日木曜日

撮り籠の鳥



スズメは、壊れた瓦屋根などを利用して巣を作るので、瓦屋根がほとんどなくなって急速に数を減らしているとするテレビ番組をちらっと見たことがありますが、自分が子供の頃と比べてそんなに減っているようには思えませんでした。カラスは増えている気がしてますけど、、。存在していても見たいものしか見ない、見えないというのが人の視覚のようです。

昨日は早朝から雨が降っていたので、また傘をずっと持ってなくてはいけない一日かと思いましたが正午前から晴れてきました。雨上がりにしては意外と水蒸気が少なくて、遠くの景色がはっきりと見えていました。

6月は、週に2回にはちょっと足りませんでしたがレインボーブリッジの歩道を歩きました。いつもは海をいっぱいにして画角の端っこに建物を入れる構図で写真を撮ることが多いのですが、昨夕は雲の形がけっこうきれいだったので、空ばかり撮ってしまいました。

先日、水上バスに乗ったときに流れていた録音された観光案内では、「黒い鳥はカワウ、そのなかに混ざっている白い鳥はユリカモメです」と言ってました。ユリカモメのいない時期でも案内テープは一年中使い回しなのかもしれません。確かに何羽か白い鳥が混ざっていて、サギでした。詐欺のようなお話!!(笑)