2010年12月30日木曜日

ネギは背負ってないけど食べきれないカモ~!?



2010年、今年最後の「遊行録」です(^^)/

いつもは年を越して、お正月も終わってから出かけ始めるハクチョウ見物ですが、、、今日は早朝から群馬県館林市&邑楽町にある多々良沼へと行きました。東武伊勢崎線・多々良駅には、午前6時半くらいの到着でした。

徒歩15分くらいで野鳥観察棟のあるところに着きましたが、ここではもう餌付けを行っていないので、常駐のコブハクチョウが一羽見えるだけでした。大きな三脚を担いだままうろうろしている親爺にみつからないようにガバ沼へと急ぎます。まだ空はほぼ快晴ですが、富士山は見えていませんでした。ガバ沼の手前まで来た時に太陽が昇ってきました。

ガバ沼の駐車場には、車が4台あって5人いました。ハクチョウの飛来数は、11月9日の4羽から記入が始まっていて、昨日29日は午前40羽、午後92羽となっていました。最大飛来数は、12月21日午後の114羽でした。昨冬(平成21年度)のピーク時は、200羽だったようです。

よく見ると水面から靄が立ち上がっています。50m置きくらいの間隔で、木の枝を石などで固定して水路の上にさしかけてあるのは、カワセミを撮影するための仕掛けなのかもしれませんが、今日の翡翠組は二人だけでした。

既に巨大望遠レンズが十数本並んでいました。夜明けと共にどんどん雲が空を埋め尽くしてしまいました。ハクチョウは、いくつかの群れが分散して遠くに見えるだけで、あまりいないように思えましたが、しばらくしたら30羽ほど城沼方向から飛来してきました。

風はあまりありませんでしたが、空気が冷たすぎて、、、手袋を持参しなかったのは失敗でした(^^;)

昨日、八景島で上空を舞うトビを撮影してみて、カメラがピントを合わせられないか、それが遅すぎてほとんど思うように撮影できなかったのですが、今日も飛ぶハクチョウにはデジカメの性能がついてゆけてない状態でした。

ガバ沼まで引き返したら親爺が餌を撒き終えたところでした。もう他に誰もいません。サービスなのかどうか謎ですが、残った餌を背後に撒かれたのでカモに「鳥囲まれ」ました(笑)

予報では雨になるというので、正午過ぎに帰宅しましたが、空はまた快晴になってました。ではまた来年もよろしくですm(_ _)m

2010年12月29日水曜日

吐き気酔いのこったのこった八景好いよい



今年四回目、横浜・八景島シーパラダイスへと行きました。子供たちは冬休み中ですし、お父さんお母さんのお仕事も年末年始の休暇ということなのか、だいぶ混んでいました。小さい水槽は、人に埋もれて見えませんでした(^^;)

10月5日から体長4.7mのオス・ジンベエザメが公開されていますが、11月26日から体長5.2mと一回り大きなメスが追加になっていました。イルカショーに使用していた一番大きな水槽を使っているので、イルカショーはお休みのままでした。水槽の外で、セイウチやアシカの”芸”は見せているようです。

園内滞在二時間半ほどで帰ることにしました。家までは3時間半、交通費が片道1690円もかかるので、せっかくの「年間パス」(3月末まで有効)ですが、あと一回かなぁ……という気がしています。

27日の月曜日にお仕事関係の忘年会も終わりました。久々のアルコールに身体がびっくりしてしまったのか、眠っている間に脹ら脛が引き攣って痛い目に遭いました(T_T)

明日からは、全国的に大荒れ気味の天候との予報ですね、、。

2010年12月25日土曜日

八卦よいよい、当たるも吐き気当たらぬは寒気



東京港臨海大橋(仮称)の名称募集を今年の夏頃にやっていたような感じでしたが、応募要項も確認しないまま過ぎてしまいました。そのときに思いついた名称が「東京ゲートブリッジ」だったのですが、、、先ほど検索してみたら11月15日に”正式名称が東京ゲートブリッジに決定した”という記事がみつかりました(^^;)

ちゃんと応募しておけば、記念品を頂戴できるとか開通前に歩かせてもらえるとか何かあったかもしれないので残念無念!!(笑)

今朝の東京湾は、もの凄く冷たい強風が吹いていました。新木場駅の近くに置かれていた自転車は、みんな風に倒されてました。

今年1月15日のブログも参照ください。東京スカイツリーと比べると、とてもゆっくりとした建造日程のような感じがします。



12月23日抽選日の第528回ロト6の当選本数字は、「02・05・12・21・28・32」でした。1等は、3口で108386000円の当選金額となりました。今回は、10口(2000円)購入しましたが、、、その最初に選んだ数字が「02・06・13・22・25・32」です。2数字しか当たっていないので、1円にもなりません(T_T)

かろうじて8番目に選んだ数字が「02・03・12・21・27・43」なので千円当たりとなりました。

2010年12月24日金曜日

めりめりめらめらくるりんぱっ(^^)



今年のクリスマスまでには観ようと買ったディズニー映画・ロバートゼメキス監督『クリスマス・キャロル』(2009年)のDVDでしたが、、、まだ開封しないままクリスマス・イブになってしまいました(^^;)

覚醒する前のスクルージ爺のような人は、世界中に1万人か10万人か、もしかして百万人くらいは棲息していることでしょうね。

今年は、大晦日までお仕事なので、「紅白」が始まる前までには帰宅できそうにありません。来年は、元旦からお仕事です。なんだか以前よりも「年末気分」というのが希薄になってきたような気がしています。

夏が暑かった分だけ冬が寒くなって地球はバランスをとるのかもしれませんが、年末年始は穏やかな天候になってほしいものです。

2010年12月23日木曜日

冬の水・花・火



東京駅周辺(大手町、丸の内、有楽町)で昨日から始まった「光都東京LIGHTOPIA2010」を見てきました。12月29日までです。

”丸の内イルミネーション”は、昨年と比べるとだいぶシンプルというか、じみ~になってしまった感じがしました。会場案内図などのチラシも今年は配布していなかったようでした。

写真は、和田倉噴水公園の噴水ですが、まるで花火のようにも見えました(^^)

東北や北海道では大荒れの天気だったようですが、東京は風が強かったものの快晴の一日でした。白くなった富士山も朝から夕方まで見えていました。

2010年12月22日水曜日

次の駅にとまったら何かを始めるように♪



JR葛西臨海公園駅前から葛西駅行きのバスは、平日の昼間は全く運行されていませんが、一之江行きのバスが葛西駅前を通っていることに気付きました。わざわざバス停が別になっていたので、平日の昼間はバスで葛西駅に行くのは不可能なのだと思っていました(^^;)

10分ほどで葛西駅でしたが、、、歩くと小一時間かかってしまうのかもしれません。「ぐるっとパス」の期限切れ日なので「地下鉄博物館」に寄ることにしました。でもここは、入館料210円ですし、もっと料金の高い美術館などへ行った方が得ですが、、。

日本で最初の地下鉄が運行されたのは、1927(昭和2)年の上野~浅草間(2.2Km)だそうです。料金は、10銭(ラーメン一杯分?)とのことです。これが銀座線となり、以降、、、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線の順番で開業したようです。この東京メトロ(旧・営団地下鉄)よりも都営地下鉄は後発なので、より深いところに建設されたために借金が多くなって、料金が高いという説もあるようですが、はやいところ合併してしまってほしいものです。

天気のほうは、、どんどんと雨雲が近付いてきている感じでした。

2010年12月21日火曜日

Ohまんぼ!! Jeanらんぼ!!



四ヶ月ぶりで葛西臨海水族園へ行きました。8月23日のブログに、、、「体長1メートル以上の大きなマグロは、たったの3匹になっていました」と書いていますが、さらに少なくなって巨大マグロは、1匹だけに見えました。

今日は、幼稚園や保育園児の団体もいなくて、とても静かで見やすい環境でしたが、、、潜在意識が盛んに警報を発しているような、なにか今までと違う!?という気がしてました。そうそう、ついにここにもお揃いのジャンパーを着たボランティア爺婆が大量に発生!!してしまったのでした。稀に大学教授もできそうなくらいの知識・教養のある人がいないわけではありませんが、不要のように思えます。観客が少ないので、水槽の前で仲良く肩を並べて魚に見入っているカップル風ボランティアまでおります。ウミガメの写真を撮っていたら、その片割れが「いい写真が撮れましたか?」と意味なく話しかけてきて迷惑千万!!(笑)

上野動物園では、無料貸し出しの電動カートのようなものが新登場したようでしたが、これにも案内ボランティアが必ずついてくるみたいでした。

長く空き家だった水槽にマンボーがいました(^^) 「8月末に一時閉館したサンシャイン水族館からゆずられたものです。」と掲示してありました。借りたわけではないので、死ななければずっといるということなのでしょうか???

2010年12月19日日曜日

落ちてたすけよ白瀧の水



桐生市内に入ったとたんに「上州一のソースかつ丼」などと看板を掲げた飲食店もあって、コンビニでおにぎりを買ってしまったことを悔やんだりもしました。動物園まで歩いて、そのおにぎりを食べようと思っていましたが、西桐生駅は昼間の乗降客がほとんどないのに待合室が広くてベンチがいくつも並んでいます。昭和レトロな窓や天井を見ながらそこで昼食にしてしまうことにしました。

お腹がいっぱいになると動物園まで行く気がなくなり前々から気になっていた水道施設の建物を見に行くことにしました。西桐生駅からは、あまり遠くありませんが、とんでもない急坂を登らねばなりませんでした。

見晴らしの良い高台にあるおしゃれな別荘みたいな家は、昭和7年に「配水場事務所」として建てられたものです。浄水場に配水量や水位を報告する仕事をしていたようです。当時のお金で9984円37銭の建設費だったものを昭和60年に約5500万円かけて改修して「水道山記念館」としています。わずかな資料の展示がされていました。

ここを含めて桐生市内にある全部で12の水道施設が国登録有形文化財となっているくらいですから、建設したときの「つくり」がもう他の市町村のとは別格だったのかもしれません。「西の西陣、東の桐生」と言われるくらい繊維関係の産業で裕福な街ですしね(^^)v

大川美術館の前を通って坂を下り、やはり国登録有形文化財になっている「西公民館」や「桐生織物記念館」などの建物も見ておきました。

織物記念館では、「桐生織姫伝説・白瀧姫物語」という和・英文の絵本のコピーが無料で手に入りました。桐生から京都に労役に行った農民が、公家の娘を嫁として連れて帰ったことで桐生に織物が伝わったというお話です。

だいぶ町外れ(?)まで長く歩かねばなりませんが、東武線新桐生駅から帰ることにしました。これでやっとなんとなくパズルの断片がつながって、桐生市の大きさや位置関係が把握できた感じがしてきました。

今年は、いわゆる「両毛」地域にだいぶ出かけました。後は、太田でやきそばを食べて、未踏の伊勢崎市を闊歩かっぽすれば一段落です。

マンモスたっちあんどごーハイカラ明治



午前9時30分ちょうどに岩宿博物館へ行きました。初老のご夫婦も開館を待っていたようでした。入館料は、300円です。

マンモスの骨格標本レプリカがありました。1本だけ本物だという骨があって触ることができます。「MAMMOTH TOUCH 証明書」に日付印を押して持ち帰れます。いわゆる立派な「はこもの」ですが、重要な出土品の大半は、相沢忠洋記念館と明治大学博物館にあるのかもしれません。30分もかからずに一通りの展示物を見てしまいました。

マンモスの骨組み住居跡に小学生の女の子がジャングルジムのように登って遊んでいました。また琴平山と稲荷山(191.4m)の間の切り通しを真っ直ぐ東へ向かって歩いてゆくことにしました。稲荷山の北側は、カタクリの群生地になっているそうです。博物館内で販売もされていましたが、古代米水田もあるようです。

みどり市(旧・笠懸町)から桐生市(旧・相生村)に入ります。地名は「相生」なのに駅名は「相老」になっているのは、兵庫に「相生駅」があるかららしいです。同じくわたらせ渓谷鐵道の「神戸(ごうど)駅」は、「神戸(こうべ)」と読みが違うので、そのままなのかもしれません。

「桐生明治館」(重要文化財・旧群馬県衛生所兼医学校、相生村役場として前橋から移築)に寄りました。観覧料150円ですが、中に入ってもあまり内装にはみるべきものがない感じでした。個人から寄贈された約400台のカメラの内、明治時代に製造された30台(国産も含む)が展示されていました。掲示写真は、医学校の薬箱かと思われます。

まだ正午にもなっていませんでしたが、相老駅から移動して「ぐんま昆虫の森」や、その先の「相沢忠洋記念館」まで行く気にはなりませんでした。なので明治館の前の道をさらに進んでゆくと「赤岩橋」というところで渡良瀬川を渡って、先日わざわざ見に行った「西桐生駅舎」前にでてしまいました(^^;)

2010年12月18日土曜日

マンモススタピーがんばらんち



昨日、上野動物園とその周辺はモミジの紅葉がきれいでした。特に塀越しに見える「ぼたん苑」の中がよい感じでしたが、、、冬牡丹の公開で門が開くのは、1月1日のようです。

「岩宿博物館」のホームページを見たら”岩宿遺跡の紅葉は今が見頃です”と書いてあったので、行ってみることにしました。

岩宿遺跡の最寄り駅は、JR両毛線・岩宿駅なのですが、東武鉄道、わたらせ渓谷鐵道、上毛電気鉄道などが交錯する地域なので、最も電車賃が安いコースで、東武鉄道桐生線・阿左美駅から歩くことにしました。この阿左美駅は、本来なら駅構内のトイレか待合室になるべきところが、「縄文式文化住居跡」になっています。

館林駅を過ぎたあたりになると車窓から見える田畑が霜で一面白っぽくなっていました。足利市あたりで朝日が見えました。阿左美駅には、午前7時半くらいの到着です。ここから岩宿博物館までは、どのくらいの距離を歩かなくてはならないのか謎でしたが、開館時刻まで2時間もあるのでした。吐く息は白くなり、もっと南へ行くべきだったかと思うくらい寒い朝でした。

いくつか標識がでていたので、道に迷うこともなく1時間足らずで岩宿遺跡に着きました。相沢忠洋の像がありました。実は、「ぐんま昆虫の森」へ行くついでに何処か他に見るべきところはないかと地図をみていたら「ぐんま昆虫の森」を通り過ぎて、だいぶ先に「相沢忠洋記念館」というのが載っていました。名前の感じから画家か彫刻家ではないかと勝手に思い込んでいました。

戦争が終わって1年と経たない1946年7月、相沢が黒曜石でできた石器をみつける。これが日本にはないとされてきた旧石器時代の証拠となったということなど昨日まで、、つまり「岩宿遺跡」ってところへ行ってみようと思いつくまで、全く知りませんでした\(^^)/

「岩宿」という地名は、この発見以前からのものなのかどうか、ネットの検索では分かりませんでした。

まずは琴平山に登ることにしました。登り口では、霜柱ざっくざっくと踏みつぶしです。濡れた落ち葉は、凍ってきらきらしています。山頂には、三等三角点がありました。標高196.2mです。さらに続いている道を行くと行き止まりで「大間々扇状地展望台」だったことを後から手に入れた「岩宿博物館周辺マップ」で知りました。なぜかそこの木に縛り付けてあった温度計は、5°Cでした。

琴平山のあちこちに2リットルサイズのペットボトルが木などに吊されていました。上部がほんの少し四角く切り取られていました。そこが入口となって、底にはカナブンやカブトムシの死骸が折り重なっていました。単なる虫取りなのか、何かの調査なのか謎です。旧石器よりもこちらのほうが気になってしまいました(^^;)

書くのを忘れるところでした、、、もうコナラなどの葉もほぼ落ちて、「どこに紅葉が?」と思ったわけですが、岩宿博物館のホームページは、最終更新日が10月11日でした。もっと働けよ!!(笑)

掲示写真は、ウクライナ共和国メジリチ遺跡で5軒発見されたマンモス象の骨を骨組みに使った住居跡の約75%縮小レプリカだそうです。

2010年12月17日金曜日

トラ、我のみにて候



浅草寺・羽子板市を見てきました。今日から12月19日までです。なんとなく「海老蔵」顔の羽子板が目立っているような気がしてしまうのは、大暴れした虎の顛末が明らかになっていないせいでしょうか?

浅草へと行く前に上野動物園に寄りました。間もなく二ヶ月間の有効期限がきてしまう「ぐるっとパス」の消化です。あまり使わずに過ぎてしまった二ヶ月だったので、なんだか「得した気分」から千里も遠くにいる感じがします。虎なら一晩で走れる距離かもしれませんが、、(笑)

上野動物園へと行く前は、清澄庭園に寄りました。先に写真を掲示した白いサギの姿は見あたらなくて、代わりに灰色か茶色がかった不良猫背風のサギが日向ぼっこしてました。

快晴の空でしたが、空気は冷たい一日でした、、。

2010年12月16日木曜日

イルミネーションはイミテーション!?



あしかがフラワーパークに到着したのは、午後4時半頃です。金曜日や土曜日の晩ならともかく火曜日なので人はあまりいないものかと思っていたら、、、ずいぶんと盛況の入場者数でした。正面入口に近いところの駐車場は、「満車」の看板がでていました。大型観光バスが何台も駐まっていました。

幸いにして(?)暖かな夕暮れ時でした。風も弱くて、まるで”冬のイルミネーション見物日和”そのものです(^^)

午後3時までの入園料が300円で、午後3時半から午後9時までの入園料は600円となっていました。大晦日だけが休園日のようで、イルミネーションの「光の花の庭」は、1月23日までです。藤の花の名所なので、藤の花のようなイルミネーションもありますが、その辺りは人気があるわけではなく閑散としていました。

都心部のと違って、あか抜けしていないところがよいのかもしれません(^^)

夕日に輝くおふらんす屋根



12月14日、いつもより二時間くらい早く見学を切り上げた「ぐんま昆虫の森」でした。午前10時半くらいには、急速に晴れてきて雨から快晴の空になりました。年間パスポートでの入場は、これが三回目だったので、もう一回行ってやっと得をする計算になります。

早く着きすぎてしまった朝の雨中散策で、上毛線新里駅まではバスに乗るほどの距離でもなさそうなことが判明してました。それでも一応、バスの時刻表を確認して、、、歩いて大間々まで引き返しました。

みどり市大間々博物館「コノドント館」に寄ってみることにしました。入館料100円です。他に入館者はいなくて、いきなり「お時間があれば……」と15分間くらいの3Dアニメ「恐竜アパトの大冒険」を見せられました。展示物は、よくある「民俗館」のようだと思ったら、、旧称・大間々町歴史民俗館でした。建物は、大正10年に建てられた銀行で、金庫の中も展示室になっていました。「コノドント」とは、歯の形をした微少な化石のことで、日本での発見が大間々町在住の人によるものらしいです。特別展示「大間々の引札」(1月30日まで)は、「好評につき期間を延長」とのことですが、展示されている引札そのものが多くありません。

赤城駅から上毛電気鉄道上毛線で終点の西桐生駅へと移動することにしました。赤城からは、五つ目の駅ですが、270円10分で着いてしまいます。一時間に二本程度の運行です。西桐生から中央前橋までの全線(25.4km)を乗ると660円で、「往復割引」もあります。凄い!!ところは、平日の始発から午前8時20分頃までを除けば、自転車を持ち込めることです。つまり一日35発車中の5本だけが自転車ダメなわけです。

1928(昭和3)年に開業当時からの駅舎で、国の登録有形文化財になっています。「マンサード屋根」が特徴のようです。

ここから東武線の新桐生駅まですぐ近くだと思っていたら、、、近いのは、まっすぐ350m先にあるJR桐生駅でした。ついでなので、JR両毛線・富田駅まで乗って、あしかがフラワーパークの電飾を見てから帰ることにしました。

2010年12月15日水曜日

シューティングスターを打ち落とせ!!



朝の冷え込みはいかばかりかと懸念してしまうくらいの晩でしたが、東武線・竹ノ塚駅で途中下車して「光の祭典2010」を見てきました。

何年か前からこの時期に電飾が行われていることは知っていましたが、わざわざ見にでかけたのは初めてです。今年で9回目になるそうです。約60万個のLED球を使用となってます。

竹ノ塚駅前から元渕江公園までの1.2Kmは、街路樹に青白い電球が付けられていました。点滅や色変わりはしていませんでした。

今年は、元渕江公園内にある足立区生物園へ行っているので、公園までの所要時間はなんとなく分かっていましたが、帰りがけに歩いて寄るにはちょっと遠い場所です。キャッチフレーズは、「光キラメキこころトキメキ」なのですが、、、ときめくものがありませんでした(^^;)

灯籠の蝋燭の明かりとか、ガス灯とか、焚き火とか、心めらめらときめくには「炎」を見たいと千代に八千代生まれの満14歳、八百屋のお七が言っていたとかいないとか、、。



今年は、いつになくマスコミが「ふたご座流星群」を取り上げて報道しているのには、なにか特別な意味があるのでしょうか???

2010年12月14日火曜日

うかうかしてたら羽化できぬ



四日前、、小平鍾乳洞まで歩いたせいで寄れなくなってしまった「ぐんま昆虫の森」へと行くことにしました。”昆虫の森+ワンポイント観光”という風なつもりだったのですが、なかなかよい組み合わせがみつかりません(^^;)

未明、雨はやんでいました。夜中に強い雨音も聞こえませんでしたし予報で言っていたよりも降らなかったのかもしれません。

電車の中には、スカートの下にトレパンを穿いている女子高生が多くいました。大間々の高校に通っているらしい摩美亜さんは、昨日寒いところで40分も待たされたので風邪を引いてがらがら声になってしまったとお友達に話していました。こんな声で接客したくないけど休むと今月は5000円も少なくなってしまうからバイトに行くとも言ってました。話し相手のお友達のほうは名前が分かりませんでしたが、午前3時くらいまで彼氏と喧嘩して、眠いというようなことを言ってました。赤城駅へ到着する直前、「雨降ってるよ!!太田は降ってなかったから傘持ってこなかった!!」と叫ぶ摩美亜さん、、。

もう降らないと思っていた雨になってしまいました。開園?開館?それとも開森??の一時間も前に昆虫の森に着いてしまったので、辺りをあてもなく歩くことにしました。少し遠くまで行き過ぎてしまいました。駐車場には、10台くらい乗用車が止まっていましたが、スタッフの通勤車なのか、、、なんだか他に来場者はいない雰囲気でした。

クリスマスツリーのオーナメントの代わりにオオゴマダラの金色蛹がぶらさげてありました。蛹が金色ではなく黒っぽくなると間もなく羽化がはじまるようでした。見ていると数分で蛹の殻から抜け出てしまうのもいれば、何時間もでてこられないのもいました。そして、すぐに羽根がピンとのびるのもいれば、ずっとよれよれのままのもいるようでした。

ともかく蝶が羽化するところを見たのは初めてだと思います\(^^)/

2010年12月13日月曜日

後で塩、と読んではいけない"Art déco"



東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)へ行きました。12月11日から来年1月16日までは、「朝香宮のグランドツアー」と題して、「建物公開」となっています。入館料も美術品展示が行われているときよりも安くて、800円です。24ページほどある小冊子が配られてました。

建物自体の公開は、今年の春にも行われてます。昨年も行っているので、これで3回目になります。建物公開以外の時は、玄関などの写真も「撮るな!!」と言われます。今回は、二階が写真撮影禁止となってしまったので、二階の各部屋にある照明器具は撮影できませんでした。

朝から「今にも泣き出しそうな空」でしたが、やはり雨になってしまいました。庭のほうはまだ少しだけ色付いたもみじの葉が残っていました。午後4時から二時間のライトアップは、再々度(?)期間が延長されて、今月27日までとなったみたいです。

雨なので日本庭園へは他に誰も来ないので、ゆっくりと落ち葉などを撮影できました(^^)

けっこう寒い日となったので、他にはどこも寄らずに帰ってきてしまいました。

2010年12月11日土曜日

13号埋め立て地から



今宵は、12月ではないようなヌルっと暖かな風でした。

午後6時くらいから、お台場を一巡りして夜景を撮ってみました。土曜日なので、いつもより人が多いようでした。

レインボーブリッジの後方に見えるビルの灯りは、まだお仕事をしている人達がいっぱいいるってことでしょうね。車のブレーキランプの赤が橋の上に連なっているので、首都高速はだいぶ激しい渋滞になっているようです。手前の屋形船の中では、飲めや歌えの大騒ぎなのかもしれません、、、なかなかそんなご身分になれませんが(^^;)

もう十年以上も前かと思いますが、初めてお台場に来た時の奇妙な違和感は、今もあちこちに残っていそうな気がしています。名前自体がへんてこりんな「東京テレポート」駅前のなんのお店もない光景は、東京中探しても他に類似した街がないかもしれません。

元締めは東京都のようですが、、まるで暴力団の縄張り争いのように江東、港、品川の三区が土地を分け合っています。

高速鉄道りんかい線と新交通ゆりかもめという二大ぼったくり路線だけで、地下鉄は未来永劫除けて通るのかもしれません。行き止まりみたいな閉塞感のある街にしか思えないながら、なんでこんなに人がやってくるのやら、、。

2010年12月10日金曜日

いちにの3K職場を飛び出して



昨日は、横浜・三溪園へ行きました。

これで昨年行ったか、今年新たに行くつもりでいた紅葉見物場所のうち行くことができなかったのは、鎌倉・円覚寺、上野・国立博物館庭園、武蔵嵐山、小石川植物園、川越・喜多院、京王百草園の六ヶ所だけとなりました。国立博物館の庭園公開は、12月12日までです。なぜ年中入れるようにしないのか、国の営業方針なのでしょうか???

三溪園にある建物は、京都や鎌倉、白川郷から移築したりして豪華風情たてもの園という感じです。前回行ったのは、昨年の桜の花が咲いている頃でしたから、、1年と10ヶ月ぶりくらいになります。

もう「美」のピークは過ぎてしまったようでしたが、まだまだ紅葉したモミジが綺麗でした。合掌造り民家・旧矢箆原家住宅や旧天瑞寺寿塔覆堂など前に行ったときに改装中だった建物も見ることができました。JR根岸駅から海側は、巨大な石油コンビナートになっています。三溪園にある展望台から白煙を噴き上げている煙突や大きなタンクがいっぱい見えます。

けっこう広いのですが一巡するのに意外と時間がかからないのが不思議なところです。

掲示写真は、園内で結婚式用の写真(?)を撮ってもらっている一組の姿を借用しました。別な場所合成です。

寝て起きて喰ふて炬燵に過去も無く



鍾乳洞を出たらもう正午過ぎでした。すぐに徒歩で「ぐんま昆虫の森」に向かったとしても着くのは、午後2時半くらいになってしまいそうなので、やめておくことにしました。近くに「親水公園・野口水車保存館」というのがあるようなので行ってみました。

「米つき実演中」という看板がいくつかありましたが、野口水車保存館の入口には手書きで「水車修理中の為回転しておりません」という貼り紙がしてありました。それでも要・入場料100円のようなので中には入りませんでした。

水車小屋を見下ろせる東屋で昼食にしました。コンビニで買っておいたおにぎりです。それから来た道を戻ることにしました。

鍾乳洞公園の入口前に「嵯峨宮」という神社があります。鳥居の前に山同芹雨句碑があって、「寝て起きて喰ふて炬燵に過去も無く」という句が彫られていました。いい感じの脱力感がよろしいです。先ほどGoogleで検索してみましたが見つかりませんでした。そんなわけで検索すると今後はこのブログが表示されるかもしれません(^^)v

「←貴船神社・小平鍾乳洞→」という道標が目に付いたので、貴船神社まで歩いてみることにしました。関東ふれあいの道「紅葉映える峡谷のみち」コースと言い、わたらせ渓谷鐵道上神梅駅と大間々駅を結ぶ14.5Kmの歩道らしいです。ダンプカーが走る道路と別な道があるのでしょうか???

午後1時前に小平を出発して、約6.5Kmの舗装された林道を主に通って貴船神社に着いたのは、午後2時15分くらいでした。もっと大きな神社かと勝手に想像してました(^^;)

だいぶ歩いたので、上神梅駅からわたらせ渓谷鐵道に乗ってしまうことにしました。駅舎は、1912(大正元)年に建てられたものでプラットフォームと共に国の登録有形文化財になっています。これに星形などをした電飾をいっぱい取り付けてありました。風情台無しの感もなきにしもアラーム(^^;)

午後2時台には、一本も走ってなく20分ほど待って、3:01発1輛のみの車両がやってきました。無人駅なので乗ってからバスのように整理券を取ります。が、なんらかのイベント中らしくて若い顔黒の女の子がサンタの衣装で車掌をしてました。一駅乗るだけですが230円、、、一筆箋くらいの大きさのキップ(?)を渡されました。

百年の恋、百年の眠り



目覚まし時計を止めてからまた1時間20分眠ってしまったので、出遅れました。先月、「ぐんま昆虫の森」へと行く前に高津戸峡のあたりを歩いて紅葉見物しましたが、今回は「小平鍾乳洞」に寄ることにしました。

赤城駅には、午前9時7分の到着でした。寝坊しなければ、7時46分のはずです。ここから徒歩で90分!!(^^;) 電話で予約のみどり市市営バス(ワゴンタイプの乗用車でした)が、ちょうど大間々駅前にいましたが、事前に電話予約しないと乗せてもらえないようなことが書かれているので歩いてしまうことにしました。180ヶ所以上ある全てのバス停に書かれている電話番号に市外局番が記載されていないようです。みどり市のコッパ役人は、手書きでもいいから今すぐ「0277」を書いて回るべし!!(笑)

前回は、2007年9月に大間々駅から歩いてます。その頃は、時刻表のある大型乗り合いバスが運行していました。帰路の途中でバスに乗ってます。近くに採石場があるので、大型ダンプの通行が多い埃っぽい道です。

小平鍾乳洞は、明治7年から160文の入場料で公開されていたそうですが、10年ほどで入口が埋まってしまい昭和59年に入口が発掘されるまで「100年の居眠り」をしていたところです(^^)

現在の入場料は、310円です。どうも感じとして、本日最初&午前中唯一の入場者であったようです。切符売りのおばちゃんの時給はいくらなのでしょう?

公開されている鍾乳洞の全長は、93メートルとのことです。さっさと歩けばすぐに出口ですが、、1時間ちょっといました。

鍾乳洞を出ると「小平湿性植物園」となっていますが、この時期は見るべき湿性植物はないようです(^^;)

2010年12月8日水曜日

この結界から抜けられぬ!?



お出かけ先の順番が前後してしまいましたが、、12月5日には清澄庭園から両国まで歩きました。

去年から今年の夏くらいまで清澄庭園に常駐していたかのような大きなアオサギの姿が見えなくなってしまいました。入れ替わるようにやってきたのが、小柄なシラサギです(掲示写真)。だいぶ人を恐れなくなったみたいで、以前よりも近くで写真を撮れるようになりました(^^)

清澄庭園には、カモの仲間だけでなくカモメの類も来ていました。あまり多くありませんがモミジがよい感じで紅葉していました。「古池や……」の句を刻んだ芭蕉句碑のところもモミジがあったとは、色付くまで気付きませんでした(^^;)

特に行き先を決めていなかったので、新しいところはひとつもないのですが、芭蕉関連の史跡など辿ろうかと、、臨川寺に寄ってから万年橋を渡って「芭蕉庵史跡展望庭園」、「芭蕉稲荷」、「江東区芭蕉記念館」などに寄りました。

新大橋は、お色直しの最中でした。両国からは30分間隔で運行している「東京→夢の下町」バスに乗って浅草へ移動するつもりでいましたが、目の前でバスがでてしまいました。両国花火資料館と相撲博物館はお休みでした。「旧安田庭園」の紅葉も見頃でした。今度は、江戸東京博物館前からバスに乗ろうとしたら2分遅かったのでした(T_T)

横綱町公園には、関東大震災の巨大な慰霊塔や復興記念館などがあることを初めて知りました。そして、もう間に合うだろうと両国駅前へ戻ると、なんとバスは出発したばかりで赤信号待ちながら乗れませんでした。バスを横目に見ながらバスが曲がろうとする横断歩道を渡って、回向院へ、、、鼠小僧の墓石を家族連れが熱心に削ってました。吉良邸跡の「首洗い井戸」に首を突っ込んでみました。両国公園では、地元の餅つきイベントが終わったところみたいで人がいっぱいでした。「勝海舟生誕之地」の石碑を見ておきました。

ああ、この結界から抜けられない!!と思いながら、早めに両国駅前へと引き返して、やっとバスで雷門前へ、、。

デジブックの怪



11月末で「デジブック」(http://www.digibook.net/)のプレミアム会員期限切れとなりました。期限内に更新手続き(年会費6000円)を行わなかったので、12月1日になればきれいさっぱりと発表作品が削除されているはずだと思って、事前に見に来てくれている方々に連絡しておいたら、、、なぁんとひとつも削除されていないのでした(^^;)

プレミアム会員は、「無期限保管」ですが、それが来年の12月31日まで「395日後」(1年+1ヶ月)になっていました。公開していなかったものは、「あと30日」と表示されますが、この日数は減りません。公開に変更すると、やはり来年末までとなりました。

でも今月になってから新たに作成したデジブックの保存・公開は当然のことながら30日間のようで、日に日に減ってゆきます。

まぁ一年以内にまた金を払え!!ってことなのでしょうね(^.^)/~~~



公開作は、こちらから……

 http://www.digibook.net/c/8e10238002232328b454abd141242861/



<追記 12月12日>

先ほど確認したら、、、すべての公開デジブックの期限が「あと19日」になっていました。奇々怪々!!(爆)

いろはにほへきんこ



12月2日、大平山謙信平で紅葉を見たあとは、、、あじさい坂の1000段あるという石段を降りました。栃木の市街地まで歩くと1時間以上かかるので、國學院前からバスに乗ってしまいました。

前回来た時に臨時閉館していた「ガス灯のある銀行と麻問屋・横山郷土館」に入ってみることにしました。入館料は、500円ですが、飲食すれば無料になるとのことです。コーヒー・紅茶は650円となっていました。

ガス灯の付いた間口七間の店舗は、右半分が麻問屋で、左半分が銀行になっています。「両袖切妻造り」という建築様式は、商家ではここだけなのだそうです。

奥の方へと入ると大正7年に建てられたという洋館や日本庭園、茶室などがあります。もっといろいろ見るものがあるかと思っていたら、そうでもありませんでした。

掲示写真は、銀行で使われていた金庫のダイヤル部分です。数字ではなく「イロハ」になっています。なにか覚えやすい文字列を設定できたのでしょうか??? パスワードやメールアドレスなど短くて覚えやすいものほど難があるものですが、、(^^;)

2010年12月6日月曜日

ほくほくと北斎が北叟笑む



もう紅葉を見に行くところなどないと思いつつ、、、去年の手帳を見たら12月7日に栃木県足利市にある「大岩毘沙門天」に行ってました。そこの鐘楼の前のモミジがきれいだったのを思い出しました。

東武伊勢崎線・足利市駅には午前6時40分に着きました。昨年は、織姫公園から両崖山を通って大岩毘沙門天へ行ったときの帰り道から登ってゆくことにしました。

大岩山は、天平17(745)年に行基よって開かれたことになっているようです。近畿から遙々と行基がやってきたのでしょうか??? 京都・鞍馬山、奈良・信貴山とともに「日本三毘沙門天」の一つと言われているそうです。

鐘楼前のモミジは、昨年よりも紅葉が遅れていて緑色の葉が多く残っていました。

昨年は、12月19日に出直した「行道山浄因寺」まで続けて歩いてしまうことにしました。一年前のことなのに景色に見覚えが全くないと思っていたら、やはり昨年通ったのと別のルートを歩いていました。浄因寺に着く途中で通過した「石尊山」(441.7m)が、本日の「てっぺん立てたかな」でした(^^)

行道山浄因寺もまた和銅7(714)年に行基によって開かれました。境内の巨岩石上に建てられた茶室「清心亭」とそこに架けられた「天高橋」は、葛飾北斎によって「日本十奇橋」のひとつ「雲のかけ橋」として描かれました。

正午頃からは、風も殆どなくて、穏やかでぽかぽかと暖かい日となりました。帰路は、両崖山を通りましたが、標高251mしかないとは思えないくらい疲れました(^^;)

足利市駅に戻ったのは、午後3時半になっていました。

2010年12月4日土曜日

まきまき竜巻、どろどろドラゴン巻



昨日の雨風で日本中の紅葉はもうお終いかもしれませんね(^^;)

お台場では、昨夕6時点灯式を行ってレインボーブリッジのレインボーカラーライトアップが始まったはずなのですが、、、ちょうど午後6時頃に都バスでレインボーブリッジを通過したしたら、通常の照明も消えていました。1月3日まで、18時から0時までレインボーカラーとなるようです。

掲示写真は、昨年の12月12日に撮影したものです。左側にあるツリーは、「生木」のツリーとしては、「都内最大級」ということなので、もっと大きな生木ツリーが他にあるということですよね(^^)

東京都庭園美術館も日本庭園のライトアップをしているとのことなので、JR目黒駅経由で行ってみたら、、、午後6時までということで入れてもらえませんでした。12月19日までですが、午後4時~6時の二時間だけなのでした。定時に退社の会社員でも余程近くなければ間に合いません。たぶん客の都合などはほとんど考慮してないのでしょう。

昨年、映画館へ観にゆくつもりでいて結局は行かなかった驢馬責め監督版「クリスマス・キャロル」のDVDを購入しました。と、言ってもネットでの通販なので、今日未明の午前2時くらいに発送したとのメールが届きましたが、現物はまだ手にしていません。

2010年12月2日木曜日

霜は軍営に満ちて秋気清し



今日は西から下り坂のお天気という予報でしたが、朝は快晴でした。南東(?)の空には、月と金星が近くにならんで見えていました。明日のほうがもっと近付いて、、、月が金星の南6°26’を通ります。4日には、金星が最大光度-4.7等になります。小さな望遠鏡でもあれば、三日月より太めの五日月くらいに欠けている様子が見えるのではないかと思います。寒くなってきましたが、早起きして見てみて下さい。水星は、今日夕方に西の空で最も見かけの高度が高く(東方最大離角)なりますが、来年になってから明け方の空で金星の下方に見えているときのほうが見つけやすくなるかもしれません。

この金星と月を見ながら、栃木県の大平山へと向かいました。「大平山もみじまつり」は、11月19日から30日までで既に終了してしまいましたが、紅葉は昨日の森林公園と比べたらまだまだ十分に楽しめる状態でした(^^)

謙信平には、午前8時くらいに到着しました。ちょっと水分が多いような視界で、都内の高層ビルや富士山はみつけられませんでした。説明看板には、「霧やかすみの日には眼下に点在する小山が海に浮かぶ島々のように見えることから、陸の松島とも呼ばれています。」と書かれていました。この「陸の松島」状態で、なおかつ富士山が見えるということも十年に一回くらいあるかもしれませんね、、。

大平山神社の目立たないところに撫でると御利益があるという石があったのですが、これが「あじさい坂」千段の石段を登り切って正面の拝殿と賽銭箱の前のところに置かれていました。山の山頂近くにある神社なので、初詣でなどで人が溢れるようなことはないのかもしれませんが、もし人混みに埋もれたら知らずに躓きそうな低い置き方でした(^^;)

2010年12月1日水曜日

紅葉見ナイト終わらないOh!What a night!!



12月最初の日は、比較的暖かな一日となりました。埼玉県比企郡滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園へと行きました。前回は、ヤマユリが咲いている頃の七月下旬でした。その時既に森林公園南口行きのバスは、平日の運行がされなくなっていました。今回は、駅前でいつもおにぎりやサンドイッチを買うお店が潰れて閉まっていました(^^;)

11月6日から12月12日まで「紅葉見ナイト」と題して”22種のカエデライトアップとアートイルミネーション”が開催されています。12日までまだだいぶ日数がありますが、もう全ての葉を振り落としてしまったカエデのほうが多いくらいでした。

22種のカエデとは、、、1アサノハカエデ、2ミツデカエデ、3ヒトツバカエデ、4チドリノキ、5カジカエデ、6ウリカエデ、7ウリハダカエデ、8ホソカエデ、9イロハモミジ、10ヤマモミジ、11オオモミジ、12ハウチワカエデ、13コハウチワカエデ、14イタヤカエデ、15オニイタヤ、16エンコウカエデ、17ウラゲエンコウカエデ、18ハナノキ、19メグスリノキ、20カラコギカエデ、21トウカエデ、22トネリコバノカエデです。この他に園芸品種約50種類と合わせて約500本のカエデがあるそうです。こんなに揃えているのは植物園でもなさそうだと思ったら、、、ここは「国営武蔵丘陵森林公園都市緑化植物園」という扱いになっているのでした。なので他にも公園・庭園樹見本園、街路樹見本園、生垣見本園などいろいろあります。

通常は夕方の4時~5時で閉まって、バス停のない出入り口もありますが、12日までは中央口~森林公園駅前を無料シャトルバス(平日は16時から1時間に1本)があるので、これに乗って帰ることにしました。暗くなるまで待ってられない!! 終わりにしようよ Oh What a night!(笑)

2010年11月30日火曜日

まもなく極月ごくごく師走のしわよせ



昨夕は、「六義園」に寄ってから帰ってきました。「紅葉と大名庭園のライトアップ」は、11月10日から始まっているので、昨日はびっくりするほどの人出にはなっていませんでした。ライトアップは、12月5日までです。

三脚の使用は全面的に禁止ということではないことが、抜け穴のようになっているのか、一眼レフで撮っている人の殆どは三脚を使っていました。掲示写真は、F値4.3というとっても暗いレンズをズームでさらに暗くしていますが、自動でデジタル処理・補正してくれるので、手持ちでもたいしてぶれることなく撮れました(^^)

たぶんここの照明もデザインは、石井幹子によるものだと思います。全体的に暗くてデートコースには良いかもしれませんけど写真向きではないようなライトアップです。ライトアップされた紅葉を撮るのが目的ならば他を探した方がよいでしょう、、。

夕方はそんなに寒くない感じでしたが、夜も9時を過ぎたくらいになると、だいぶ冷え込んで来ました。

2010年11月28日日曜日

むさし野にかたり伝えし在原の



昨日行くつもりでいた新座市野火止にある平林寺へ行きました。今日、予定していた栃木県大平山の謙信平は次のお休みの日では紅葉が手遅れ足遅れとなってしまうかもしれません(^^;)

平林寺へは、東武東上線志木駅や西武池袋線ひばりヶ丘駅などからバスに乗ってゆく人が多いようですが、JR武蔵野線新座駅から歩いてゆくことにしました。

開門ちょうどの午前九時に到着したら、、、もう既に凄い数の人が並んでいました。拝観料は、昨年300円でしたが、500円になっていました。ん~、、これは何%の値上げとなるのかは、計算方法が分かりません(^^;)

正式名称は、「金鳳山平林禅寺」という臨済宗のお寺です。14世紀に現在のさいたま市岩槻区に創建され、江戸時代に野火止へと移ったそうです。江戸時代に川越城主だった松平家の広大な霊廟があります。敷地は13万坪です。この外周は一体どのくらいの距離になるのか、これまた計算方法が分かりません(笑)

坊主丸儲けの拝観入場者数ですが、墓地の新規分譲とか葬式などの収入はほとんどなさそうに見えます。境内には、売店も自動販売機もありません。入口近くで朱印状やお守りと一緒に食べ物は「精進しぐれ」という佃煮(?)が売られているだけのようです。

昨年は、11月20日に行って、遊歩道のほうはあまり紅葉していませんでした。田山花袋は「武蔵野の昔の匂いを嗅ごうとするには野火止の平林寺付近が好いね」と言ったそうです。パンフレットに記載されている散策コースは、A・B・Cの3ルートあります。一番長いコースは、2.3Kmで所要約1時間となってました。朝の9時過ぎから午後2時半頃までずっと境内を歩き回っていたので、いったいどのくらいの距離を歩いたのか、、、けっこう疲れました。

新座市は、マンホールまで紅葉の葉デザインです。道案内看板などは、鉄腕アトム、、、これは手塚プロダクションのアニメーション製作スタジオが存在している関係のようです。

帰りは、平林寺の裏手を流れる野火止用水路沿いの道を歩きました。きのうは13:52高幡不動駅発の電車に乗り、きょうは15:01新座駅発の電車に乗って、最終的には謀らずも同時刻の電車で帰ってきました。

そろそろ燃える!!紅葉シーズンも終わりが見えてきた感じですね、、。新座市つながりってことで本日のBGM♪は、esq「週末の天使」(http://www.youtube.com/watch?v=VD2d2Qc4qP4)がよろし(^^)v

2010年11月27日土曜日

ものぐさがもぐさかぞえずのたりかな



「日本三大○○」と言うときにどことどことどことを選ぶかは、たいてい諸説があるもののようです。東京都日野市にある「関東三大不動」のひとつという「高幡不動尊金剛寺」へ行ってみました。多摩動物公園へと行く度にモノレールから見える五重塔が気になっておりました。

寺のパンフレットによれば、三万余坪の境内にもみじ樹齢100~300年が350株、樹齢20年未満1000株あるそうです。さらに桜が300株、紫陽花7500株です。

まさに見頃の素晴らしい紅葉でした\(^^)/ もみじの高木が何本かまとまっている場所の下では、鮮やかな色のもみじレースドームに包まれているかのようでした。陽が当たって、まるで山火事のように見える紅葉もありました。

高幡不動駅までは、京王線で新宿から30~40分、電車料金は310円です。近いような遠いような微妙な位置にあります。駅から歩いてすぐでした。ひとつ手前の駅が「百草園駅」なので、百草園にも寄ろうと思っていましたが、無料できれいな紅葉をたっぷり満喫きつきつできてしまったので、京王百草園には行かずに帰ってきてしまいました。

関東三大不動は、当確になっている成田山新勝寺と高幡不動尊金剛寺に埼玉県加須市にある玉嶹山總願寺か神奈川県伊勢原市にある雨降山大山寺、あるいはご近所のお不動様を加えてできあがりです。四大や五大にしないで、あくまで「三大」にこだわるところが、日本の物の数え方なのでしょうね、、。

2010年11月25日木曜日

いつもと違っタワ~!?



今夜の東京タワーは、「女性に対する暴力撤廃」ということで「パープルイメージ特別ダイヤモンドヴェール」というライトアップでした。

いつ、どんなライトアップになるのかは、こちら→ http://www.tokyotower.co.jp/333/diamond/index.html で確認できます。

2010年11月24日水曜日

赤と黒のドレスを着てヒラリヒラリと舞い遊ぶ



不思議なもので回を重ねる度に「ぐんま昆虫の森」までの距離が短く感じられます。しかしながら、、電車の遅れと高津戸峡見物で時間を取られたので到着は今までで一番遅く、正午前となってしまいました。

10月に来た時は外気よりも温室内のほうが涼しく感じられましたが、今日はムッとするような湿度で、カメラのレンズに結露して乾くまで撮影できませんでした。気温は24度C、湿度82%となっていました。

人為的に羽化の手助けをして一年中ずっと全種類を揃えることはできないのか、先月とはだいぶ違う種類のチョウがおりました。

駐車場には、10台くらい車がありましたが、園内ではスタッフの姿のほうが多そうでした。チョウのいる温室もまた独り占め貸し切りみたいなものでした(^^)

温室にいる時間を短くしましたが、広い敷地内を散策している余裕があまりなかったので、茅葺き屋根の家のあるところと「ふじ山」(標高285.6m)山頂までだけ歩きました。もう外には虫の姿はありません。再度、温室に戻ってみましたが、やはり誰もいませんでした。

午後3時に帰途につき、帰宅したのは午後6時過ぎとなりました。

川のあなたの水清く、川のあなあなあな



駅などに置いてある群馬県観光情報誌「ググっとぐんま」(2010秋冬号)の”ぐんま紅葉図鑑”のページに「高津戸峡は関東の耶馬溪ともいわれる景勝地です。はねたき橋、高津戸橋の両橋から見下ろす渡良瀬川両岸の紅葉は目を見張ります。」と載っているので、前々から紅葉時期に行ってみようかと思っていました。

今日は、群馬県桐生市にある「ぐんま昆虫の森」へ行くことにしました。これで三回目になります。前回10月7日と同じで、赤城駅に午前7時46分に到着するはずでしたが、東武伊勢崎線・太田駅で信号故障があったとかで、35分遅れとなりました。

昭和30年代の最盛期には、ながめ余興場での菊人形展を見に30万人もの人が訪れたそうです。今年の菊花展は昨日までで、今日はその後片付けが行われていました。

高津戸橋からはねたき橋まで450mほどの遊歩道になっています。約150万年前にできたという”ポットホール”(おう穴)があります。川に流されてきた硬い石が周囲の柔らかい岩盤を削って擂り鉢状になったものです。長瀞にもあったような気がします。

遊歩道を造ったついでに植えましたみたいなモミジはきれいに紅葉していましたが、どうも朝は逆光で眩しいだけで「目を見張る」なんてことにはならないような渡良瀬川両岸でした(^^;)

掲示写真は、めいっぱい「彩度」アップ加工してみました。

2010年11月23日火曜日

すたすた判押せらり~ぱっぱ



天気予報では、午前9時くらいに雨は止むと言っていましたが、さらに2時間前後降ってました。京王百草園へ行くつもりでいましたが、雨降りなので都立9庭園で開催している「紅葉めぐりスタンプラリー」で5庭園分のスタンプを集めて「都立庭園カレンダー2011」をゲットすることにしました。既に11月13日から始まっていて、12月12日までです。いつも間もなくお終いという頃になってから気付いてカレンダーを入手したことはありません。

まず一番目は、旧芝離宮恩賜庭園へ、歩いて二番目は浜離宮恩賜庭園へと行きました。いつものように船で浅草へ移動するのではなく、JR新橋駅から三ヶ所目をどうしようかと迷いました。9庭園のうち「殿ヶ谷戸庭園」だけは国分寺駅前にあるので、最初から除外しました(^^;)

結局、山の手線で駒込駅へ行き、旧古河庭園にしました。薔薇の開花時期ばかり行っていたので、紅葉については全くノーマークでしたが、なかなかきれいな紅葉でしたし薔薇もまだいっぱい咲いていました(^^)

正午頃になると青空が広がりました。空を見上げると青空で雲はないのに雨が30分くらい降り続いていました。みんな空を見上げては「不思議だね」などと呟いておりました。

駒込駅へと引き返すように歩いて、四番目は六義園です。旧古河庭園もけっこう人が来ていましたが、六義園はさらにさらに多くの人出となっていました。なんだかもう疲れてきてしまいましたが、あとひとつなので、地下鉄南北線・本駒込駅から飯田橋駅へと移動して小石川後楽園に行きました。そうそう今日は、東京ドームで読売ジャイアンツのファン感謝デーでは???

六義園よりもさらに人がいっぱいでした。スタンプを押す台紙は、どこも窓口に申し出ると一枚渡してくれるのですが、ここは勝手に取り放題でした。まぁ「お一人様一枚に限ります」と書いてありますが、何枚もの台紙に押している人もいました。

帰りに窓口でカレンダーを貰いました。紙が再生紙のせいなのか写真の色はくすんでいるカレンダーでした。

 (写真は、旧古河庭園にて)

2010年11月22日月曜日

バスを待つあいだに~♪



14時に助戸公民館の近くを通過する無料の「市内をぐるぐるぐるぐるまわるバス」(ぐるワンバス)に乗って移動しようと待っていました。30分間隔で運行しているはずなのに30分以上も道路脇に立っていましたが、それらしきバスは通りませんでした。遅れに遅れてやっと走ってきたと思ったら、満員なので次のバスを待てとのことでした。座席は爺婆で満席となっていて、通路に立ったまま乗せることは想定していないようでした。既に30分以上も待っていると言ったら、、、着席していた市職員のお偉いさんが席を立つことにしたようで、乗せてもらえました。

今年四月に市役所に新規採用となった職員がバスガイドをして、記録案内係1人と監視お偉いさん1人が同行というふうでした。足利学校の建物には15億円かかったそうですし、観光収入は大切な財源なのでしょうね、、。

ふたつ先のバス停で降りて「日光鹿島神社」の天井絵を見ることにしました。バスに乗っていた全爺婆は栗田美術館へと行くようでした。

本殿の鞘堂になっている建物の天井に48cmX45cmサイズの絵が77枚あるそうなのですが、、、本殿の屋根に隠れて見えなかったり照明もない(懐中電灯を渡されました)ので、なんだかよく見えませんでした。ほとんど鳥の絵のようです。「日光三柱神社」にも市の重要文化財になっている112枚の天井絵があるはずですが、こちらは公開されていませんでした。

そろそろ次のバスが到着してもよいはずの時刻でしたが、あしかがフラワーパークまで2キロほどなので歩いてしまうことにしました。

フラワーパークは、10月末から昼9:00~15:00、夜15:30~21:00の2部制営業になっています。「関東最大級130万球を超えるイルミネーション」とのことですが、「級」が付くということは他に最大なところがあるということでしょう。それでも暗くなったら人が溢れていて、藤の花の開花時期以外でこんなにお客が来ているのに初めて遭遇しました。

2010年11月21日日曜日

フィーリングテストごだぁん!?



鑁阿寺では、一切経堂の内部公開とのことですが、見学料400円で入口には「足利十五代将軍像展示」としか書かれていないので、パスしてしまいました。

足利学校は、「学校さままつり」開催中ということで「参観料」無料でした。いつもは建物の中で漢字テストを受けられますが、入口近くのテントで「漢字試験」をやっていました。初級、中級、上級とあって事前に問題を見て選べます。無謀にも上級に挑戦することにしました。結果は、100点満点で70点でした。「五段を認定します」という認定書を頂戴しました(^^) ところが試験用紙は回収されてしまったので、なにをどう間違えたのかは謎のままで、これでは勉強になりません(笑)

正午少し前に足利学校の「参観」を終えて、「松村記念館」へ行ったらまだ開いてないので、JR足利駅前にあるうどんのチェーン店で昼食と思っていましたが、なんだかクラブ活動を終えましたみたいな中・高校生が長い列を作っていたので、また引き返したら松村記念館が開館していました。

1925(大正14)年に4代松村半兵衛(当時は地主)が建てたという二階建ての家と地下室まである蔵のなかに調度・生活用品などが展示されていました。「不定期開館」となっていますが、いつ行っても開いてはいませんでした。なかなか入れなかったので、期待するものも大きくなってしまったせいか逆に物足りない感じがしてしまう建物と展示物でした。

昼食の後、ちょっと歩いて助戸公民館となりにある「旧木村輸出織物工場」の事務所棟の中を見ました。明治44年に建てられた木骨石造りという洋風建築物です。すぐ近くで「木村家住宅」も公開されていたことをあとから知りました(^^;)

2010年11月20日土曜日

ころんだりするほうが自然なんだな



今日11月20日と明日は、「足利の文化財一斉公開2010」ということなので、栃木県足利市へと向かいました。東武伊勢崎線・足利市駅には、午前6時38分の到着です。都内へ通勤するのと同じ服装にしたら、だいぶ寒く感じられました(^^;)

文化財とは関係ありませんが、まずは紅葉見物で織姫公園・もみじ谷へ行きました。入口では、もみじの木が運ばれてきて新たに植えられるところでした。トイレなどを新設したようでした。代わりに休憩所だった建物がなくなっていました。

「谷」の名前通りに窪んだ地形のところなので、なかなか朝日が差し込んできてくれませんでした。陽が当たってきたのは、午前9時近くになってからでした。まだあと何日か”見頃”という感じです。

織姫神社に隣接する法玄寺には、相田みつをの墓があるようなので、初めて寄ってみることにしました。墓はどこにあるのか地図を用意していると書かれていましたが、地図の置き場所が分かりませんでした。かなり広い墓地ですが、テキトーに探してみようと歩き出したところ、北条時子姫五輪塔の前で文化財一斉公開の説明ボランティアの爺さんに捕まってしまいました。そして連れて行かれたのが、、、「小林十郎左衛門尉」の墓でした。それって誰よ?!(笑) どうやら江戸時代初期に足利の代官だった人らしいです。その後で、相田みつをの墓まで案内してもらいました。

次は鑁阿寺へ、、。

都内紅葉狩漫歩万歩はじめの一歩



まずは浜離宮庭園へ寄ってみましたが、こちらは桜の葉が赤くなってどんどん落葉しているくらいでした。コサギの写真が撮れました(^^)

浜松町からJRで目黒へ移動です。なかなか目黒に着かない!!と思ったら山の手線ではなく京浜東北線に乗っていました(^^;)

東京都庭園美術館は、すでに一度見た「香水瓶の世界」展なので入らずに、日本庭園へ直行しました。茶室の前にあるモミジが一本だけだいぶ紅葉していました。この木が落葉する頃に庭全体が色付くのかもしれません。

お隣の国立科学博物館附属自然教育園にも寄りました。こちらのモミジはまだみんな葉が青々としています。それでも紅葉時期なので12月19日まで休まずに開園しているそうです。わずかですがまだトンボやチョウがいました。オオタカやカワセミもいるそうなのですが、まだお目にかかれません。

松岡美術館は、いま「陶俑の美展」がメインですが、能面展が併催されているので寄ってみることにしました。「紅葉狩」(渋谷佳代)という日本画が綺麗でした(^^)

お天気のほうは、、、午後から雲が増えてきましたが、いい感じの秋空です。最後に八芳園の庭へ行ってみました。こちらもモミジの紅葉は始まったばかりという感じでした。全体に赤くなるにはあと一週間くらいかかるかもしれません。紅葉の時が最もお勧めの庭です。結婚披露などで一時的に関係者以外の入場が制限されることがありますが、無料で入れます。

2010年11月18日木曜日

かのひとのうしろよりふくかぜとなりたや



JR鹿沼駅行きバスが来るまでに30分以上あるので、近くを散策することにしました。「私有地(射撃場)につき付近の徘徊立入を禁じます。」と江戸時代の御触書のような立看板がありましたが、銃声は聞こえないので徘徊してしまうことにしました。弓道場とかではなく射撃場を所有している神社というのも珍しいように思えます。

この近くの山中で鹿撃ちゴルゴ爺に遭遇したことがあります。じっと動かずに鹿の現れるのを待って、至近距離から狙うようでした。

今年は日本各地でクマが人里まで来ていますが、ハンターの数は不足しているらしいです。なんか金持ちの道楽みたいな気がしますけど職業として成り立つものなのでしょうか?

オバマさん似の運転するバスは、他に乗客がいなくてしばらく独占貸し切り状態でした。市街地に入るまではどこでも乗り降りできます。

これで三、四回目になりますが「川上澄生美術館」に寄ってみることにしました。「時計台のある小さな美術館」なので、5分10分くらいで展示物を見終えてしまいます(^^;)

川上澄生は、1895(明治28)年横浜市紅葉坂に生まれました。26歳、宇都宮で英語教師になり、77歳永眠(墓地も宇都宮)。1月10日までは「想像の軌跡 -スケッチが木版画になるまで-」展です。入館料は、300円。 

   (写真は、川上澄生美術館のステンドグラス)

2010年11月17日水曜日

借景百景失敬ふゆはひゃっけいな



古峯神社の藁葺き社殿のなかには、自由に入れます。何百人分もの宿泊施設もあるようです。いろいろな奉納品が飾られていますが、、、江戸時代に欅の一刀彫り制作されたという巨大な一対の天狗の面は、見ておくとよいです。

赤い「大天狗」は、顔の長さが五尺八寸、鼻の高さが三尺、総重量は三十五貫八百匁あります。黒い「烏天狗」は、顔の長さが五尺二寸、鼻の高さ三尺、総重量が四十一貫八百匁です。二つ並んで壁に掛けられています。重量を合計すると300キロ近くもあるので、一般家庭では壁が崩れ落ちるかもしれませんね(笑)

「古峯園」は、輪王寺・逍遙園と同じく入園料300円ですが、広さは25倍ほどあります。初めて来たとき一回だけ園内に放し飼いになっていた鹿と遭遇することができました(参照:2008年11月10日のブログ)。

どうも今年は、奥日光~日光の紅葉時期の遅れに惑わされてしまったような感じがしています。都内は、ここ何年かで最も早い紅葉となったのではないでしょうか???

山のほうへ行ったらさらに紅葉は終わっていそうなので、11時半のバスで30キロ先の鹿沼市街地へととりあえず戻ることにしました。バスの運転手は、オバマさんそっくりでした。

2010年11月16日火曜日

天狗の紅葉、ぐでんぐでんの効用



冷え込んだ朝となりました。昨夜の雨に濡れた踏切の枕木は凍っていて、さらに霜が降りていました。雲はほとんどなく、明けの明星がキラキラ輝くとてもビューティフルな夜明けでした。川面には、ちいさなちぎれ雲がたくさん浮かんでいました。

今日の紅葉見物は、栃木県鹿沼市にある古峯(ふるみね)神社へ行くことにしました。祭神は日本武尊です。一年ぶりかもしれません。

栃木県内に入ると田畑は霜で真っ白でした。古峯神社は、「奥日光」に対して「前日光」とも呼ばれる地域にあります。東武日光線・新鹿沼駅には午前7時過ぎに到着しました。「古峰原(こぶがはら)神社」行きのバスで一時間ほどかかりますが、バス代は400円です。

途中いくつかのバス停から通学の為に小学生が乗ってきます。小学生は合計で9人いました。反対方向から同じくらいの人数がバスでやってきて、、、徒歩での通学もバス通学と同じくらいと推定すると全校生徒は、30~40人くらいかもしれません???

古峯神社の4キロほど手前の「金剛山」という処には、今でも神仏混淆してそうな正面入口に鳥居の立っているお寺があります。ここのイチョウの葉が、どひゃ~!!っと真黄きキレイならば、古峯神社のモミジもめちゃ美しいはずなのですが、、、バスの車窓からはイチョウの木をちゃんと確認できませんでした(^^;)

終点までバスに乗っていたのは、わたしを含めて3人でした。来るのが一週間くらい遅かったようです。大量の落ち葉は、機械を使って収集作業が行われていました。

せっかく来たので、約25000坪あるという「古峯(こほう)園」を一巡りすることにしました。

蝶々発止々、偶々多摩々



昨日は、あぺく議も終わったようなので、横浜へでも行ってみようかと思いましたが、、、死ゅ途高速などを眺めると警備終わってないじゃん!!状態でした。さっさと帰らないで、てろてろしている死ゅ脳陣がいっぱいいたのかもしれません(^^;)

多摩動物公園へ行くことにしました。今までいつもJR立川駅経由でモノレールに乗ってました。都営地下鉄などから新宿乗り換えで京王線・多摩動物公園駅へとでたほうがだいぶ交通費がかからないことが判明しました(^^)

正午前に到着して、2時間ほどずっと蝶の舞う温室ドームにいました。ハチドリは、ほんの一瞬姿を見ただけで、どこにいるのかみつけられずに終わりました。

なんだか段々と空模様があやしくなってきたので、動物は一匹も見ることなく引き上げることにしました。

天気予報はチェックしていませんでしたが、雨になるなんてことは誰も教えてくれませんでした。帰る途中で雨に追い越されてしまいました(笑)

紅葉時期にまた行こうと思っていた「百草園」と多摩動物公園は近いのですが、なかなか同じ日には行けないものです、、。

2010年11月14日日曜日

あゆの歌も林檎の歌も聞こえない



袋田駅の周辺を散策してみることにしました。

「町営ふくろだ駅前住宅」というのがありました。新築したばかりにみえる2階建ての一軒家が12号棟までありました。敷地は、それぞれ70坪くらいありそうです。家賃は不明ですが、過疎化対策なのでしょうね、、。

久慈川は、新しい橋の建設工事をしていました。水郡線もなんども川を渡ります。この辺りは鮎の釣り場となっているみたいでした。大子町には、りんご園がいくつもあるようです。自家用車でないと寄れないでしょうけど。

水田には、刈り取った稲を二股の束にして吊す棚が置いてありました。米は天日で乾燥させたほうが格段に美味しいらしいですが、普通は収穫したらすぐに乾燥機で乾かしてしまいます。

以前に車で来たときには、袋田よりさらに少し北へ向かって「月待ちの滝」へと行きました。落差15メートルほどの小さな滝ですが、滝の裏側へも入れるので、あたりのマイナスイオン量は、袋田の滝の倍以上もありそうです。夏にはお勧めです。昔々、テレビドラマ「ガラスの仮面」のロケ地ともなりました。

朝は、水戸駅で1時間ほど待ちましたが、帰りは水郡線から水戸線へ数分の乗り換え時間しかないのに列車が遅れたために走って乗り換えました。水戸線のほうも2分待ってくれたようです。

水戸駅は乗降客の割にはトイレが少なすぎて、朝は長い列ができていました。一旦、改札をでてしまうと駅前バスロータリーまで歩かされて、文字通りコーモン様のクソの役にもたたないさらに狭いトイレがあるだけでした。たぶん通勤ラッシュが終わって、駅ビルのお店が開店するまでトイレ待ちは解消しないでしょう。

水戸駅のゴミ箱が閉鎖されていたかどうかは、見落としてしまいました。国際会議は、魚釣島に空港とホテルを建設してからそこでやりませう!!(笑)

てっぺんたてたかな?



袋田の滝を正面から見るには、観瀑台へと続くトンネルの入口で観瀑台利用料300円を支払うことになりますが、観光客には知らせない道がどこかに存在するのかもしれません。そうでなければ、西行だって滝を見ずして歌を詠んだことになってしまいますよね、、。

人里に近いところは、たいてい山全体に杉なんかを植林してしまって、つまらない景色になってしまっていますが、人が手を付けなければ微妙に違う色とりどりの紅葉が日本の普通の景色だったのでは?と思えました。

トンネルを引き返して帰らずに途中にある吊り橋を渡ってゆくこともできます。「袋田自然研究路」というのがあって、急な鉄階段から袋田の滝の脇を登り降りできるようになっていました。20分ほど歩くと袋田の滝のさらに上流にある小滝で「生瀬滝」が見えてきます。事前調査(?)ではこの存在を知りませんでした(^^;)

生瀬滝のすぐ近くまでゆける道もあるようですが「一部崩落し危険の為、通行禁止」と真新しい立看板がありました。日光・霧降の滝への道などは、通行止めにしてもう何年も放置されたままです。

鳥の鳴き声についての説明看板もありました。なんでも鳥の「さえずり」にしてしまいがちですが、オスがメスを呼ぶことに限定した言葉なのですね、、、仲間同士の合図は「地鳴き」と言うようです。メジロは「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」、ホトトギスは「てっぺんかけたか」、キジバトは、「人取って喰う喰う」、ホオジロは、「一筆啓上つかまつりそうろう」と鳴くそうです。

頂上らしきところで少し遅い昼食にしました。風が吹くと落ち葉が大量に舞います。月居山は、筑波山のようにツインピークス状態になっていて、本当の頂上は月居城跡のあるほう(標高404m)でした。昼食にしたところは「月居山前山」というのでした。

帰りはバスに乗らずに駅まで歩きましたが、水戸方面へ向かうのは、13:55発の次は15:42発となってしまうので、1時間以上も余ってしまいました。駅前には酒屋が一軒あるだけでした。

2010年11月13日土曜日

ばばんがばんしゅうあっぺっぷ!!



清澄庭園「晩秋のライトアップ」(今日から21日まで)に行ってみました。清澄庭園ではライトアップイベントなどやっていないのかと思っていました(^^;)

土日祝日だけ日本科学未来館前から森下駅前まで運行している都バスに乗りました。

暗いので池には近づけないコース設定になってます。六義園のライトアップと比べると人も少なくて、よい感じです。赤くなっているのは「ハゼノキ」です。櫨紅葉(はぜもみじ)は、秋の季語となっているようです。

今回は、初めて安物の三脚ならぬ「一脚」を持参しました。一本足では、やっぱりぐらぐらしてしまうので、クイの上にでもカメラを載せた方がぶれない写真が撮れそうでした(^^;)



横浜でのアッペアッペ会であっぷあっぷして、都心の駅などでは自動販売機まで使えなくしてありますね、、、横浜からは100キロ以上離れていそうな小山駅でもゴミ箱は閉鎖されていましたが、自販機は使えるので、空き缶やペットボトルが自販機を囲むように置かれていました。どうせ暇なんだから、ぽ~り~がゴミ袋を持ちながら警備すれば、なんの問題もありません。たくさん集めて、資源ゴミとして売却して、それでポリポリスお疲れ様会でもするとよろし(笑)

2010年11月12日金曜日

ブートストラップ福ローダ



茨城県久慈郡大子町にある日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」へと行きました。

西行は「花紅葉よこたてにして山姫の錦織りなす袋田の滝」、水戸黄門は「いつの世に包みおきけん袋田の布引き出す滝の白糸」と詠んだようです。4段120メートルの落差があります。それよりも70メートル以上と滝の幅が広いのが特徴かもしれません。何年か前までは、完全凍結する日を予想するイベントが行われていたはずですが、地球温暖化のとばっちりで完全凍結しなくなってしまったようです。

以前に自分で車を運転して行ったことがあるので、2回目ということになります。車ではカーナビが常磐自動車道を通れとしているのを無視して栃木県の喜連川などを通って、峠越えした記憶があります。今日は、午前6時過ぎに家をでて、JR宇都宮線→水戸線→水郡線と乗り継ぎました。滝の前に到着したのは、午前11時頃になりました(^^;)

水戸で1時間弱も乗り換え待ちがあったので、一度改札を出たら50円高くなってしまいました。水郡線は、水戸から郡山まで走っています。「みこおり」ではなく「すいぐん」と読みます。「地名連結省略音読みの原則」なぁんてのがあるのかもしれません(笑)

水郡線は、赤・青・黄色で派手にペイントした三輛だてでした。「ワンマン」と表示されているのに運転手の他に車掌が二人いました。殆どが無人駅らしくて、駅に到着する度に車掌が走り回ります。

袋田駅前から滝の方面へ向かうバスは満員でした。200円、数分で滝から1キロくらい離れたところに着きます。1日に4往復しか走っていないようです。でも旅館や土産物屋の数からすると、かなり多くの人が訪れるところなのでしょう。

以前は、滝壺に近いところにしか観瀑台がありませんでしたが、昨年だったか50メートルほど高いところに新観瀑台ができました。エレベーターで上がり下がりします。

紅葉が、まさに見頃でした(^^)v

2010年11月11日木曜日

あすはてかてかおるめいか



八景島にでも行こうと思っていましたが、なんだか昨日あたりから都内でも駅の中や通路などに挙動不審な制服警官がわさわさ湧いてでてきて、美人と見れば意味なく声をかけてみたり、やることもないので人々の通行の邪魔をしながら無能面を並べているので、横浜方面はさらにどぶねずみ的”暗渠”に思えたので他に行き先を捜すことにしました。たぶん連中に道を尋ねても自分の立っている場所すら把握してないので、役にはたちません。市民を守っているわけでもなく無事を保ったというメンツが立てばよいだけで、そのあたりはヤクザと同じ穴の”無自名”です(笑)

浜離宮庭園のカエデの巨木がだいぶ紅葉していました。都内の紅葉が今年は異様に早いような感じがします。いつものことで大半が外国人客の水上バスで浅草まで行きました。船は「龍馬」だったので、屋上デッキがありませんでした(^^;)

浅草に着いて今日は何処にも寄らずに雷門前から池袋駅東口行きのバスに乗りました。ほとんど明治通りを真っ直ぐで1時間弱での到着でした。きっと地下鉄での移動のほうが速いでしょうけど、、。

池袋サンシャインシティ文化会館にある古代オリエント博物館で開催中(12月19日まで)の「マヤへの道 古代メキシコ・オルメカ文明展」を見ました。別に常設展示物があるものと思っていましたが、狭い博物館でした。

『古代マヤの暦』という薄く小さな本を買いました。マヤの長期暦では、「1時代」が187万2000日で、今の時代は紀元前3114年8月11日に始まって、2012年12月21日に終わるのだそうです。5125太陽年が経過して「新たな世界創造が行われる」まであと2年ちょっとです!!

博物館内は撮影禁止で、入口に置いてある巨大石顔だけ撮ることができます。

サンシャイン水族館が改装中で来年の夏まで縮小ミニ営業になってました。東急ハンズの手帳売り場は、例年よりまるで品数が少なくて、わざわざ寄った甲斐がありませんでした。

JRで帰るつもりでしたが、西新井駅行きバスというのがあったので、それに乗ってしまうことにしました。

2010年11月10日水曜日

紅葉狩りがり博士はどこにいる?!



ネットであちこち「紅葉情報」なるものを検索しても役に立つところはみつかりませんでした。ほとんどは例年の紅葉時期が書いてあるだけで、今年の今のことは分かりません。データが更新されているところも4日~一週間遅れなので、紅葉の進み具合は推定するしかありません(^^;) あまりメジャーでない場所は行って見ないと分からない同然です。

昨年の紅葉見物は、、、11月5日輪王寺逍遙園、日光植物園、9日栃木県鹿沼市・古峯神社、16日国営森林公園、17日栃木県足利市・織姫公園もみじ谷、20日埼玉県新座市・平林寺、21日栃木県大平山・謙信平、24日埼玉県武蔵嵐山、25日埼玉県越谷市・花田苑、28日神奈川県鎌倉市・円覚寺、12月1日埼玉県川越市・喜多院、4日六義園(大名庭園ライトアップ)、6日庭園美術館と八芳園(どちらも手遅れ)、26日東京タワー周辺(見頃)などなどでした(^^)/

今年は、茨城県の袋田の滝へ行こうと思っていたのですが、、、電車では片道150Km4時間以上3000円ほどかかるので迷っています(^^;)

昨年行けなかった横浜・三溪園や、まるで手遅れだった足利・行道山浄因寺などを今年の予定に割り込めるかどうか???……。



写真は、日光輪王寺の杉の木。

2010年11月8日月曜日

ならんだならんだ赤帽子



日光田母沢御用邸記念公園の公式ホームページなどによれば、、、「日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇(当時の皇太子)のご静養地として造営されました。その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7年(1918)から大規模な増改築が行われ、大正10年(1921)に現在の姿となりました。」とのことです。その「三階建て部分」は、見物客が少なくなる時期になると期限付きで入ることができます。今日は公開されていませんでした。

もう何回も来ているので、建物の中は足早に一巡りしました。家具・調度は、ほとんどなにも置かれていません。庭の紅葉は、ちょうど見頃の感じでした。塀の向こう、四日前には青々としていた日光植物園のもみじの葉も赤くなっていました(^^)

大谷川を渡って、並び地蔵(化け地蔵)のほうへも行ってみることにしました。「参拝者がこの地蔵の数を数えてみると、そのつど数が違うというところから、化け地蔵とも呼ばれるようになった。」と説明看板が建っています。老人のハイキング団体が数を数えながら往復していました。昨日立ち寄った深川ゑんま堂には、「おゑんまさまのご本体はお地蔵さま」と書いてありましたし、仏界のこともちょっと勉強しないといけない気もしてきました(^^;)

東京電力が発電のために取水しているところには「水利使用標識」という表示があるのですが、許可期限が「昭和80年12月31日」となっていました。書き換えたりしないものなのですね。

帰りも四日前と同じ15:01発の浅草行きに乗りました。

再び逍遙園へ



四日前と同じ電車で東武日光駅に午前7時37分の到着です。

日光駅前から神橋、二社一寺のほうへ向かう途中、左手の高台にキレイな紅葉が見えたので、まずはそこへ行ってみました。通り過ぎてから引き返す感じで坂道を登ります。大きな石に「天台宗観音寺」と彫ってありました。以前、桜の花を見に寄ったような気がします。山門の手前の石段をあがると「空海自刻」という千手観音のお堂があります。

この寺は、裏手にも道があって、古そうな和洋折衷(?)の大きな建物がありました。いくいくさきはベルサイユの1919(大正8)年に外国人向けのホテルとして建てられた旧日光市役所でした。平成の大合併で日光市は、栃木県の約4分の1くらいの面積を占める市になりましたが、市役所は旧・今市市内に置かれることになったので、ここは「日光市役所日光総合支所」となりました。日本中どこでも市役所の建物だけは真っ先に新しく建て替えられたものかと思っていましたが、、(^^;)

輪王寺逍遙園の紅葉は、全体的には四日前よりも多くの木が色付いたという感じですが、風が吹くと落葉する木もでてきていました。今週末までが紅葉鑑賞の限度かもしれません。

前回、時間の関係で内部に入ってみなかった「日光真光教会礼拝堂」は、入口の所に鉄柵が置かれていて見学できませんでした。塔の窓からドラキュラ伯爵が顔を出しそうな教会です(笑)

裏見の滝周辺の紅葉も見てみたかったのですが、今日は田母沢御用邸へ行くことにしました。