2009年10月25日日曜日

ピジョンもビジョンもびしょ濡れさ

上野動物園には、白いカラスが一羽いますが、柵から檻までが遠くてよく見えません。それでも白いから目立っています。そのように存在が目立ってしまうことが、自然界では捕食されやすく捕食しにくいことになってしまうようです。白いライオンやトラは、獲物に忍び寄るなんてことができなくて困ってしまうのでしょうが、、、ハクチョウ、ツル、シロクマなどは、雪や氷に近い白色が助けになっているのかもしれません。
白いハトも手品師がハンカチの中から出すくらいで、どこの公園でも見かけるなんてことはなさそうです。靖国神社には、白鳩専用の鳩舎があったかもしれませんが、、、。鶴岡八幡宮の白いハトたちは、悪ガキに痛い目に遭わされたりしていないのか、近づくと急いで逃げるという風でもありませんでした。
最近は、ハトも含めて野鳥には餌をあげるな!!という風潮になってきているようですが、不忍池周辺なんかでは、こっそり餌をやるのが楽しみな老人とボランティアで餌やりを阻止しようとする老人とが果て無き抗争を繰り返していそうです(笑)

鎌倉の古本屋で季刊雑誌「銀花」(1993年夏・第94号)を買いました。お散歩ブームみたいなもので永井荷風が取り上げられるようになったのは、ここ数年くらいかと思っていましたが、この号は”「當世日和下駄」で歩く東京の道”という特集でした。都内11の散歩道が多くの写真と共に載っていました。その第一章は、高田宏が徒歩ではなく自転車で神田川沿いに杉並区の善福寺池から台東区の両国橋まで走るという紀行文になってました。二十余キロあるそうなので、分割して、いつか歩いてみたいと思っています。

1 件のコメント:

  1. 白い鳥で思い出すのがトキ。中国から何度も何度も貰い、やっとの事で放鳥までこぎつけた。ところが野生なんだから餌はやらないでくれと...死ねと言ってるのと同じと思います。せめて地元がどじょうの池を作るくらいね、許してやれば良いのに...と思います。

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