2009年10月3日土曜日

濡れてゆく人もおかしや雨の萩

錦糸町駅への到着が10時20分頃でした。早朝のすっきりと輝いた青空にすっかり欺されて、傘を持って出なかったら、いつのまにやら小雨が降っていました。駅前の洋品店では、ど~みても安物の傘が千円でしたので、買わずに雨の中を歩き始めてしまいました。
横十間川沿いに北上して、まだ亀戸天神の手前である蔵前橋通りあたりで、だいぶ雨が強くなってきました。今日のお散歩テーマは、萩の花見です(^^)
まずは、「江戸名所図会」にも萩寺として掲載されている龍願寺へ、、、大急ぎで庭を一巡りしましたが、雨脚が強いので東屋で足止め状態になってしまいました。萩の花はもうほとんど終わっているような感じでした。萩が繁りすぎて、芭蕉の句碑は萩の枝葉の中に埋もれてしまって、よく見えないくらいになっていました。
次から次へと真っ黒なヤブ蚊が襲ってきて、数匹殺生となりました。かれこれ小一時間、東屋に留まっていたら急に暑いくらいの陽が差してきました(^^)
龍願寺からは、押上駅が最寄り駅になるのかもしれません。歩き出すと強烈な蒸し暑さでした。建設中のスカイツリーですが、たぶん建ち上がってゆく東京タワーを眺めた人達の100分の1も感動しない景観ではないかと、そんな気がしてきました。完成すれば違って見えるのかもしれませんが、なんだか今のところ美しさとか優雅さなんてものが欠片もありません。
適当に右左折しながら歩いていたら曳舟駅前にでました。「夢屋」という深沢七郎がやっていたという今川焼きの店は、一体どこにあったのでしょう???
向島百花園の「萩まつり」は、9月12日から一昨日までとなってましたので、萩の花見はもっと早くしないといけないようでした(^^;)さてさて今夜は、日本中で野ウサギがぴょんぴょん飛び跳ねていることでしょうね、、、。

1 件のコメント:

  1. うはは、流石に凄い建物だな。一瞬バベルの塔を連想しました。最近の日本の建物があまりにも無機質で、町並みが寒々く感じるのですが、先日TVでは、サクラダファミリアが2030年くらいに完成するかもしれないと言ってました。あそこまでとは言わないけれど、何かごてっとした作りの建物が東京に欲しい気分です。

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