2009年10月11日日曜日

松しける生垣つゞき花かおる菅野

午前10時半過ぎにJR本八幡駅へと到着でした。着くまでは、「もとはちまん」と読むものだと疑いもしないでいましたが、、、「もとやわた」でした(^^;)
今日は、永井荷風終焉の地を歩いてみることにしました。京成八幡駅からならば、徒歩1分で着いてしまう近さのところです。コンビニの手前を右に入って、2軒目くらいの路地の先に、それらしき家がみつかりました。今もご養子の永井永光氏が住んでおられるそうです。
東京大空襲で偏奇館が消失し、知人を頼って明石、岡山、熱海などを転々としたのち、昭和21年から亡くなる昭和34年4月までの14年間を千葉県市川市で暮らしています。市川では四度居を変えました。
ちょうど同じ頃に、60代後半くらいに見える爺さん二人組が、荷風の家と勘違いしているのか、別の家を写真に撮って、そのまま駅前にある大黒屋という荷風連日御用達の飲食店へと入ってゆきました。
このお店のショーウィンドーには、荷風の写真などが飾られています。カツ丼に上新香、味噌汁に菊正一合のお銚子1本の荷風先生セットは、1260円(税込)となってました。
葛飾八幡宮へと行ってみました。もう七五三のお参りが始まっているようで、着飾った家族連れが何組も来ていました。神楽殿に大きな絵馬が飾られていました。江戸名所図会にも載っているという天然記念物・千本公孫樹もあります。
隣の菅野駅まで京成電車沿いの道を歩きました。松の木がたくさんあるものの殺伐とした空き地が多いと思っていたら、、、「外かん」道の建設予定地でした。菅野3丁目17の区域は、まるっきり新興住宅地そのもので、荷風が市川へ来て最初に住んだ借家のあった場所は、もう特定することなどできそうにありませんでした。
菅野駅から堀切菖蒲園駅へと移動しました。京成八幡駅前の古本屋で何も買わなかったことが祟ったのか、青木書店でも欲しい本と買える本が一致しませんでした。
堀切菖蒲園で、亀と鴨と蜻蛉の写真を撮って、午後3時半過ぎに東武線・牛田駅にて、本日のお散歩終了でした。

1 件のコメント:

  1. 荷風先生セットかφ(.. )
    作法としては。酒を飲みつつカツ丼の上の部分を頂き、飯を味噌汁とお新香で食べろと言う事なのでしょうかね(・・)ううむ、何処か違ってるような気がする。考えてしまいます。

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