2009年8月2日日曜日

自然のままを人は自然とは言わないのかもしれない

昨日、西巣鴨からは都電に乗って、都電の終点である三ノ輪駅へ向かったのですが、ひとつふたつ手前で降りて、荒川自然公園に寄ってみました。
他にも「自然」という名前が入っている公園はいくつもあるでしょうけれど、ここは下水処理場の上の人工地盤に造られている施設なので、、、「自然」と「公園」の間には、いろいろと言い訳フレーズを挿入できそうです。「自然があったらいいなぁ公園」とか「自然をせいいっぱい真似した公園」とか、、、。
「白鳥の池」には、二羽のコブハクチョウがいて、反対側から真っ直ぐに近づいてきてくれましたが、あいにく餌になるようなものは何も持っていませんでした。なぜかハクチョウとは波長が合うのか、どこへ行ってもむこうから寄ってきてくれます(^^)
池の広さは、ハクチョウが水面を助走して飛び立つには、ちょっと狭いような気がしますし、もしかすると飛べないように羽根を切ってしまってあるのかもしれません。
カブトムシと遊べる場所は、もう終わっていましたが、ウォークインケージでオオムラサキを見ることができました。こちらも時期的に終わりのようで、公開は今日までだったと思います。
蝶になっていたのは、メスが2匹だけでした。メスのオオムラサキには、全く「紫」色は入っていないようです。幼虫は、榎の葉を食べて育つそうで、鉢植えになっていました。蝶になってからの食事となる新鮮な樹液の出る木までは、檻の中には用意できなかったようでした。
「人工」とは何か?「自然」とは何か? なんだかわけがわからなくなってくる公園です。

2 件のコメント:

  1. 自然で間違えるのが、農業ですね。あれは自然を破壊している行為か、共存してる行為か悩む所です。田園地帯は、まぎれもなく人間の作り出したもの。NHK教育の理科の先生がそう話していた番組で、みんなで田園地帯に出た途端、MCが、先生、自然が一杯ですね。とやった。あれは噴出しました。編集しろよって(^^;

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