2009年8月3日月曜日

天地水、そして命を繋ぐ

オオムラサキの幼虫は、モスラみたいな芋虫型と言うよりも「つのだせやりだせあたまだせ」型に見えました。この夏に生まれた幼虫は、秋になると木からおりて、枯葉色となって落ち葉の中で越冬するのだそうです。およそ1年弱の一生のうち、成虫で活動するのは40日間ほどとのことです。
じゃあアゲハチョウはどうなの?ということは、ひとつも知りません(^^;)
風になぎ倒された木はそのままに、落ち葉の行方も風まかせ、、、と言うのが「自然のまま」なのかもしれませんが、それでは「自然公園」や「自然園」は成り立たないような感じがします。
荒川自然公園から三ノ輪までは、また都電に乗らずに歩くことにしました。ちょうど雲の切れ間から太陽が出て暑くなってきました。
浄閑寺へは、以前に二度くらい訪れてますが、墓地の中までは入ったことがありませんでした。なので新吉原総霊塔も永井荷風文学碑も初めて見ました。文学碑のところには「記念碑につきお線香はご遠慮願います」と掲示されていました。
昨日、無料の情報誌を見ていたら、、、荷風の墓は、雑司ヶ谷霊園にあることを知りました。「怪談」の小泉八雲、「高野聖」などの泉鏡花、伊東晴雨とモデルを奪い合った竹久夢二も同じ霊園です。もちろん、この霊園が舞台となっている「こころ」を書いた夏目漱石も永眠しています。
次の霊都散策は、そのあたりになりそうです、、、。

2 件のコメント:

  1. アゲハチョウの場合は、タイミングが分かるのか蛹で越冬します。越冬するつもりの蛹は色が違いますので分かります。家にも一匹い、楽しみにしていたのですが、そのまま永眠してしまったようです(--)

    雑司が谷霊園、また良い所に目をつけましたね。いまだ著名人たちのオーラが漂っていそうです。ジョン万次郎いるんだ(・・)

    返信削除