2009年5月21日木曜日

その足元からどうかしてるね!?

10円玉って素材の銅も国産なのでしょうかね???
先日、駅のラックに置かれているチラシを見ていたら、、、備前楯山(標高1273m)という栃木県の足尾にあるにしては「備前」と不思議な名称になっている山が載っていまして、標高もそこそこ高いにもかかわらず登山口から1時間くらいとも書いてあるので、とても気になっていました。足尾銅山の銅のほとんどが、この山から産出されたそうです。
まずは東武日光駅前から市営バスで、わたらせ渓谷鐵道の起点である間籐駅の少し先にある赤倉まで行きました。足尾製煉所のすぐ近くです。
山のあちこちでツツジと藤が満開でした。
「楯」とは銅鉱脈の露頭のことを言うのだそうです。慶長15(1610)年というと江戸時代が始まったばかりですが、備前国出身の農民がこの山で露頭している銅鉱石をみつけて届け出たことから「備前楯山」という名前になったと説明看板が立てられていましたが、、、備前と言ったら岡山のほうですよね!? 新幹線も走っていない時代になぜ足尾に来て百姓しているのか?しかも農地なんてあるはずのない山で何してたのよ?という疑問の方が盛大に露頭してしまいました(笑)
山頂は視界良好でとても気持ちの良い風が吹いていました。下山途中になって、中年ご夫婦と初老ご夫婦とすれ違いましたが、どちらもすぐ近くの駐車場まで車で来たようです。
写真は、製錬所(明治30年廃止)・選鉱所(大正9年廃止)跡です。あれこれと山師たちの夢の跡を見ながら、わたらせ渓谷鐵道・原向駅までひたすら歩きました、、、。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした(´ε`)フゥ…

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  2. ネットで調べてみましたが、輸入してるかどうかまでは出てなかったです。

    硬貨のサイトをいろいろ覗いていたら、懐かしい穴のあいてない50円や5円を見つけました。子供お頃の記憶がふわっと蘇りました(^^)

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