2011年7月6日水曜日

「小中大」にはようもなければこうもない!?


四日前に出掛けた、わたらせ渓谷鐵道の花輪駅と神戸駅の中間にある「小中駅」で下車して、8キロほど歩くと華厳の滝並みの落差が96メートルもある滝があるということなので行ってみることにしました。
「小中大滝」という名前なのですが、読み方がわかりません(^^;) 「しょうちゅうだいたき」なのか?小、中、大と滝が三つあるのでしょうか? 地図には、「大滝」としか書いてないものもありました。袈裟丸山(1878.2m)と後袈裟丸山(1908m)への登山口に通じる手前にあります。
今朝、乗換駅で電車を待っているときに「小中駅から歩いて8キロ2時間……」と呪文のように唱えていたら、、、天啓がやってきました!!(笑) 「しょうちゅう」ではなく駅名の通りに「こなか・おおたき」と読めばめでたしめでたし、、これで間違いなさそうです(^^)
小中駅への到着は、午前8時53分でした。4人しか乗ってないので、他に下車した乗客はありませんでした。無人駅で、一坪くらいの待合室があるだけでした。「群馬県東部県民局」による駅の案内看板に「落差96mというスケールの大きさは見応え十分です。春はヤシオツツジやシャクナゲが楽しめます。また、新緑や紅葉も必見です。」と書かれていました。
歩くのは、ハイキングコースではなく全て舗装された道路なので、なにかの罰ゲームのような灼熱路になる可能性もありましたが、道路の右側はすぐ山で日差しを遮ってくれました。道路の左側は小中川が深い谷を刻んでます。
滝から2.5キロほど手前の集落までは、みどり市の路線バスが運行されているようなのですが、バス停の時刻表では朝7時頃に神戸駅方面に向かう1本だけで、戻りの運行は記載されていませんでした。「村から出たらもう帰るな!!」バスなのでしょうか?(笑)
ありがたいことにこの集落には飲み物の自販機がありました。「たばこは村内で買いましょう 村の大きな財源です 東村」という掲示もあります。
途中の道路脇に何ヶ所か周辺の案内図がありましたが、どれも錆だらけで読み取れません。昭和の半ばくらいに設置された案内のままなのかもしれません。
「むれ杉」という「環境庁・群馬県」による看板では、”この不思議な形をした老木は、ムレスギと言われ、幹が枝状に分かれ、さらに枝も分岐して密に叢がり立ち、全体に美しく丸くなる特性をもっているのですが、用材として利用できないので、あまり植栽されません。このムレスギのように、老木で孤立しているのは全国でも珍しく、村の天然記念物に指定されています。”と書かれていました。木には、葉が一枚もありません。たぶんもう枯れてしまっているようです。近くで見ようとして、左手に飲みかけのペットボトル、右手にデジカメを持ったまま斜面を登ろうとしたら滑って転んで痛い目に遭いました(T_T)
山際には入道雲も見えて、すっかり夏空です。トンネルを抜けると「小中大滝自然公園」のようです、、。

2 件のコメント:

  1. このトンネルの壁面、おどろおどろしくないですか?

    掘っただけなのか、コンクリ塗ってあるのか・・・

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  2. >村の天然記念物
    国や県は認めてないって?(・・)どこにでもあるのか、ここにあるだけだからか。確かにネットで探してもここだけみたいですね。

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