2011年7月20日水曜日

1600キロのラビリンス


通洞駅ホームの端から200メートルほど「おもいでのこみち」と名付けられた線路との間に柵などなんの障害物がない歩道があって「足尾歴史館」のほうへと繋がっています。わたらせ渓谷鐵道は、ディーゼル駆動なので「電車」ではありませんし、たいてい一輛のみで走っているので「列車」でもないので書き方に困ってしまいます。あと数分待てば、「車両」が通過するので轢かれてしまわない位置で見てから行くことにしました。暑くなってきました。
足尾歴史館は、どうやら自治体が運営しているのではないようで入館料350円は、”足尾歴史館友の会一日会員券”となっていました。
なにかここにしかないような展示物があるようでもなくて、人は一体ここに何を見に訪れるのでしょう??? 入会金2000円と年会費5000円で、「年間フリーパス」が手に入ります。1階の展示場では、扇風機が一台空しく回っているだけで、とても蒸し暑くなっていました。
明治32年に田中正造が銅山へとやってきた時に撮られた写真をデジカメで撮ったら、「著作権」のうんぬんで撮るなと言われました(^^;)
ジョサイヤ・コンドルが設計した「足尾鉱業所事務所」の150分の1模型がありました。この事務所が暴動で焼き討ちにされた後、隣接する場所に「古河掛水倶楽部」の建物がつくられたようです。
たぶん3回目になりますが、「足尾銅山観光」(入坑料800円)で坑道に入ることにしました。今まで暑いときには来てなかったのか、水が凍っていた記憶があるのですが、坑内はどこも水滴がいっぱいのびちゃびちゃでした。かなり涼しいです。
先日、テレビで地下5メートルの場所は年間を通して気温15度くらいなので、そこに風を通して冷暖房に利用するという「エコ」を紹介していました。東京の地下鉄など、とっても深い場所を走っているのに全く涼しくありませんし、駅でも冷暖房に利用などしている風ではありませんよね、、。
足尾銅山では、延べ1600キロくらい掘ったそうです。自由に歩けたら楽しそうです(笑)

5 件のコメント:

  1. 友の会(^_^;)パスを買うと、銅粒を拾うことが出来る。
    金山だったら買ってみても良いけど銅じゃねえ(T_T)
    彼方此方で写真撮影禁止というけれど、大黒釣り公園でも港湾局の許可が必要だと書いてあります。海を撮ってはいけないということなのか? ケチすぎる気がする(^_^;)
    蒸気でもなく電気でもない機関車は気動車と言うらしいけど、何の「気」なんでしょうかね?

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  2. 迷ったら、生きて出られないよ(笑)

    著作権か、相変わらず、うるさいんだね


    ところで、この写真、背景画として、使えそうな。

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  3. 「港湾局の許可が必要」というのは、映画やテレビドラマ、商用写真とかで一般人が撮るのは関係ないと思います。北の丸公園などにも似たような掲示があります。

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  4. ここは2年前にいったことあるよ。(某政党の決議したダム建設停止の現場を見に出掛けた中で立ち寄りました)。

    じゅぴ太夫さんはほんとよく観察しますね。改めて惚れなおしました^^ 

    熱を出している電車や照明や乗客を排除すれば涼しい地下空洞が出現するよ。『ウソだ~い』っと思ったらホームの端から線路に降りて遠方のトンネルの裸岩に触れてみればわかるよ。おおっと実際にそんなことやったらダメですからね。

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  5. そんな昔の写真、法的に著作権なんてないんじゃないの?と思います。通ると経験値が1上がるんでしょうね(^^;

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