2011年7月22日金曜日

昆虫レストランくぬぎ亭まいどあり~


昨年の九月から月に一回ずつ行っているので、11回目の「ぐんま昆虫の森」です。今日は、先に温室に行かないでクヌギの木のある場所に直行しました。先月来た時に一本のクヌギのまわりだけ入れないような柵を作っていましたが、その木はカブトムシがいっぱいいて押すな!!押すな!!していました(^^)v
来場者のほうも今までにこんなに人がいるのはなかったというくらいに次から次へと虫取り網を持った家族連れが来てました。なんとなくですが、昆虫については、若い父親よりも「爺ちゃん」のほうが詳しいみたいでした。
自分の子に、、「こんな薄汚れた蝶でなくオオムラサキならよかったのになぁ……」と偉そうな口調で親爺が言うので、わたしがその「薄汚れた蝶」の羽根を指で軽く叩きながら「この蝶はオオムラサキですよ」と言うと、、、蝶は飛び立たずに「ええっい頭が高い控えおろう、この紫の紋所が目に入らぬか!!」とばかりに閉じていた羽根を広げてくれました。親爺の面目丸潰れってやつです(笑)
当然のことながらカブトムシとオオムラサキだけでなくオオスズメバチも負けずに集まってきているので、神経質な母親か「婆ちゃん」が同行していると、すぐに立ち去ってしまいます。
「あの人まだ写真撮ってる」という声が聞こえるほど同じ場所にいたので、虫たちにもクヌギ同然に見なされてしまったようでした。10歳くらいの男の子が「ズボンにスズメバチがいますよ」と言うので、下をみるとジーンズの膝のあたりに巨大なスズメバチがいて、わっせわっせと元気よく這い上ってきていました(^^;) 払い除けるほうが危険かもしれないので、そのままにしていたら、どんどん登ってきて、胸を斜めに横切って肩に乗り、滑るのか羽根をぶんぶんさせながらついに後頭部を遡上している様子(T_T) 頭頂部に達したと思えた頃に獅子舞のように頭をひと振りするとオオスズメバチは、ぽたりと地面に落ちて、今度はちゃんと本物のクヌギの木を登りはじめました。
実害は、次々に血を奪いに来る巨大な蚊!! 街ではあまり見かけないような大きな蚊で、赤茶色だったり黒かったり、油断していると何匹も並んでお食事を始めているみたいな、、。刺された数と同じくらい殺生しました。南無阿弥陀むし~。
昼間なのにカブトムシも飛び回ってくれましたが、写真に撮るのはうまくできませんでした。時期的なものなのか何か理由があるのか謎ですが、カブトムシばかりでクワガタムシの姿がまったく見られませんでした。
オオムラサキは、一ヶ所に10匹くらい集まることもあって壮観でしたが、あまり羽根を広げてくれないのでした。

2 件のコメント:

  1. あざやかな描写。商業雑誌にライターとして書いて欲しいですよね。ディルドーをバッグに携えた美人紀行家 電車の中吊りにいつか見つかるでしょうね^^v

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  2. 綺麗な蝶だなぁ(^^)

    蚊ですが、北陸の越前海岸あたりは要注意です(・・)。場所によっては、想像を絶する程、形容し難いの凄い量です。口を開けただけで、中に入って刺しに来ますぞ。

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