2009年4月28日火曜日

花咲いてイチローのバットにあすなろう

昨日、大小山~妙義山を歩いたときにあちこちに綿のような花が咲いていました。ある親爺は、いきなりその花を鷲掴みにして、自分の鼻を花にこすりつけるようにしていました。わたしが怪訝そうな顔で見ていたせいか、、、その親爺より少し遅れて、岩場の斜面を降りてきた、齢70を超えていそうな血色の良い爺さんは、訊いてもいないのに「バットを作るトネリコの花です」と説明しながら通り過ぎてゆきました。
「トネリコ」という名称の響きは、ほとんど間違いなく外来語のような感じがしてしまうのですが、、、ウィキペディアで調べてみれば、驚き物怪参照ぎょっ!!で「<戸に塗る木>が訛って<トネリコ>と発音されるようになった」などと書いてありました。あえて漢字で書けば「戸塗粉」というところでしょうか、、、。
古代日本の官位名かなにかで「舎人(とねり)」というのがあったようですが、それとは全く関係がなさそうです。むしろ北欧神話の「ユグドラシル」(世界樹・宇宙樹)へとつながってゆくのかもしれません、、、無知は巷に溢れていても「野に咲く名もない花」など無いってことのようです(^^;)

2 件のコメント:

  1. トネリコ、初めて知りました(・・)そしてアオダモの属命なんですね。それでバット、それでユグドラシルか。ううむ、勉強になります(爆)。

    で、思うのは、鼻にこすりける事の意味と効能です....確かに下痢止めの漢方薬になるとwkiにあるますが、他に何かあるのかな?

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