2009年4月9日木曜日

美味な葡萄の花弁は何枚ありますか?

振り込め詐欺の実行犯人は、人の気持ちなどちっとも理解しようとしないような心理学者よりもはるかに詳しく人間というものを知っているのかもしれませんね。詐欺のお話ではありませんが、内田百閒が小説かエッセイでこんなようなことを書いていました、、、三人で旅館に泊まることになった。一泊一人一万円ということなので、三万円を番頭に渡した。番頭が旅館の主人に金を持って行くと、二万五千円にまけてあげなさいということになり、番頭はこっそり二千円を自分の懐に入れて、残りの三千円を三人に返した。と、いうことは一人九千円の支払いということになり、三人で二万七千円、それに番頭がネコババした二千円を加えると、二万と九千円になる。最初は三万円あったはず、ならば千円はどこに消えたのか???
一昨日、栃木・大平山系の桜峠へと登ってゆく前のことです。その辺りは、ぶどう園が何軒もあります。「巨峰 ○×ぶどう園」と大きな看板がでているところに、写真の花が咲いていました。ブドウ棚の果樹園そのものに見えたので「うわっ!!巨峰の花って、梅・桃・桜なんかと一緒なんだぁ~!!!」と写真に撮ったのですが、ちょっと考えてみると、、、この花がブドウ状に変化するはずがありません。
最近では、古着ジーンズ100円均一店もあるようですが、「Yシャツ170円、ズボン300円」などと書いてあるのは、激安衣料品店ではなくてたぶん洗濯屋さんですよね。たんたんタヌキの宝くじ~っと、宝くじはすべてタヌキさんが販売しているのではないかと思えてなりません。何事も「正体を見極める!!」というのは容易ではないようです。

2 件のコメント:

  1. 実家に昔葡萄の木がありました。毎年花をつけますが、実が生るのは一年おきです。小さな匂いのない花で、庭木には随分地味だなと子供ながらに思っていましたが、一年おきに齎す葡萄の実、夏の日差しに陰を落とす葉。板塀を元気につたう蔓、それぞれがなかなかに味わいのある木でもあります。そんな正体だとは、庭木に持ってる家しか分からないだろうね(^^;

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