2010年11月27日土曜日

ものぐさがもぐさかぞえずのたりかな



「日本三大○○」と言うときにどことどことどことを選ぶかは、たいてい諸説があるもののようです。東京都日野市にある「関東三大不動」のひとつという「高幡不動尊金剛寺」へ行ってみました。多摩動物公園へと行く度にモノレールから見える五重塔が気になっておりました。

寺のパンフレットによれば、三万余坪の境内にもみじ樹齢100~300年が350株、樹齢20年未満1000株あるそうです。さらに桜が300株、紫陽花7500株です。

まさに見頃の素晴らしい紅葉でした\(^^)/ もみじの高木が何本かまとまっている場所の下では、鮮やかな色のもみじレースドームに包まれているかのようでした。陽が当たって、まるで山火事のように見える紅葉もありました。

高幡不動駅までは、京王線で新宿から30~40分、電車料金は310円です。近いような遠いような微妙な位置にあります。駅から歩いてすぐでした。ひとつ手前の駅が「百草園駅」なので、百草園にも寄ろうと思っていましたが、無料できれいな紅葉をたっぷり満喫きつきつできてしまったので、京王百草園には行かずに帰ってきてしまいました。

関東三大不動は、当確になっている成田山新勝寺と高幡不動尊金剛寺に埼玉県加須市にある玉嶹山總願寺か神奈川県伊勢原市にある雨降山大山寺、あるいはご近所のお不動様を加えてできあがりです。四大や五大にしないで、あくまで「三大」にこだわるところが、日本の物の数え方なのでしょうね、、。

1 件のコメント:

  1. (^^)まさに日本グレイ思想の典型ですね。地域によって徐々にずれていって済ましてるところなんかは、海外では分からない[文化]だと思います。逆にベストワンになると、とたんに厳しくなる。逆に向こうはダブルウィンもあり、甘く感じます。

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