2009年2月1日日曜日

不死と節目の鬼は外

一昨日未明頃の雨は春先のようなやさしい降り方でした。
立春というのは、春の暖かさが始まるということよりも寒さが極限に達して、もうそれ以上は寒くはならない時期だと理解した方がよさそうです。そんな時に豆を投げつけられて虎皮パンツ一枚で外を元気に逃げ回るという鬼のイメージは、なんとなく幼稚園あたりの紙芝居のようなもので脳に刷り込まれたような気がするのですが、なにが元になっているのか分からないままです。どなたか絵本作家の創作なのでしょうか?あるいは、典拠となるような絵巻物でもあるのかもしれませんね。
能面の般若は、そうした滑稽さを含む赤鬼・青鬼とは別な系列のものかもしれません。ともかく鬼の発祥時点に於いては、みな女だったということも言われているようです。柊の葉は、ヴァンパイアも苦手だったかと思いますが、日本にはなぜか吸血鬼に相当する鬼がおりません。ヴァン・ヘルシングよ、杭や銀の銃弾にこだわらずに欺されたと思って、豆まきしてみない?(笑)

2 件のコメント:

  1. wikiで見ると、丑寅の方向が鬼門なんてあたりが影響してるようですね。牛の角に虎の牙で衣装もそれにフィットさせらのでしょう(^^;
    丑寅と言えば、映画用心棒に出てくる地回りの名前を連想します。丑の刻に産気づき、虎の刻に出てきたとか。ちょいと抜けていて、子鬼のような存在感のある役所でした(^^)

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