2012年6月12日火曜日

あそびめせんとやうまれけむ




潮来に行って櫓舟に乗るという今日のお出かけ目的を達成(?)したので、とりあえず潮来駅まで戻りました。JR鹿島線は、13:11に成田行きが出たあとで次は14:47発の佐原行きでした。まだ一時間以上も先なので、また「前川あやめ園」に戻って、どこか見物できるところを探しました。
あやめ園から歩いて数分のところにある「長勝寺」というお寺が有名らしいので行ってみることにしました。入口から本堂まで真っ直ぐに長い石敷きの参道がある大きな寺でした。「源頼朝が創建し水戸光圀公が再興させた臨済宗の古刹」とのことです。(掲示写真4枚は、どれも長勝寺にて撮影)
あやめまつりのパンフレットに載っている地図では、長勝寺の手前に「遊女の碑」という記載がありますが、なかなかみつかりませんでした。地図の辺りには墓地があったので中に入ってみると「遊女の墓」がありました。大勢の人が訪れる長勝寺のすぐ近くなのにこちらの「西円寺」には人影がありません。
遊女の墓の左側には黒御影の石柱に沢山の文字が刻まれていました。誰かが拓本をとって墨を拭ってゆかなかったようで読みにくくなっていました。「衆生済度遊女の墓建立の誌」ということで昭和54年に建てられたものでした。水戸藩公認の遊郭ができたのは、延宝七(1679)年のことだったようです。水運の要衝として栄えた頃の潮来にはいつ頃まで”花街”が存在したのでしょう???
JR潮来駅は、スイカなどのICカードが今も使えません。200円の切符を買って佐原駅へと移動します、、。



1 件のコメント:

  1. 茅葺は荘厳で重厚感溢れ、しかも機能的。奥様の実家も大昔は茅葺だったそうです。村で一軒だけが恥ずかしくてトタンにしたとか、ま、仕方がないのでしょうが、なんだか勿体無いなと思いました。

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