2012年6月29日金曜日

地に足が着かない心地と重力



山に登り始めると普段はまるで意識していない「重力」が文字通りに重くのしかかります。地球の大気圏外へと向かおうとする宇宙船はきっともっと重いものをはね除けねばならないことでしょう、、、日本人宇宙飛行士は、もう何人目になるのかよく知りませんが、毎回毎回思うのは、なぜ嫌いなタイプの人ばかり宇宙飛行士に選ばれるのか?!ということです(笑)。
男体山への登攀開始は8:45で、一合目8:52、二合目9:05、三合目9:20、四合目9:42、五合目10:07、六合目10:28、七合目11:00、八合目11:30、九合目12:00、頂上12:35、、という到達時刻になりました。六合目を過ぎたあたりから下山してくる人達に出くわしました。一番最初は、70歳くらいに見える爺さんで、長い2本のストックを振り回しながらまるで透明のスキー板でも操るかのようでした。前白根山では2人にしか遭いませんでしたが、ここでは20人前後とすれ違いました。七合目過ぎに後方から来た2人組お姉さん(?)に抜かれました(^^;)
頂上付近からは「もしかして地球って丸いんじゃない?」という絶景が広がっていました。中禅寺湖は全体が見えるものだと思っていましたが、一部死角があるようでした。遠くまで雲海がつながっていましたが中禅寺湖の上だけは雲がありませんでした。湯ノ湖も西ノ湖も見えました。
標高は、三角点が設置されている場所の海抜なのでしょうか? 三角点のあるすぐ隣りに2~3m高い大きな溶岩があって、そこにも登りました\(^^)/
頂上あたりには一時間ほど居て、午後1時35分から登った時と同じルートで下山を始めました。六合目あたりから霧に包まれて、中禅寺湖は全く見えなくなってました。
上りは3時間50分かかってしまいましたが、下りはちょうど3時間くらいでした。バス停へ行くと少し前に走り去ったバスが見えました。次は1時間後になってしまうので、中禅寺温泉バス停まで早歩きしましたが、またもや目前でバスが出てしまいました(^^;)

中禅寺湖と西ノ湖
湯ノ湖

1 件のコメント:

  1. 登頂お疲れ様でした(^^)/
    以前、日本人が宇宙飛行士になれる条件を本で読んだ事があります。理系、英語堪能である事が主ですが、協調性の心理テストだの、密室に閉じ込められて行動観察されるだの、そこまでしたくないなと思う項目があった記憶です。体内の細菌の種類も調べられるとか。

    雲海(・・)いやぁ、リアルで見たのは。。。記憶の彼方です。今は飛行機からしか(^^;そこまで上るって素晴らしいなぁ。

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