2012年6月9日土曜日

そおりのそうりんとう、かおりのかりんとう




沢入駅から約5キロ、途中で滝を見たり蝶や蜻蛉の写真を撮ったりしていたので1時間半余りかかって「塔ノ沢登山道入口」まで来ました。乗用車が6台駐車してました。ここから「寝釈迦」までは、”1.8Km”と表示されていました。
”環境庁・群馬県”による寝釈迦の説明看板には「ここ袈裟丸山中腹の巨大なみかげ石の岩場に浮き彫りされた寝釈迦像は、北を枕に西方を向き、右脇を下にして横たわっています。この寝釈迦像がいつ、だれによって作られたかは不明で、弘法大師説・勝道上人説などがあり、また徳川時代に足尾銅山に送り込まれ病死した多くの因人の菩提を弔うために刻まれたとも言われ、この地で静かに時の流れを見つめています。」と書かれていました。
長さ368cm、幅130cmとけっこう巨大です。高さ20メートルくらいはありそうな岩場の上にあるので写真を撮るにも崖から落下してしまいそうでした。
高山彦九郎による『沢入道能記』という天明2(1782)年の旅行記に記されているのが最古の文献のようです。
すぐ近くに「相輪塔」と呼ばれている高さ18メートルほどの自然の造形物があったようなのですが、沢の水が多くて近くへ行けませんでした。寝釈迦像と同じくらいの高さのところに相輪塔の先端だけ木々の中に見えていました。
ここで昼食にして、時間的に袈裟丸山まで行く時間はなさそうですが、”1.5Km”先という表示になっている「賽の河原」まで行ってみることにしました。

                (↑ 寝釈迦像は左側の一番高い岩の上にあります。)

1 件のコメント:

  1. このお釈迦様、昔は立っていたのでしょうか、底の部分がやたらに平らなのが気になります(・・)

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