2011年4月25日月曜日

かたこりしかじか


見ることの出来る人が見れば左肩に魑魅魍魎のようなものでもガブリと牙や爪を突き立ててぶら下がっているのではないかと思えるくらいの酷い肩凝りが先週くらいから続いています。「電マ」などを使うと一時的には凝りが和らぐのですが翌日にはかえって痛みが激しくなってしまうのでした。以前に風邪らしき体調不良の時に奥日光へと出掛けてしまったら到着したとたんに治ってしまった感じがしたことがあったので、今回もそんな御利益(?)を期待してみることにしました。
今年は、2月8日から四日連続日帰り奥日光ツアーをしています。4月の下旬に奥日光へ行くのは今回が初めてです。
3月11日の地震のあとは日光東照宮の入場者数が前年の95パーセント減という報道がされていました。電車の中には「とちぎ観光安全宣言・日光市観光安全宣言」という車内吊り広告もでていました。
奥日光も丸ごと貸し切りみたいに人がいませんでした、、。天気は、概ね曇っていましたが、ときどき青空が見えて陽が差したりしていました。ところが午前11時を過ぎた頃から急に暗くなって雷の音がしてきました。強い風が吹くと遠くから飛ばされてきたような雪が舞っていましたが、それが氷の粒となって激しく大量に降ってきました。まるで高速度撮影の動画でも見ているかのように辺り一面が真っ白になりました。一時間ちょっと降り続きました。ちょうどアップダウンが続く山道を歩いていたので傘も使わなかったら衣服はほとんど濡れませんが、髪に付着した氷粒は溶けて頭だけずぶ濡れです。
やっと小降りになった頃、、、目の前を数頭の鹿が横切ってゆきました。たぶん彼らが考えている安全な距離を保ってから、みんなでジッとわたしを見つめていました。そしてしばらくしてからハート型のお尻をふりふり去ってゆきました。
「奥日光ひかりのどけきぱらだいす第1日目」という題名にするつもりでいましたが、まさかの大雪!! でも雪が止んで一時間もすると積雪が幻であったかのように消えてしまいました。狐か狸が鹿の着ぐるみ纏って化かしたのかもしれません(笑)

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