2010年7月31日土曜日

大きな樹木の昆虫レストラン



また寝苦しい夜が続きそうです。

故障した外付けハードディスクのフォーマットは、すでに6日目となりましたが、はたして何パーセントくらい終わったのかも分かりません。CRCエラーになるくらいですからフォーマットもずっと同じところをどぐらまぐらしているのかもしれません。

「曇り」という予報でしたので、今日はひさしぶりに「あしかがフラワーパーク」へ行くことにしました。JR両毛線・富田駅には午前7時に着いてしまったので、すぐ隣にある迫間(はさま)自然観察公園で時間潰しすることにしました。

いきなり目の前の木に大きな茶色の鳥が3羽いました。キジのメスのようでしたが、あまりに尾が短すぎるので、まだ幼鳥なのかもしれません。公園として一度整備したきり何年も経過しているみたいな場所でした。湿地に木道を作って遊歩道にしてありますが、水は油が浮いてぎとぎとしています。アゲハチョウ、何種類かのトンボ、カエル、カミキリムシなどの写真を撮って、そろそろフラワーパークの開場時刻になるので戻ろうとしたときに蝶の来ている木をみつけました。樹液がでているところには、カナブンや名前の分からない甲虫が集まってきていました。スズメバチもいました。後からさらに巨大なオオスズメバチが現れて、カナブンなどを蹴散らして樹液を独占してました。

写真の蝶の名前が分かりませんが、羽根を広げると見る角度によって鮮やかな紫色した模様が見えるのでした。時折、ほとんど枯葉のような蝶もやってきます。そしてなんとなんと、もしかしてオオムラサキという蝶が!!

羽根を広げたオオムラサキの写真はきれいに撮れませんでした。オオムラサキは、オオスズメバチのお食事が終わるのを傍らでジッと待っていました。羽根はだいぶ傷んで端の方がぼろぼろでした。オオスズメバチが去ってから、掲示写真の蝶と向かい合って樹液を吸っていました(^^)

ふと気がつけば、2時間以上もこの木のところにいました。いつのまにか空は晴れて、とんでもなく暑くなっていました。

フラワーパークも暑さで人影まばらという感じです。ひょろりと藤が2番花を咲かせていました。6~7月に剪定をすると切られた先端が花芽になるのだそうです。ここの金のなる木である藤棚は、何台もの大型扇風機がまわっていました。ほかに咲いている花はスイレン、サルスベリ、バラくらいです。

フラワーパーク内にも虫たちが集まるような樹液を出している木がないか探してみましたが、意図的に植えていないのか、みつかりませんでした。

2006年に「特定外来生物」に指定され、学術研究などの特別な目的以外での栽培、保管、運搬、販売が禁止されているウォーターレタス(牡丹浮草)が売店でひとつ80円で堂々と売られていました。

昼食なしでアイスクリームばかり食べていたら、、、お腹を壊してしまいました(^^;)

3 件のコメント:

  1. お見事!

    2000枚のうちの1枚、誰にでもできる芸当では、ありません。

    もっと、載せたくなるものですが・・・

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  2. 昆虫レストラン、二時間の観察かぁ、なにか物凄く贅沢な時間の使い方のような気がしました(^^)私なら椅子と冷たい飲み物がいりそうです(^^;

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  3. 四本足の蝶を観察して二時間?!
    フォーマットに一週間?!
    チョウ人姫?!

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