2011年3月8日火曜日

さのさっさとうだつをあげよ!!



「うだつのあがらない~」という言い方は時折耳にしますが、、、「うだつのあがった~」は、まだ見たことも食べたこともないような気がするので、「うだつのあがった」ところを見に行くことにしました。

「うだつ」を漢字で書くと「梲」か「卯建」になるようです。小屋根の付いた防火壁のことで、ウィキペディアでは”うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。”となっていました。

ラーメンで有名(?)な佐野市にうだつがあがった家があるというので探してみることにしました。東武鉄道伊勢崎線・館林駅で佐野線に乗り換えて「佐野市駅」へと到着したのは、正午前でした。とりあえず駅前の道をまっすぐ歩いてみましたが、ところどころに古い蔵造りの家はあるもののどこにも「うだつ」らしきものは見あたりませんでした。

「金山神社」というのがあったので寄ってみました。由来によると佐野は「天命(天明)」と呼ばれ、平安朝の頃から鋳物業で栄えたところなのでした。鋳物師が通称カナガミ様と言われる金山彦命と金山姫命の二柱を祀ったそうです。1735年に建造された星宮神社の鳥居も「銅」でつくられていました。

以前「佐野市郷土博物館」へエラスムス像のレプリカを見に出かけた時に通った道にでたので、もう一度郷土博物館へ行こうとした途中に「うだつ」があがっていました!(^^)v

それは、味噌まんじゅうを売っているお店でした。もっと隣から隣りへと軒並みうだつがあがっているのかと期待していたのですが発見できたのは、この饅頭屋さんだけでした。帰りに六ヶ入り600円也の味噌饅頭を買いました。

郷土博物館は、3月7日から10日まで「収蔵庫くん蒸のため臨時休館」と貼り紙がされていました。企画展のないときは無料にもかかわらず郷土博物館と名前の付くところにしては、りっぱな展示内容なので入れなくて残念でした(^^;)

ところで「味噌まんじゅう」ですが、、、味噌は「隠し味」に使用ということなので、ほとんど味噌味はしませんでした。世の中に饅頭ほど怖いものはありません!!「ああ怖い、怖い。こんな怖いものは食べちまおう」ともうなくなってしまいました。さてさて、このへんで濃いお茶が一番怖い\(^^)/

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