2010年10月9日土曜日

田舎のバスは不便なバスよ?!



平成の大合併による弊害のひとつかもしれませんが、桐生市は面積が同じくらいの2地域が飛び地状態になっています。「ぐんま昆虫の森」は、乗り合いバス2路線が通っているにもかかわらず、乗り換えターミナル駅である赤城駅(みどり市)からは利用しにくいようです。

みどり市は、バスが「電話予約」とのことなのですが、タクシーでも呼ぶように「今すぐ!!予約」が可能なのかが分かりません。バス停には電話番号が書かれているのですが、市外局番が書かれていません。携帯電話は使えない地域なのか?!(笑) これではまるで固定電話からの地元民以外は利用するな!!みたいなものです。

ぐんま昆虫の森敷地内で10分ほど待てばバスが来そうなので乗ってみることにしました。1日数往復しかしていません。ほぼ定時に誰も乗っていないバスがやってきて、運転手は出発まであと1分あると言って、バス停のすぐ前にあるトイレへと走ってゆきました。以前は整理券を取って、利用距離で料金が異なったみたいですが、たぶん桐生市になってから一律1回200円のようです。

5分ほどで上毛電鉄・新里駅前に到着です。駅窓口で駅員さんというよりは、パートのおばちゃんみたいな人に訊いてみたらパスモなどのICカードは使えないとのことなので、キップを購入したら昔懐かしき分厚い紙製で、これまた久しく見ていないハサミでキップの片隅を切りました(^^)

さらに驚くべきことに、、、大きな篭の付いた三輪車が電車の中にあるので、ど~なってるの?と思っていましたが、上毛電鉄はなんと自転車の持ち込みが可能なのでした。「自転車は後部車両へ」とドアに貼り紙が!! 新里駅も階段をつぶしてホームまでスロープになっていたのは、バリアフリーではなく自転車のためだったようです。

上毛電鉄起点の西桐生駅舎は、昭和3年の建設以来ほとんど手を加えていないそうです。17世紀仏風マンサード屋根で、当時としては超モダンな駅舎だったのかもしれません。これを見るつもりでいましたが、帰りが遅くなってしまうので、また別の機会にしました。

2 件のコメント:

  1. >キップを購入したら昔懐かしき分厚い紙製で、これまた久しく見ていないハサミでキップの片隅を切りました(^^)

    おお Oh-。こういう記事が大好きです^^
    雨が強く降り出したので自宅に籠もっているのですけど、まちがっていたかなぁ。
    .

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  2. 厚紙の切符、懐かしいなぁ。子供用が真ん中に赤い字で小って書いてあった奴ですね(^^)
    駅員が手持ち無沙汰に挟みをカチカチやってた光景を思い出しました。時間の止まった街。題材にすれば、おもしろい小説が書けそうですね。

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