2010年9月1日水曜日

徳孤ならず必ず鄰ありちゃりんこりん



群馬県桐生市へ行きました。桐生天満宮にある末社春日社社殿が室町時代後期(桃山時代)に建てられたものだということなので、これを見にゆくことにしました。

先週は、三日月村へ行くのに東武鉄道・桐生線薮塚駅で下車しましたが、今日はもうひとつ先の新桐生駅で降りました。電車に乗っているのは、9割以上高校生でした。ほとんどの生徒が駅前から自転車通学となるようで、みんなとっても速く走っていると思ったら、、、渡良瀬川の方向に向かって長い下り坂になっていました。駅へと戻るのは登り坂となるので疲れそうです。

桐生へは、平成一桁の頃に2、3度コンサートを観にでかけたりしていますが、街中を歩くのは今回が初めてでした。

駅にあった「わたらせ鉄道の旅」というチラシに載っていたちっちゃな”桐生マップ”だけが持参した地図だったのですが、、、歩いてみると、ど~にも距離感がへんてこりんなので、よくよく見直したら駅前から真っ直ぐ続く道路の途中に「省略」を意味する波線が記載されていました(^^;)

蔵がいっぱい残っています。享保2年(1717)に近江商人が酒・醤油・味噌などの醸造業をはじめたところが、「有鄰館」(旧・矢野蔵群)という名前で多目的なイベント会場となっていました。広さの割には格安の利用料だそうです。

一番奥のビール蔵だったところは、「からくり人形芝居館」となっています。毎月第1土曜日にボランティアによるからくり人形芝居が無料で行われているとのことです。平日は開いていませんが、今日は片付け仕事があったみたいで人がいたので、中に入れてもらえました。人形は、ずいぶんと小さいものでした。9月4日の土曜日には、1回目が午前10時30分から、午後3時30分からの5回目まで「助六由縁江戸櫻」「曾我兄弟夜討ち」「巌流島」などの演目が観られるとのことです(^^)

イベントに使用されていない蔵は、中に入れます。それとちょうど今日から市内見物用のアシスト付き自転車10台の無料貸し出しが始まるので、実績をつくらないといけないので借りてくれないかと言われましたが、歩いて天満宮へと向かうことにしました。新桐生駅に着く頃までは、薄雲りの天気だったのですが、晴れて日差しが強くなってきてしまいました、、。

2 件のコメント:

  1. 昔はじぇんじぇん関心のなかった人形浄瑠璃とかからくり人形とか・・・・なんてすごいんだ!って感嘆するようになりました。昔はあまり読むことのなかった小説・・・おとといは100頁余りの文庫本『ジーキル博士とハイド氏』を見つけ なんて面白い本!だったのかあきれています。
    それにしても『徳孤ならず必ず鄰ありちゃりんこりん』の漢字が読めず笑えません^^ 稀な表題ばかりなものだから、今回もこの表題でググッてみたら・・・やっぱりヒットしました^^

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  2. この前行ったとき、有鄰館の自転車借りたけど、アシストなんてついてなかったような・・・
    のんびりとした街でした。

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