2012年10月20日土曜日

おいらはドラマー、おいらんはドラマ?!


江戸情緒の残る街として有名なのは、千葉県香取市(佐原)、埼玉県川越市、栃木県栃木市あたりでしょうか、、、川越は今日と明日が「川越まつり」です。
今日は午後から栃木市へと行きました。10月13日から明日21日まで「歌麿まつり」としていろいろなイベントが行われています。チラシの裏側に載っているだけで15イベントあります。
まずは「とちぎ一箱古本市 in 歌麿まつり」を覘いてみましたが、もしかすると初めての古本市なのかいまひとつ足りていないという感じがしてしまいました。
昨年は、「とちぎ蔵の街美術館」主催で「おいらん道中」が行われましたが、今年は「歌麿まつり実行委員会」主催になり「歌麿道中」として出演者募集されていました。
栃木市観光協会のHPには、”「歌麿道中」(栃木ゆかりの歌麿、通用亭徳成、蔦屋重三郎が加わったおいらん道中)は、歌麿が江戸から舟で栃木にやってくる「歌麿船乗り込み」の第一部と、歌麿が描いた世界を再現する「おいらん道中」の第二部に分かれて行います。おいらん(花魁)は、江戸時代の最も位の高い遊女で、当時のファッションリーダーであり、多くの教養を身に付けた人でもありました。そして「おいらん道中」とは、おいらんが遊廓の揚屋やお茶屋に馴染み客を迎えに行くその道中や特定の日に美しく着飾って練り歩いたことを言います。栃木市内で発見された喜多川歌麿の肉筆画「女達磨図」に描かれている女性が遊女であること、また同市内で制作されたという大作「雪月花」三幅のうちの「花」においらん達が描かれていることから企画されたこのイベントでは、ご興味を持っていただいた方に、出演者を募集します。”とありました。
歌麿が栃木で描いたのが春画であったらお祭りイベントにはならなかったかもしれませんね(笑)。
午後2時から巴波川幸来橋付近で「巴波川水上絵巻 歌麿船乗り込み」、午後4時からとちぎ蔵の街美術館前で「歌麿まつり 歌麿道中」と題して行われました。花魁役は去年とは違う子でしたが、肩持ち役は同じ男性でした。

(下掲のスライドショーは、昨年11月12日に行われた分です。)


2 件のコメント:

  1. 美しき女こそ花。きれいなもんには率直に脱帽します。

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  2. 大名が屋敷に花魁を呼んだときは、かなりの高い地位相当として扱ったと、物の本で読んだ事があります。

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