2012年10月13日土曜日

三度の飯よりサンド一致



「那須岳」は、茶臼岳(1915m)、朝日岳(1896m)、三本槍岳(1917m)などの総称である場合と茶臼岳だけの別称とされている場合があるみたいです。
茶臼岳は、遭遇するまで知りませんでしたが登山道のすぐ脇からも蒸気や火山ガスが噴出している活火山でした。硫黄の臭いがするとお腹が空いた気がするのは、温泉卵的パブロフの犬状態ということでしょうか???
ロープウェイに乗ると数分で茶臼岳の九合目に行けるそうです。ロープウェイ山麓駅前から歩き始めて一時間半もかからずに山頂付近まで行けました。噴火口のまわりを一周できるようでした。鳥居と祠がありました。その近くの枯れ木に寒暖計が付いてました。気温は三度に満たないくらいでした。しかも平地では台風が直撃している最中でもこんな風は吹きそうもないというくらい強い風が絶え間なく吹いていました。細かい砂が目や耳にいっぱい入ってしまった感じがしてました。このまま風に体温を奪われ続けると身動きできなくなりそうでした。
前衛芸術家が彫り込んだような大きな岩陰で休むことにしました。風は回り込んで来ますが、そこだけ伸びた芝生のような草が地を這うように生えていて座り心地の良い座蒲団のようになってくれました。
体温を維持するためにコンビニで買ったオニギリを食べようとしました。オニギリを包んでいるセロファンは外すことができましたが、悴んだ指ではペットボトルのキャップを回すことができなくなってました。手の甲は、赤黒く変色してしまいました。
食事の後、バッグに入っていた革手袋をして、見栄えは最悪ですが百均で買ったレインコートを着ました。これで再び歩き始めるとすぐに強風に負けない体力が戻って来るのが実感できました。
ロープウェイで上ったら朝日岳のほうへも行くつもりでいましたが、茶臼岳を登ってきた道とは反対側の紅葉した木々の方へ降りてみることにしました。



1 件のコメント:

  1. >一時間半もかからずに山頂
    いい山ですねぇ(^^)私向きだ。山に登る人に教えてもらったのですが、新聞紙がいい断熱になるそうで、手足に巻きつけて着込むと効果があるそうです。あ、これは寝る時の話なんだけどね(^^;

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