2012年9月4日火曜日

水風信子


大海中の詩の真珠
浮藻の底にさぐらむと、
風信草の花かほる
吾家の岸をとめて漕ぐ
海幸舟の真帆の如
いのちの小舟かろやかに、
愛の帆章額に彫り、
鳴る青潮に乗り出でぬ。
   (石川啄木『あこがれ』より抜粋)


今年は、先月の後半くらいから毎日のようにホテイアオイが花を咲かせています。ハスの花が咲くようにとあげた肥料が効いているようです。アサガオと一緒(?)で一日花なのか朝咲いて、夕方には凋れてしまいます。
あまり寒さには強くないようなので、冬はペットボトルの上の方を切り取ってホテイアオイ越冬容器にし窓辺に置いておくと元日に花が咲いたこともありました。
一株100円くらいで売られていますが、何年か前に川原から拾ってきたものがずっと命を繋いでいます。栄養状態とか環境でいろいろな形に変化するみたいです。
日本へやってきたのは幕末か明治になってかららしいので、元禄時代の殿様が鯉に餌をやっている池に浮いていてはダメです(笑)。


1 件のコメント:

  1. ホテイアオイって花が咲くんだ(・・)年中、緑の葉が浮いてるだけと思ってた。

    ・・・今日初めて知りました。ありがとう(^^;

    返信削除