2012年9月28日金曜日

龍頭は霧の中?





しらかばぁ~あおぞぉら♪と思わず歌い出してしまいそうな見晴らしの良い場所も通りました。日光の街中からはよく見えていた男体山は、微かに裾野が見えるほどに雲に隠されてしまってました。
雲竜渓谷へ行ったときと同じで午後1時になったら来た道を戻らねばなりません。撮れた生き物は、小鳥が一羽、バッタとクモだけでした。たくさん飛翔していたトンボは省略です。
後方から来た親爺に追い越されたところで昼食にしました。合計、三人に追い越され反対側から山を下りてきた二人とすれ違いました。
午後0時45分頃「八風」と書かれた視界の良い岩場に着きました。どんどんと霧が押し寄せてきていました。双眼鏡が設置されていた「稲荷川展望台日向砂防ダム」から見えた工事現場が霧に包まれていました。かなり遠くです。
岩に丸(○)や矢印(←→)がペイントされていて通るべきところが分るようになってました。進むほど霧で視界が悪くなってゆきます。
午後1時になってしまいました。引き返すべき時刻ですが、もう少しだけ先に行ってみることにしました。3分後に今日の到達目標地点であった遥拝石(黒岩)まで行けました。標高は、1913mです。雲竜渓谷から見上げた絶壁の上あたりになるはずです。沢音が聞こえます。霧がでていなければ雲竜渓谷を見下ろしたり、雲龍瀑のある稲荷川対岸の崖が見えるはずです。
ここから女峰山頂(2483m)まではまだあと2時間余かかるようです。地図上では、雲竜渓谷とあまり変わらない距離なので同じくらいの時間で戻れるかと思っていたら大間違いでした。雲竜渓谷からは、無駄に長いつづら折りのアスファルト舗装された林道ですが、こちらはそこより約600m高いところから笹に覆われて足元も見えないところを歩かねばなりません。
「殺生禁断境石」のあるところまで戻ったのが午後4時前で薄暗くなってきていました。もう足が痛くて歩く速度が落ちる一方でした。午後4時45分くらいに神橋のバス停に着きました。すぐにバスが来てくれれば16:59発の浅草行きに間に合うはずでしたが、バスが東武日光駅前に着いたのは、17時3分くらいでした。駅の売店でアンパンをひとつ買って食べました。休憩を除くと8時間くらい歩いたことになります。「疲れ杉」になりました(笑)。




1 件のコメント:

  1. 最近の姫の画像は、高原、散歩と言うより。高山、登坂といった景色になって来ましたね。おそらく井出達も少しずつ変っているのではないかと思います。

    お疲れ様でした。ゆっくり休んでね(^^)

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