2012年9月19日水曜日

竜頭ダビング

 彼岸の入りとなった今日は朝から時折激しい雨の降る大荒れの天気とあいなりました。
先日、日光の砂防堰堤群ハイキングコースを途中まで歩きましたが、その上流には「雲龍瀑」という滝があって寒い時期には大氷壁になるのだそうです。地図で見るとだいぶ山奥で「道」がないところを通らないと行けないようでした。とりあえず山が雪に埋もれてしまう前に距離感だけでも掴んでおこうと昨日、下見に行ってみることにしました。
日光市内の民家の庭に彼岸花が咲いていました。東京や埼玉よりは、きちんと季節が推移しているようです。
白糸の滝のある瀧尾神社の前を通過したのが午前9時頃でした。
前回は、近くまで行かなかった大正12年竣工「稲荷川第10砂防堰堤」を見ておきました。「登録有形文化財」のプレートが付いてました。「第09-0058号」となってました。
このすぐ上流に名前もそのまんま「稲荷川第10上流砂防堰堤」(平成20年)があります。橋のようになっていて対岸(81m先)へ行けるようになってます。この辺りの標高は、954m程です。ハイキングコースはここから対岸へ渡るルート設定のようなのですが、崖崩れ(河原から撮った写真あり)で「通行止」になっていました。前回は、ここから対岸へ渡って「見晴台」のほうへと登りました。
少し引き返すと一般車両が入らないようにゲートのある舗装道があるのですが、一旦河原に降りて上流へと歩きました。すぐに水流に阻まれて進めないので斜面を這い上がると所々にシカかなにかの骨が落ちているとても細い道(?)らしきものがありました。それも途切れもう引き返すしかないかと思った時に何メートルか上を車が走って行く音が聞こえてきました。急な崖を這い上がると舗装道にでました。
しばらく歩くと「稲荷川展望台日向砂防ダム」という看板がでていました。双眼鏡があって工事をしているところが見られるようになっていました。まだ午前11時前で少し早いけどベンチとテーブルがあるのでここで昼食にしました。








1 件のコメント:

  1. 砂防ダム、土砂災害防止の設備との事ですが、プロが見たら、この川はここに幾つ、このタイプが必要って分かる。そんな世界なんだろうなと思います。このように一般に知られる機会の少ない、地道な仕事ってまだまだ一杯あるだろうな。

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