2012年9月13日木曜日

国会図書館がエロい!?


国立国会図書館デジタル化資料の”アクセス数ランキング”堂々の第一位は昭和5年に刊行された酒井潔・著『エロエロ草紙』(竹酔書房)だということを松沢呉一によるツイッター発言で知りました。エロいトレンドは、この松沢呉一雨宮まみを押さえておけばOKだと思っています。
”著名人呼び捨ての慣習”みたいなものがあるということを教えてくれたのも松沢呉一でした。2010年5月31日でなくなってしまった風俗求人情報誌ティンクルのSNSでのことだったと思います。なんだかそれを知って格段にブログが書きやすくなった気がしました。
『江戸を歩く』に続いて田中優子・著『張形と江戸をんな』(洋泉社)を日光への往き帰りの電車で読みました。春画の図版が殆どのページに出てくるので、混み合った通勤電車の中で読むのは不向きです(笑)。
女性の性欲を認めないという西欧近代の規範や常識が明治以降の日本に広まり、女性は性にまるで興味がないかのように振る舞うことが要求されるようになったが「ひとりあんま(自慰)はよく心をなぐさめ血気をめぐらす」から健康に良いと江戸時代には考えられていたそうです。春画に描かれた張形から日本人の性意識の変遷を読むという内容の本でした。
ちくま文庫の『春画のからくり』も一緒に買いましたがまだ読んでいません。
肥後随喜に勝るような現代の張形はあるのでしょうか???


1 件のコメント:

  1. ものの本を読むと、なかなか好き者の国だったようです。江戸には大人のおもちゃ屋があり、女性のあそこに仕込む鈴のおもちゃが夫婦を円満にするとかで、江戸の土産として良く売れたそうです(笑)。そそ、店主は女性が多かったとか、どこまで本当かは知りませんが(^^;

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