2012年8月8日水曜日

TOKYO 霊都 it be.




だいぶ前に一通り目を通した『伝説探訪東京妖怪地図』(祥伝社文庫)を今日のお散歩の参考になるかとバッグに入れて出掛けました。この本の著者、、「荒俣宏」にしてはなんでこんなつまらない内容になったのかとずっと不思議でした。先ほど荒俣宏は単なる「監修」者であることに気付きました(^^;)
今年は見に行くのをやめておこうかと思っていた谷中・全生庵の「幽霊画」でしたが、なんだか少し涼しい朝の風に誘われて(?)、JR日暮里駅へと向かってました。
全生庵には、午前10時ちょうどに到着しました。幽霊画の公開は、10時からはじまるのですが、先に圓朝と山岡鐵舟の墓に手を合わせておくことにしました。これにより幽霊画展への入場は、二人組のおばちゃんに先を越されました。そのすぐ後にマイクロバスでやってきた団体も入って来て、なんだかとても賑わってしまいました。バスのフロントガラスには”鬼平犯科帳を歩く「上野・谷中」”と掲示してありました。
幽霊画は、38幅展示されていました。やはり全部が一度に公開されているようではないみたいです。でも飾られる位置・順番が違うだけで毎年ほとんど同じ絵ばかりのような気もします。
30分程でみんな帰ってしまいました。この後の予定は特に決めていませんでした。団子坂を上りはじめたところで、水曜日と土曜日に公開されている「旧安田楠雄邸」が近いことを思い出して入ることにしました。大正7(1918)年に「豊島園」の創始者・藤田氏によって建てられた和風邸宅です。
前に来た時は、案内解説を断って勝手に邸内を見て回ることができましたが、今はそんなことはできないみたいな感じになっていました。
全生庵の幽霊画展も旧安田楠雄邸も500円です。



1 件のコメント:

  1. 谷中、去年行きました。女性の誘いだったので、猫のいるカフェとかへ連れてかれましたが、鬼平の舞台とは気付きませんでした。兎忠のいろは茶屋くらいしか思いつかないので、いろいろあるコースのうちの一つなのでしょう。

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