2012年8月23日木曜日

蝉死暮れ




近所にある小さな公園は、なぜか今年は異様なくらい蝉の鳴き声がしていません。今年の環境ではなく数年前の影響なのでしょうか???

桐生市にある「ぐんま昆虫の森」では、もうオスのカブトムシの姿はなく樹液を吸っているのはメスだけになっていました。その数も多くありません。
オオムラサキも羽根がぼろぼろになって生き残っているのはメスのほうが多いようでした。先ほどまでメスの後ろから交尾をするタイミングを狙っていたオスが急に地面に落ちてきて、ほとんど動かなくなりました。すぐにアリなどが集まってきました。
事情は分かりませんが、地面で蠢くようにしているアブラゼミをみつけました。よく見ると2匹いて交尾中でした。写真を撮っていたら子供を連れた母親が「なにかいるのですか?」と近付いてきました。「セミです」と答えてわたしはその場を離れました。交尾中なのは明らかなので母親は少し離れた場所にいる子供を呼び寄せるべきか迷ったみたいでした。
その母子がどうしたかは見ていませんでしたが、立ち去ったあとで交尾中のセミをみるとつながったまま動かないでいました。メスのほうだけ微かに足が動いていましたがもうそのまま死んでしまうのは確実です。
昆虫の世界では、もう夏は終わっているようでした、、。



2 件のコメント:

  1. 1cmのマクロ接写か、いいですねぇ(^^)今のカメラは凄いなと思います。ピントもジャスト。深度も結構あるようですね。

    こちらも蝉が少なくなってきました。夜もクーラー消す日がある。季節が変わってきてますね。9月は残暑で10月は冷え込むとか、気温の高いところでは37度なんて、私の子供の頃では考えられません。やppり氷河期が来るのかな(^^;

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  2. 一説では、いまはまだ「氷河期」なのだそうです。地球上から全ての「氷河」がなくなるまでは氷河期なのだそうですよ!!

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