2012年3月25日日曜日

まんさくまんかいまみむめも




鳥居はあるけど神社らしき建物がないので変だと思ったら、、その先に北関東自動車道の建設でどうやら参道が破壊されてしまったらしい熊野神社がありました。隣りに長さ1030mと表示されている「塩坂峠トンネル」出入口が見えます。
ここにスギの木がソネ(イヌシデ)の木を地上3mくらいまで包み込んで「だっこ」をしているように見える「熊野神社のだっこ杉」がありました。樹齢300年だそうです。山道に入ります。
「塩坂峠」の名前は、”どこでも弘法大師”伝説のひとつのようです。諸国を行脚していた弘法大師がこの峠に来た時、咽喉が渇いたので「水はないか」と供の者に探させたそうです。供の者が窪地に湧いている水を見つけ、弘法大師が飲んだら塩辛かったので窪地を「塩の井戸」、坂道を「塩坂」と名付けたとのことです。説明板には、「早春には、この小さな井戸のまわりに群生するマンサクが、愛らしい黄色の花を一斉に咲かせます。」と書いてありましたが「早春いつだぁ~!!マンサクどこだぁ~!!」と叫びたくなるほど落葉したままの木々しかありませんでした。
ここに井戸を掘ったような形跡はなく、わざわざ井戸であるかのように石組みしただけに見えました。こんな人通りも少ない山の中に税金の無駄遣い(?)ができる時代は再び日本にやってくるのでしょうか???
結局、マンサクの花は出直さないと見られないのかと思ったら、峠を下って平地まで降りて来たところについ最近苗木を植えましたみたいな感じで花が咲いていました。マンサクを漢字で書くと「満作」でフクジュソウと同様に早春の縁起の良い名前なのかもしれませんけど花の姿は「愛らしい」と言うよりも不気味な感じがしました(^^;)
峠を越えて降りた側は、北関東自動車道ができたことで従来「関東ふれあいの道」であったところが分断されて、あやうく道標を見失うところでした。




3 件のコメント:

  1. こんどこそ時刻を合わせましたね。フォトがみんな活き活きしていますね(^^)

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  2. とーしもまんねんほーさくでー♫
    マンサクと聞いて口遊んでしまうけど・・・
    こんなみすぼらしい花とは・・とほほ・・・

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  3. いつも時刻を合わせる云々の意味がよく分からないのですが、、、自分のパソコンの設定時刻はなんら書き込みには反映されません。

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