2012年3月25日日曜日

碧き水底と白い蛇






ここに祀られているのは、「宇賀神」と「弁財天」とが習合した”人頭蛇身”の仏教神(天)なので、お参りに「柏手」の有り無しを迷ってしまいます。栃木県は「宇賀神」姓の人が多くいる地域のようです。
白蛇は「アオダイショウ」のアルビノらしいのですが、マムシなどにアルビノは生じないのでしょうか???
環境省・栃木県による説明看板には、、”出流原弁財天は、藤原秀郷が勧請したといわれるもので、三層楼の舞台造りの弁天堂に祭られております。堂の裏側には風穴があり、四季を通じて冷風が感じられます。裏山の頂上からは南東方向に佐野市街を望むことができます。また出流原弁天池(県指定天然記念物)は、地下水が古生層石灰岩の亀裂から湧きだしてできたもので、周囲138mの丸い池です。地底には地下洞窟の存在することも暗示しており、名水百選に選ばれています。”と書かれています。
「舞台造り」は「懸造(かげづくり)」とも言い京都の清水寺が一番有名かもしれません。通常、釘は一本も使わないようです。狭い急な階段で楼の上まで行けました。誰もいなくて独占状態でした(^^)
池には鯉がいっぱい泳いでいて、飲用の水汲みは赤見温泉旅館の「一乃館」前でできるように作られていました。
曇り空でやや暗かったせいもありますが、撮ってきた写真は「手ぶれ」続出でした。修理に出したカメラは、F1.8で、ここ半年ほどメインに使ってました。今回代用しているカメラは、同じメーカーでより値段は高いのですが、F3.5とだいぶ暗いレンズなのでした。いつもは歩きながら立ち止まらずに撮ってもあまり問題なく撮れていましたが、、。
ここから足利駅までは、約14キロ「関東ふれあいの道・マンサクの花咲くみち」です。午前9時20分、塩坂峠に向かって出発です。
ところで、一日に4本だけですが、佐野駅から佐野市営バス・さーのって号「名水赤見線」が利用できるようでした。駅から歩いて一時間で来られるというなんて情報はネットでみつけられませんでしたが、誰も歩いて来ないのでしょうかね?(笑)



1 件のコメント:

  1. こちらたとえ電車で行くにしても、家からだと非常に困難なルートで、おそらく車よりも時間がかかる事がわかりました。

    こちら方面の音楽団体と最近交流を持つ事になり、電車のルートも調べたりしています。

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