2012年3月18日日曜日

夕焼け小焼けはまだ遠い




前回、高尾山口から陣馬高原下バス停までの約19キロを歩いたのは昨年11月29日でした。まだ紅葉も見られて、道はぬかるんでいなくて今よりずっとハイキング日和だったと思えるのですが、歩いている人は多くありませんでした。今回は次から次へと反対方向から人が歩いて来ます。
「徐々に」なのか「段々と」なのか辺りに残雪が多くなってきました。”気をつけて歩いたので一度も転ばずに済みました”とブログに書けるだろうと思った瞬間に魔物に足を掬われて、階段のように作ってある丸太に背中の真ん中を強くぶつけて転びました。雪と氷の多い場所だったので、衣服はたいして汚れませんでした。転んだことが整体のような効果があったのか、憑き物が落ちたのか、なんだか身体が軽くなった感じがしました。
前回より5分早い午後0時5分に「明王峠(738.9m)」に着いたのでまたここで昼食にしました。青空の下で富士山を見ながらおにぎりを頬張るとなんか倖せな気分になれます(^^)
正午を過ぎて気温も少しは上昇してきたのか富士山は急速に姿が薄れてゆきました。午後1時に「陣馬山(857m)」に着きましたが、もう富士山はどこにあるのか分からなくなってました。
山頂からバス停までは約4.5キロありますが下りはじめたらどろんどろんの泥濘で常に滑りながら歩いている状態でした。このままずっと道が悪いと1時間後に出るバスには間に合わないように思えました。中年の白人親爺が泥を蹴飛ばしながら猛スピードで降りて来て追い越されました。その先で白人親爺が標識の日本語を解読(?)しているところで抜き返して間もなくヒノキ林に入って雪もぬかるみもなくなったので、しばらく山の中を走って下りました。その白人よりも10分以上早くバス停に着きました。
このバスは、JR高尾駅北口行きですが、対向車が来るとすれ違えなくなる道幅のところがあるので途中まで対向車が来ているかどうかを見て運転手に伝える人が乗車してます。
「夕焼小焼」という地名(?)のところを通ります。古そうなボンネット型バスが置いてある場所が見えました。いつか寄ってみたい感じのところです。



2 件のコメント:

  1. 何十年もバスに乗ったことがないので車内の写真が嬉しいです。泥濘は山田で経験してますが、白人に追い越されたのに10分も早くゴールした!(^^)! どんな速足なんだ?どんなに泥だらけになったのか? 私は負けず嫌いなので・・・「勝ったー!」と我がことのように嬉しくてたまりません!(^^)!

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  2. ボンネット型バスがまだ置いているあるとは?! それはタイムマシンじゃないですか(^^)

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