2012年3月13日火曜日

鹿のゐてなきむし山の峰のまどかさ




日光駅から10分ほど歩くと「鳴虫山登山口」です。日光では、駅から最も近くにあるハイキングコースかもしれません。便利そうなのに難点は、、駅から登山口までの間に案内看板が2、3回でていますが、ハイキングコースの中にはトイレが一ヶ所もありません。登山口から「並び地蔵」などがある「憾満が淵」までは、約8キロほど所要4時間くらいのコースです。円を描くように歩きます。
午前8時40分から山に入りました。地面にはうっすらと雪が積もっていました。細かい氷の粒みたいな雪でした。先行する足跡はなくて雪が降ってからまだ誰も歩いていないようでした。ヒノキの人工林のなかを歩きます。
登ってゆくにつれ積雪も多くなってきました。新たに空からは本格的に雪が降ってきました。
午前9時20分頃に「神主山(こうのすやま)」(842m)山頂に着きました。雪は降っていますが町並は見えていました。積雪は、10センチ以上ありそうでした。雪があっても”道端の残雪”程度だろうと思っていたので、濡れると重たくなって乾きにくいので登山には不向きと言われているジーンズとフードはなく防水仕様にはなっていないウィンドブレーカーという所謂”山を甘く見ている”服装で来てしまいました(^^;)
神主山からは尾根歩きです。進行方向の右側がクヌギやブナなどの落葉樹で左側が植林されたヒノキ林です。実は、スギだと思ってました。
ところどころ急坂があって、どうしても登れない!!と思ったら倒れ込んだ雪のなかに3メートルくらいのロープが埋もれていました。その先でも掴まれるロープがほしいくらいで、バンザイ俯伏せのまま滑落しました(T_T)
夏場ならば神主山から鳴虫山まで一時間程度で歩けるはずですが二時間半以上も歩いているのにまだ着きませんでした。一頭だけと思えるシカの足跡が続いていました。登山道から外れるとシカでも歩きにくいのかもしれません。



1 件のコメント:

  1. 「鹿のゐていまもなくてふ下野のなきむし山の峰のまどかさ」…さすがですね~泣き虫にかけて…(笑)

    でも、むずかしくて普通わからんでしょ?(笑)

    滑落なんて、よけい心配じゃないですか…><
    ほんとに…
    写真だけみたら、アイゼン必須ですよ@@

    返信削除