2012年3月7日水曜日

梅も咲く白亜の大森鹿鳴館



JR大森駅には、午前10時頃の到着でした。後に「文士村」と言われるようになった場所は都内にいくつかあるようですが、このあたりは大正の末から昭和初期に多くの作家が住んでいたので「馬込文士村」と呼ばれています。
今日は、その文士村歩きをするわけではなくて、とりあえず三島由紀夫邸の前を通って「大田区立池上梅園」へと行くことにしました。
時期は重ならないのかもしれませんが、「三島由紀夫」(1925-1970)と一番近いところに住んでいたのは「稲垣足穂」(1900-1977)でした。足穂の肖像は、和服姿の頑固爺みたいな写真しか見たことがありませんが、若い頃は大阪の代表的な「モダンボーイ」だったそうです。
途中に「大田区立郷土博物館」があったので寄りました。入場無料です。3階に馬込文士村関係の展示がありますが、ここだけ「写真撮影禁止」と掲示されていました。
『馬込文士村ガイドブック』(200円)と『馬込文士村散策マップ』(100円)を買っておきました。ガイドブックは、値段の割に読み応えのある内容です。地図は、無料で配布されている「しながわ大田観光マップ」のほうがずっと立派です。
「池上梅園」の半分くらいは、日本画家・伊東深水の自宅兼アトリエでした。入園料は、100円です。二年くらい前に来た時は、梅の花が終わっていました。今年は、どこの梅も開花が遅れたので、まだまだこれからという感じの咲き具合でした。爺婆がいっぱいで、ベンチなどは空いてないので昼食が食べられませんでした。
写真の梅は「座論梅(ざろんばい)」という名前です。一つの枝に対になって花が咲きその姿が中国の賢人が座論を交わしている姿に似ていることから命名されたそうです。


2 件のコメント:

  1. 記事とは関連しませんが、大森は幼稚園に通った地でもあります。
    都内近郊にはいろいろ今になって行って見たい所が
    あります。
    横浜に住んでた時もそうでしたが、そこに住んでた
    ときにでかけておけばよかった…
    って所ばかりが、今頃になって悔やまれます。

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  2. 車が壊れたので、昨日は夫婦で宅急便を出しにサイクリング(爆)。まだ梅の花がさかりでしたよ(^^)/

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