2012年2月9日木曜日

木の葉言の葉ちょうちょうはっし




前回は、昨年の9月30日に行ったきりになっていた群馬県桐生市にある「ぐんま昆虫の森」へと出掛けました。暖かい時は、いつも開園前に到着していることが多いのですが、今日は開園から20分後の午前9時50分に着きました。それでも園内に人影はなくて、もしかすると一番乗りです。
入園料は、400円(中学生以下は無料)ですが、また1500円也の年間パスポートを買いました。前回、平成22年10月に購入した時の「発行番号」からは、155増えた番号でした。来年の2月9日までなので、367日有効です。
チョウのいる温室は、年中同じような気温になっているはずなので、”旬”のチョウなどいないように思ってしまいますが「旬の情報」掲示は、「ツマベニチョウ」となっていました。実際には、多くいるようには思えませんでした。先日、多摩動物公園の昆虫園にたくさんいた「カバタテハ」と「タイワンキチョウ」は、どちらも一匹も見あたりませんでした。
アゲハチョウの仲間は、みんなとても小さくなっていました。春から夏にかけて育つものより小さくなるのかもしれません。
「コノハチョウ」は、去年の2月4日に来たときに見ただけのような気がするので、詳細に探してみましたが、なかなか見つかりませんでした。やっと羽根が一部欠損しているのと殆どボロボロの羽根になっているのを見つけました。
温室内は、ずっと独占貸し切り状態で誰も来ませんでした。写真は、コンビニで買っておいたおにぎりを野外で食べたあと、午後から再び探してみつけたコノハチョウで、全部同一個体です。羽根を閉じていると一枚の枯葉のように見えますが、緑の葉の上に羽根を広げたままであまり動かないチョウのようです。なので「擬態」ではないとする説もあるみたいです。また花の蜜は吸わないようです。
あまり驚かすと飛んで逃げてしまいますが、ちょっとびっくりさせると羽根を閉じて木の葉に化けるみたいでした(^^)





3 件のコメント:

  1. 蝶にはちょうっとも関心がないのですが!(^^)!
    トンボやセミなどより人間の役に立ってるんですね。
    太夫が関心のない分野ってどこですか?
    何を知らないのか?何が嫌いなのか?
    チョー関心があります!

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  2. 冬の温室は高温多湿、温室に入るといっぺんに眼鏡が曇ってしまいますよね。長く留まれるなんて信じられません!!
    一年を通して育てられる昆虫たち。市民のための科学的啓蒙なのだろうか。日本人が昆虫好きなことは間違えないようですね、ファーブルの『昆虫記』を一番よく読む国民は日本人みたいですね。フランス人はファーブルをあまり知らないらしいですね!!?

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  3. 高齢の蝶(爆)は大抵羽がぼろぼろでいかにも旬ではないですな。あれを見ると、やはり若さが一番、張りが合って元気が違うと思います。人間も結局同じだろうな(^^;

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