2012年2月6日月曜日

真壁タイムスリップあっかんべ



駅などに置いてあるチラシで2月4日から3月3日までつくばエクスプレス・つくば駅から旧真壁駅と筑波山神社、梅林入口を通る”真壁のひなまつり”バスが出ることを知り、詳細をネットで調べてみたら、、、JR水戸線・岩瀬駅からのバス(2月19日までの土・日のみと2月25日から3月3日までの毎日)もあるので、こちらを使って国の登録有形文化財が100以上もあるという「真壁」(現在は桜川市)に行ってみることにしました。
岩瀬駅には、午前9時24分到着です。駅前には、黄色いジャンパーを着たおばちゃん二人が待ち構えていました。マイクロバス2台が駐まってました。第一便は9時40分の出発です。片道500円で、雨引き観音の手ぬぐいがおまけに付いてきました。乗客は、わたしを含めてたったの4人でした。
旧真壁駅というのは、1987(昭和62)年に廃止された筑波鉄道筑波線の駅です。昨年の3月に路線バスも廃止されてしまいました。真壁は、江戸時代から明治、大正の頃まで、この辺りの文化・産業の中心地であったそうです。栄えた商家が建てた見世蔵・土蔵・門などは300をこえる数が今も残っているということです。でも佐原や川越や栃木のような「小江戸」の感じはあまりないように思えました。昔は、岩瀬地区から土浦の霞ヶ浦へと流れる「桜川」が重要な経路だったかと想像できますが、あまりそのことについては資料館のようなところでも解説していない様子でした。世阿弥の謡曲「桜川」にもなっている桜の名所ということも強調されてはいない感じでした。
この街には、タイムスリップ的なノスタルジーとは別物の良さがありそうです。
雛人形を飾っているお店、会社、一般民家などなどはリストに載っているだけで193ヶ所ありました。
たまたま最初に入った「大林院」というお寺では、甘酒を頂戴しました。とっても美味しい甘酒でした。なので酒醸造店で酒粕を買ってみたのですが、製造年月が「2011年1月」となっていました。間違えたのか、それで正しいのか謎です。
早朝は快晴でしたが、次第に雲が多くなって日差しが無い分だけ寒く感じられました。


2 件のコメント:

  1. メーカーは半年位って書いてあるけど、保存状態さえよければかなり長く持つようです。1年くらいなら大丈夫じゃないのかな。

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  2. フィールドワークとはかくあらんか(^-^)。時空を横断して歴史探訪!いいねっ!! ついでに訊ねちゃお、芭蕉と西行ではどちらが好きですか?!オイラの予想では西行と思います。

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