2012年1月7日土曜日

天狗が見ている死のカーブ


感電死するのは、42ボルトくらいからだそうです。「君のひとみは10000ボルト」という歌がありましたが、、、この瞳ひとつで238人くらい殺せそうです(笑)
日光いろは坂の「42(しに)番目・し(死)のカーブ」では、天狗が「交通安全」という立て札を持って大きな岩の上に座っています。この座像に目を奪われて運転を誤るドライバーはいないのでしょうか? 一番の急カーブは、44番「ひ」のカーブになるようです。江戸っ子は、「ひ」の発音が「し」になるので、特に気をつけましょう。
ところで、日光の二社一寺への入口でもある「神橋」の近くにある道路標示には、”(国道119)日光市街8Km”となっているので、日光市の市役所は合併した旧・今市市のほうになってしまっているということのようです。車ならたいした距離ではありませんが、どこかから日光へと歩いて向かっている時には注意しておかないと到着時刻が大きく違ってしまうことがあるかもしれません。
前々から気になっていて歩いてみようと思いながら思いとどまってしまうのは、芭蕉が「奥の細道」で日光から船生宿のほうへと向かった道です。盗賊を避けるために通常の街道を通っていないために今ではどの道だったのか不明瞭になっています。それはともかく、歩いた先に駅がないことが難点です。
四日間連続日帰り奥日光ふみふみツアーの行き帰りに読んでいたのは、白洲正子『西行』(新潮文庫)です。芭蕉の「奥の細道」が西行の足跡を辿るという一面があるのですが、西行の旧蹟はそのほとんどが京都府、和歌山県あたりになるので、なかなか行くことができません。吉野の桜を見てみたいものです。


1 件のコメント:

  1. 電圧は静電気でも1万ボルトくらい行くのもありますから。死ぬには電流値の入力も必要です(^^)あと通る場所もあるし。

    吉野の山の山桜。ソメイヨシノより色が濃くて綺麗だろうな。

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