2012年1月13日金曜日

アカルイマックラ滝


歩いてきた県道をそのまま引き返すのもつまらない気がしたので「大山2.5Km」という道標のあるところから登山道へ入りました。サルとシカの足跡しかない道を歩いてみると意外と雪が深くて大変でした。
「大山」は、標高1158mなので眼下に見えることになりますが、いつもどれが大山なのか分からないまま歩いています。一旦、霧降川まで急斜面を下ってから登ることになるので、さらに雪が深いと途中で進むも引き返すもできなくなりそうなので、手遅れにならないところから道路へと戻りました。
戊辰戦争の時に旧幕府軍が会津へと逃げたという道もハイキングコースになっていますが、それに至るにはやはり一度雪の斜面を下らなければなりません。
「日光霧降隠れ三滝」のうち「マックラ滝」だけ見に寄ることにしました。隠れ三滝のほうへと入る道の入口で、ちっちゃなモグラが外傷もなく死んでいました。その先の高原牧場へと続く道路上には巨大なイノシシが死んでいました。食べられてしまって内蔵はなくなっていました。腐敗臭ではなく動物園の熊のような匂いがしていました。
マックラ滝は、以前来た時とだいぶ景色が変わっていました。落葉樹が葉を落として見通しがよくなったというだけでなくオーバーフローした水が土石流のように木々を押し流してしまったようでした。滝を囲むような崖も新たな崩落が発生していました。なんだか「アカルイ滝」になっちゃってました。
死骸ばかりに遭遇してましたが、帰り道に左の方でガサッと音がしたと思ったら「藪から棒」という感じで羽根がとてもきれいなキジが飛び出してきました。



1 件のコメント:

  1. 凄い!このイノシシはなんで死んでるんですか?ぼたん鍋が食べたいなぁ。バブル崩壊以後食してません(^^;

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