2011年11月27日日曜日

花魁は熊手買う閑もなし酉の市





「三の酉まである年は火事が多い」というのは、統計的には嘘になるそうです。ネットで検索すると浅草・鷲神社に近い吉原に月に三回も行くなと女房が牽制したとする説がでてきます。逆に見れば、吉原にとっては熊手を買わなくても三の酉まである年は、千客万来・商売繁盛となったということでしょうか?

昨日は三の酉でした。今年は、一の酉の日に富岡八幡宮へ寄っただけなので地下鉄・三ノ輪駅で下車して鷲神社に行こうとしましたが、「待てよ、、熊手も買わないのに見に行くだけだと自分の幸運も他人の熊手に奪われないの?」という気がしてきました。なので吉原で知人が働いているお店に寄ってしまいお酉様には行きませんでした。仕事を替えて収入が激減したときに2年間ほどこのお店でアルバイトさせてもらって助かりました。

この店で働いている頃、吉原で「花魁道中」のイベントが企画されましたが、交通規制されることを嫌うソープランド業界の反対でイベントは中止になりました。花魁道中を見物に来る客とソープランドに来る客は別物だという判断もあったのでしょう。警察も他の行事と重なって人手を理由に協力できないという話になったようでした。それも業界の根回しがしっかりされていたということだと思えます。この時に花魁役をするはずだった子は、たぶん遠い目をして今頃はブログにでも書いているかもしれません(笑)

浅草辺りでの「おいらん道中」は、料亭などにより毎年四月の第二土曜日に「一葉桜まつり江戸吉原おいらん道中」が開催されているようです。









1 件のコメント:

  1. 苦労してた頃の思い出の町なんですね~

    自分の幸運も逃げてしまう…

    今は幸せなんですね^^
    よかった(笑)

    お姫様は笑顔がすごくかわいいですから。

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