2011年11月7日月曜日

撮影禁止です!!


「写真撮影できます」と入口に掲示している資料館や博物館がちらほら出現してきていますが、ほとんどは写真撮影ができません。主に「著作権」が禁止の理由のようですが、たとえば建物の中に展示してある彫刻は撮影できず、野外にあるものなら撮り放題というのはなぜなのでしょう? それに写真を撮ることが著作権の侵害になるわけではないようにも思えますが、たぶん禁止する側には強力な後ろ盾ってものがあるのかもしれません。
どうやら「博物館法」というものが関係しているようなのですが、読む気もしないので謎です(笑)
千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」は、その名称にかかわらず「博物館」ではなく分類上は「大学」なので展示物の写真は撮ることができます。例外は、企画展などでどこからか借りてきたものですが、これは前述の著作権からみかと思います。
旧江戸川乱歩邸の応接間前では、案内の兄ぃちゃんに「写真を撮ってもいいですか?」と先に訊いてしまいました。
そこから上野へと移動して、まず「台東区立下町風俗資料館」へと入りました。観覧料は、300円です。1階の展示は、ずっと長いこと展示物に変化がありません。写真撮影はできます。2階に展示してある資料と「特別展」は写真撮影ができません。
この2階では今、11月27日まで特別展「松竹歌劇の60年レビューの舞台とスターたち」開催中です。8ページカラー印刷のパンフレットが無料で置いてあるので、入手しておきましょう(^^)v
他に見物人もいないので上掲の写真を撮ったらちょうど死角から袢纏姿の親爺がでてきて「撮影禁止だ!!」と怒鳴られました(^^;)
次に都営9庭園のひとつである「旧岩崎邸庭園」へと行きました。明治29年にジョサイア・コンドルの設計で建てられた三菱・岩崎家の本邸です。入園料、400円です。
前回はいつ見に来たのか忘れてしまいましたが、、いつのまにやら「館内撮影禁止」になっていました。建物内で記念撮影をしていたおばちゃんたちが監視の親爺に「撮影禁止!!」と注意されてました。以前は撮影できた場所が撮影禁止になるというのは、どんなりっぱな理由が存在するのでしょう? 東京都が館内写真集でも売り出すことにしたのでしょうか、、。ジョサイア・コンドルが著作権料をくれと言い出したとか?(笑)
館内なので、、、写真(下)のような影も撮ってはいけないのでしょうね。

4 件のコメント:

  1. >館内なので、、、写真(下)のような影も撮ってはいけないのでしょうね。

    「撮影禁止だ!!」(小父さんはきっとそう叫びそうですね)

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  2. 下の写真を監視員に見せて、これも禁止か?!と絡んでみたい\(-o-)/ 面倒な爺さんになると、きっかけを狙います(^_^;)
    映画館でストロボつけて画面を撮る人が居なくなりましたね(^_^;) 土俵を狙って客席からストロボ焚いてる客は未だ居ます。 私はマグネシウムを焚いた世代なので、展示物を撮影禁止する意味もわかります。絵画などは光を浴びて色褪せるから禁止も仕方ないけど、ストロボ無しなら禁止してはいけないと思います。超弱視の人は肉眼で見えないから写真を撮って帰ってPC画面で観たいだろうと思います~~~
    下の写真は私が無断使用したら、著作権侵害になりますよね。

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  3. あとでクレームをつけられないように、とりあえず禁止、の手合いも多いかと思います。だめと言われても平気で撮る、隣りの国の人たちにもきちんと説明して欲しいものです。

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