2011年11月26日土曜日

虫けらは寺に逃げよ!!


石碑に刻まれた文字の大半は誰かが解説でも付けてくれないと読めません。高尾山の薬王院参道にあった石碑で、みょ~に印象に残ったのがシンプルに四文字だけの「殺生禁断」でした。『続日本紀』に載っているそうで「仏教の慈悲の精神から鳥獣の狩猟や殺生を禁じること」という意味らしいです。
「虫も殺さぬ男」という表現がありますが、殺生禁断の対象に「虫」も含まれるのでしょうか??? 小林一茶の句で「やれ打つな蠅が手をする足をする」が思い浮かびます。
それでも仏教の慈悲の心をもってしても植物の「生」は無視されているのかもしれません。それを考慮したら「護摩焚き」ができません(笑)
高幡不動尊でなにやらぶんぶん音がしていると思ったら江戸時代初期に建てられたという「五部権現社」に大きな蜂の巣ができていました。スズメバチの巣とは形状が違うので、ミツバチの巣なのかもしれません。だいぶ大きいので偉い坊主も気付いていても「殺生」しないということですかね???

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