2011年11月20日日曜日

火宅の人が愛した庭


先週は都内から栃木市へ、今日は足利市へと行きました。昨夕から夜半過ぎまでは、まるで台風が通過しているような天気でした。屋根もあり傘も差していてバスを待つ間に横殴りの雨でびしょ濡れになってしまいました(^^;)
足利市は、昨日と今日が「市制90周年記念事業・足利の文化財一斉公開2011」です。お台場から3時間以上かかって、東武伊勢崎線・足利市駅には、午後0時30分の到着でした。
パンフレットの文化財の公開場所一覧には、57ヶ所があがっています。今回は、足利市の北部・月谷町にある旅館「厳華園(がんかえん)」を見に行くことにしました。「平成16年に主屋、蔵、大門など7棟が歴史的建造物として国の有形文化財に登録」となっています。
足利市駅からは、歩いて一時間ほどかかりました。これまでに三、四回くらい門のところまで行って中を覗き込んだことがあるのですが、食事も宿泊もしないのに敷地内に入るのはなんだか気が引けてました。
巌華園のHPには、”旅荘巖華園として一般に開放されて以来、作家檀一雄、坂口安吾、武田泰淳、尾崎士郎、山本健吉の諸先生を始め、洋画家岡本太郎先生、俳優森繁久弥氏他多数の政界、 財界、文化人の去来をみたのである。”と書かれています。
今日は、何組かの団体客が食事や宴会をしていたようで、玄関前に「旅館営業の都合により、現在、建物内部の見学はご遠慮いただいております」と掲示されていました。建物だけでなく庭園は「国登録記念物」との旨も書かれてました。
撮った写真には、、「庭園の斜面は大変危険ですので、お入りにならないようお願い申し上げます」とも書かれていましたが、それは読まずに斜面を登っちゃいました(^^;)
モミジの紅葉がきれいでした(^^)
無料なので「足利学校」と「足利市立美術館」に寄りました。

2 件のコメント:

  1. やっぱりねぇ、びしょ濡れになっちまったのですね。。。それにしても豪華な人たちですね。 このたたずまいなら 団鬼六氏も立ち寄っていたと思うなあ^^v

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  2. いい建物ですねぇ。此処にたって国の明日を憂いたら、もう少し政治も変わったビジョンで見られるようになるのかも。

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