2011年11月19日土曜日

そして陰りゆく山際


中津川のバス停に着いたのは、午前10時41分でした。帰りのバスは、11:20発、14:20発、16:10発の3本しかありません。一緒に到着した老夫婦は、11:20発のバスに乗ってしまいました。
「龍神水」という湧水がの処まで行ってみました。”生水のため飲用する際は煮沸してください。”という貼り紙ひとつで飲むことができなくなりました(^^;) キャンプ用具などを持ち歩いている人ならば、この水でコーヒーなんかを飲んでみるのかもしれません、、。
鍾乳洞を見て道路まで戻ってきたのは、午後1時20分頃で約50分の道草となりました。そろそろ昼食にしたいところでしたが、手のひらは石灰で灰色に染まっていました。手を洗いたくてもこの辺りは、谷が深くて水際まで降りられそうな場所がありません。
バスが後方からやってくるまで残り1時間ですが、バス停の間隔は1時間では歩けないようなところもあるので、通過しそうな時刻が近付いたら見通しの良さそうなところでバスを待つことにしました。「仏石山トンネル」より先はトンネルを迂回する遊歩道もありませんでした。
13時50分、「中双里」というバス停で中津川へ向かうバスが来たので、これかが引き返してきたら乗らねばなりません。中年の夫婦がバスを降りて歩き始めました。やはり戻りのバスが来るまで歩くつもりのようでした。
14時5分には「ヤトウロクの渓流」、10分に「市子岩の奇縁」という観光名所看板のあるところを通過です。「大滑トンネル」の手前には除雪車がありました。14時15分に「永世戸山の紅葉」の看板がある大滑バス停です。乗るべきバスは39分の通過予定なので、ここで待とうかと思いましたが高速歩行の中年夫婦につられて、先へと歩いてしまいました。「雷電三高山トンネル」入口には「風景似桃源」と嘘(?!)表示もありました(笑)
中年夫婦は、その次のトンネルに入って行きましたが、手前で待つことにしました。バックの中からウエットティシューがでてきたので、やっとオニギリを食べることができました。
14時40分、走ってきたバスに向かって手を挙げて止まってもらいました。誰も乗車していませんでした。トンネルの先では、中年夫婦が手を挙げてました。遠くから爺さんがあわてて走って来てました。
もし日が陰っていなければ、朝バスに乗車したところで降りるつもりでしたが、もうとっくに日陰となっていました。

2 件のコメント:

  1. トンネル通過のフォット: きれいですね^^ バスのドライバーに、男だったら『近寄るな。近寄るな』と怪訝な顔をされかねませんよね。『お客様は座席にて景色をご鑑賞ください』と言われかねませんよね。

    姫は美人だし、女はとくだね^^

    (^-^)

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  2. 手を上げたら留まるんだ。それも凄いですね(^^)私の最初の英会話の教師はカナダ人で、彼の故郷は合計で20軒も家がない小さな村です。唯一の交通機関は列車。そ、フラッグストップ。あれが当たり前だったそうです。今はスッチーと結婚して日本に・・・永住するつもりだろうな、10分も待てば次の電車が来るからな。

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