2011年11月18日金曜日

天上のピンクと灰色洞


中津川行きのバスは、途中まで国道140号を走ります。「雁坂トンネル有料道路」を通って「甲府74Km」となっていました。自分の住んでいるところよりも甲府の方が近いんだぁ~!!と思いました。「彩甲斐街道」という名前が付けられていました。たぶん「再会」の駄洒落ではないかと思いますが、国道なのでやっぱり国土交通省の役人が命名したのでしょうか?むしろ「玉梨街道」のほうがインパクトあるのでは?(笑)
国道140号から分岐した道は、ガードレールに100m毎に国道140号までの距離が表示されていました。
トンネルは後から造られたのか、、トンネルがあるにもかかわらず蛇行する川に沿って道がありました。そこへは、車が入れないように障害物を置いて「遊歩道」にしてありました。鋪装もされていて、幅も広いのでかつては車道であったと思われます。紅葉がきれいな場所では、この遊歩道の入口までを駐車スペースにして車を駐めて写真を撮っている人がいっぱいいました。と、言うよりは1台が駐めると次々に車がやってきて、ついには路上駐車になりますが、一段落して駐まっている車がいなくなると素通りしてしまう車が多くなります。不思議なものです。
危うく見落としてしまうくらい地味な看板でしたが「荒川源流のむら・大滝 仏石山鍾乳洞入口 600m 30分」と書かれていました。往復と見物で一時間以上かかってしまいますが「次回」なんてものは無いかもしれないので行ってみることにしました。ほぼ垂直になっている鉄階段で始まって、植林された杉林の間の急坂を行くので、途中でやめたくなりました(^^;)
20分くらい歩くと縄文人が住んでいたという洞窟と同じようなものが見えました。たぶん案内看板の「30分」は往復の所要時間だったようです。
よく見ないと「洞窟」と「鍾乳洞」の違いが分からない感じでした。きっと縄文人は、湿気の多い鍾乳洞には住む気がしなかったのでしょう(笑)
三点支持のロッククライミング風に登って奥の方へ入ってみました。真っ暗なので、どこまであるのかは確認しませんでした。「入るな!!」と書いてありませんでしたが、たぶん入る人はめったにいないのかもしれません。途中の道も危ない場所の手摺りなどが古くなって壊れていて、子供や老人は通らないほうがよさそうでした。
写真(上)のモミジは、肉眼ではもっと淡いようなピンクに見えて、まるで花桃が咲いているかのようでした(^^)

4 件のコメント:

  1. 地図って不思議ですよね。昔は精確な地図は軍事的な機密だったことがよくわかるなあ。っというのは、姫に教えられて去年(2010)は風布を訪ねた。その時は国道140号を走りました。今日は、この国道を走り続けて峠を越えると甲府に抜けられることを教えられました。秩父と甲府の結びつきが分かる大発見!! 盆地の中の孤立した町にみえても四方に街道は伸びているものなんですね。 地図は凄い!! 嗚呼、なんという灯台もと暗しなんでしょう!! オイラは純正あんぽんたんだあ。

    オイラもちくっと教えてあげるね^^ 紅葉に燃えたモミジを写すのは難しい。もうわかっていることと思いますが、背景の空の強い群青がカメラをだましてしまっているのですよね、被写体から強い反射光を受け取る立ち位置を見つけないとだいたい失敗しますよね^^;

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  2. おおっと、送信してしまった^^; モミジはきれいに撮れていると思うよ。美しいモミジですね^^v

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  3. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  4. 正式な路線名は、恐らく番号だけでしょうね。愛称と言うか通称は、地方整備局が命名権を持ってると思います。例えばトンネルは地方建設局の局長が決定してるようです。そう言えば命名権が売られて企業名の付いた道路が出来たそうですね。箱根ターンパイクは、某タイヤ企業名の名前。あはは、怖くて走れなくなっちゃった(爆)

    ・・・編集機能が欲しいなぁ(^^;

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